前回、無線LAN機能内蔵のSDカード「Eye-Fi X2」シリーズに搭載された「ダイレクトモード」機能について述べた。ダイレクトモードとは、デジカメ(Eye-Fi)とiPhoneやiPadとをワイヤレスでつなぎ、撮影した写真を送信する機能のこと。iPhoneやiPadを、写真ビューワーとして使えるようになる。記事では、iPadの大きな画面で撮影した写真を選別し、ストレージサービスの「Dropbox」へと転送することを提案した。個人的には、理にかなったデジカメ写真の管理方法だと思う。「快適だなぁ…」と思いながらしばらく使っていたのだが、気がかりなことがでてきた。それは写真を保存するクラウドサービスの容量だ。 Dropboxに写真を保存しようと思うと、無料で使えるのは2GBまで。有料サービスに切り替えても、最大100GBまでしか保存できない。写真は、クラウド上へアップロードしたら最後、削除する