タグ

2007年5月1日のブックマーク (9件)

  • 日本語のデザイン

    日本語のデザイン
  • book-read: 安田敏朗(2006)『「国語」の近代史 帝国日本と国語学者たち』中公新書(2006.12.20初版発行)

    BOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ 読んだ(主に新書や文庫などの一般書、例外あり)の個人的な感想を書いています 帯に「民族、伝統、国家と「国語」  明治維新後、国民統合の名の下に創られ、国策とともに歩んだ「国語」の100年」とある。    また、表表紙裏に次のような書かれている。  「明治維新後、日は近代的な統一国家を目指し、ことばの地域差・階層差を解消するため「国語」を創始する。「国語」は国民統合の名の下に方言を抑圧し、帝国日の膨張とともに植民地・占領地にも普及が図られていく。この「国語」を創り、国家の言語政策に深く関与したのが国語学者であった。仮名文字化、ローマ字化、伝統重視派、普及促進派などの論争を通し、国家とともに歩んだ「国語」と国語学者たちの戦前・戦後を追う。」    このの成立の事情・経緯について。  「私は、ほんの少し

  • book-read: 太田直子(2007)『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』光文社新書(2007.2.20初版発行)

    book-read BOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ 読んだ(主に新書や文庫などの一般書、例外あり)の個人的な感想を書いています 著者は、「一字や二字の増減で一喜一憂する」(111頁)映画の字幕翻訳を行う「字幕屋」。    「字幕」の翻訳としての特殊性(要約翻訳、)や苦労(無理解な人との苦闘?)が具体的に書かれていて面白い(具体的過ぎて、ここまで書いて大丈夫なのか?とも思うが)。      それだけでなく、現在の日語の状況に対する筆者の観察・見解は、さすが日語の一字一句に真剣に取り組んでいるだけあって、説得力があり、しかもそれを軽妙なタッチで書いており、とても興味深く読むことができる。  たとえば、  ・「日語に堪能な外国出身者」の日語の大きな問題点(=もっとも難しい部分)は、「性別や年齢や立場の違いを表す言葉の使い分け」特に「

    tinuyama
    tinuyama 2007/05/01
    引用:常用漢字表に忠実に従う限り「「わたし」を「私」とは書けない」(73頁)
  • 暴走する九鬼周造先生 - G★RDIAS

    私が真の哲学者に感じるのは、一種の「暴走感覚」だ。ニーチェの暴走感覚はまた格別だが、フロイトやフーコーにもそれを感じる。日では、なんと言っても九鬼周造だろう。私は、日の哲学者では彼にいちばん才能を感じるのだが、それは私が九鬼の暴走に惚れ込んでいるからにちがいない。 九鬼の代表作のひとつに『「いき」の構造』がある。 「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫) 作者: 九鬼周造出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/09/17メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 50回この商品を含むブログ (90件) を見る 九鬼は「いき(粋)」とは何かを哲学的に考察する。九鬼によれば「いき」とは、「媚態」というものが、武士道にもとづく「意気地」と、仏教にもとづく「諦め」によって、完成させられたものだ。九鬼曰く、「いき」とは「垢抜けして(諦)、張りのある(意気地)、色っぽさ(媚態)」である(29頁

    暴走する九鬼周造先生 - G★RDIAS
  • http://www.pionz.com/

  • #190 ピオンズは漢字の魅力を伝えるコミュニケーションツール - ジャン・ノエル・クラン さん(「ピオンズ」代表) | mammo.tv

    漢字と聞くと、覚えるのが面倒だとか、難しいという印象を持たれがちだ。日語の読み書きに欠かせない文字であるにもかかわらず、敬遠されがちの漢字。そんな中ジャン・ノエル・クランさんは漢字の魅力にとりつかれ、漢字を使ったゲーム「ピオンズ」を作り出した。どういう思いでゲームをつくったのだろうか。 漢字を使ったパズルゲームはありますが、ピオンズのように漢字の書かれた1080個の駒の表裏を使って二字以上の熟語を作り、得点数を競うといったゲームは見たことがありません。 一般的に日人の漢字に対する印象は「とっつきにくい」といったものがあります。そのため自国の文字でありながら漢字離れが着実に進んでいます。その対策として、というと大げさですが、あくまで遊びを前面に出して覚えるにはどうすればいいか。20年以上前にそう思って、真剣に取り組むようになったのは、5年くらい前です。 発想したのはずいぶん前なのですね。

  • 講義の技術

    女子大初体験(三宅秀道さん) 福耳さんの記事を受けて書いた文章ですが、実際には塾で中学生を教えている大学生向けの内容です。だから偉そうに書いているわけでありまして。適当に読み替えてください。 1. 気になったのが、みんな恥ずかしがり屋なんですね。教室の後ろの方から座るし、周囲の目を気にしてなにか聞いても答えようとしない。正解を答えられなくても、それをきっかけに「考えてみて」欲しいんだけどなあ。どうやって促そうか。 私の経験からいうと、こんな対策があります。 まず、「後ろの方の学生を優先して指名する。その比率は、前半分4に対して後ろ半分6である」と宣言し、実際そのようにすること。ポイントは「指名された者は学籍番号と名前を私に聞こえるようにいいなさい」と指示すること。学籍番号は絶対にメモすべき。名簿にチェックするのがお勧めです。 次に、生徒を指名する前には、全員に考える時間を与え、そして考えた

  • 福耳コラム -経営学ってなんでしょうの巻 「女子大で講義する余談の多い経営学 #1」

    自動的に移動しない場合はをクリックしてください。

  • 朝の読書の問題点: 本読みHPブログ

    そういえば、先日の4月23日は「子ども読書の日」でした。私の子どもの頃にはなかった「朝の読書」は現在、小学校1万5,464校(実施率69%)、中学校7,200校(同66%)、高校ですら1,730校(同34%)で行われているそうです。(朝の読書推進協議会のアンケート調査による) この「朝の読書」運動の効用について、「を読まなかった子が読書好きになった」「子どもたちの集中力が高まった」「落ち着きが出てきた」「語彙が豊かになった」「遅刻やいじめが少なくなった」「他人を思いやる気持ちが出てきた」「彼女ができた」「背が伸びた」「やせた」など、さまざまなメリットが報告されているといいますが、しかし、公の場でいいことしかいわれていないもの、というのは往々にして、当のところは決していいことばかりじゃなかったりします。 もちろん、メリットはメリットとして十分に評価することは必要です。しかし「朝の読書」に