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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (7)

  • iPadで始まる無線インターネット革命 : 池田信夫 blog

    2010年05月30日11:48 カテゴリIT iPadで始まる無線インターネット革命 iPadの発売に合わせて、各社から携帯用Wi-Fiモデムが出てきた。eモバイルのほか、NTTドコモのSIMカードで使えるものや日通信のSIMフリー機がある。iPhoneをもっている人は、iPadWi-Fiモデル(3Gモデルより1万円以上安い)を買ってこのWi-Fiモデムで両方に使えば、通信料金(パケット定額)が1人分ですみ、PCなどにも使える。 iPadWi-Fiにつながる場所ではそれを優先し、つながらない場所では3Gに切り替わるが、Wi-Fiの最高速度が54Mbpsなのに対して、3Gは7.2Mbps。大きな画像になると、通信速度の差ははっきり出る。今後、日でもIEEE802.11nの利用が許可されれば、最大600Mbps(実効速度100Mbps)が出る。 こうなると誰でも考えるのは、Wi-Fi

    iPadで始まる無線インターネット革命 : 池田信夫 blog
  • 使える経済書100冊:『資本論』から『ブラック・スワン』まで : 池田信夫 blog

    2010年03月27日17:41 カテゴリ経済 使える経済書100冊:『資論』から『ブラック・スワン』まで 拙著の予約が、アマゾンでできるようになった(写真は感心しないが、これは帯だから外せます)。自分の書評しようがないので、以下に序文を引用しておく:今年は「電子出版元年」といわれ、アマゾンのキンドルに続いてアップルのiPadが発表された。日でもこれから電子書籍が普及し、を端末で読むことができるようになろう。しかしインターネット時代になっても、に代表されるまとまった知識の重要性は変わらない。ビジネスマンは時間がないので、時事的なフローの情報は仕入れるが、系統的なストックの情報を勉強する余裕がない。 先日は国会審議で、菅直人財務相など3人の閣僚が誰も「乗数効果」の意味を知らないのを見て唖然とした。乗数効果というのは、高校の「現代社会」にも出ているマクロ経済学のきわめて初歩的な概

    使える経済書100冊:『資本論』から『ブラック・スワン』まで : 池田信夫 blog
  • 勝間和代氏の落第答案 : 池田信夫 blog

    2010年02月17日14:30 カテゴリ経済 勝間和代氏の落第答案 学年末は、憂な季節である。日語にさえなっていない答案を100枚以上、採点する仕事は精神的な拷問だ。それがやっと終わったと思ったら、書が贈られてきた。これは日語になっているだけましだが、内容は残念ながら「不可」である(リンクは張ってない)。間違いをチェックしたら、ほとんど毎ページにあるので、それを添削することはあきらめ、根的な間違いだけ指摘しておこう(以前の記事の繰り返しなので、興味のない人は無視してください)。 書の前半はデフレと無関係な自己啓発の話だが、後半は以前の記事でも紹介した国家戦略室へのプレゼンテーションの解説だ。彼女が延々と力説する「マイルドなインフレが望ましい」という規範的な目標は、日銀も含めて誰も否定していない。問題は、ゼロ金利のもとでインフレを人為的に起こせるかという実証的な問題である。彼

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  • 日本ではiPadは「大きめのiPhone」に過ぎない : 池田信夫 blog

    2010年01月29日23:44 カテゴリITではiPadは「大きめのiPhone」に過ぎない iPadの話題が盛り上がっているが、日版のホームページを見ると奇妙なことに気づく。iPadの最大の売り物である電子書籍アプリケーションiBooksの説明がないのだ。「地域によっては一部の機能、アプリケーションをご利用いただけない場合があります」という断り書きがあるので、日では3月に(Wi-Fi版が)発売されても、当分はiBooksは使えない可能性が高い。 ただイギリス版にもiBooksの記述はなく、今のところはアメリカ版しかないようなので、これはむしろコンテンツがそろう前にアメリカだけ端末の発売を急いだとも考えられる。しかしニューズウィークでも書いたように、出版社との交渉は難航しているので、日ではiBooksは永遠に出ないかもしれない。そもそも中身のがないのに、アプリケーションだけ

    日本ではiPadは「大きめのiPhone」に過ぎない : 池田信夫 blog
  • 乗数効果を知らない財務相 : 池田信夫 blog

    2010年01月27日12:25 カテゴリ法/政治 乗数効果を知らない財務相 きのうの参議院予算委員会でこういう問答が行なわれた(ネット中継2:00~) 菅財務相「1兆円の予算を使って1兆円の効果しかない公共事業はだめだ」 林芳正(自民党)「では子ども手当の乗数効果はどれぐらいか」 長厚労相「子ども手当は実質GDPを0.2%押し上げるが、乗数効果はわからない」 林「GDPの増分を財政支出で割れば乗数効果は出るだろう」 仙谷国家戦略担当相「1以上であることは間違いない。幼保一体化すれば・・・(ヤジで意味不明)」 (中断。3分後に再開) 菅「子ども手当の消費性向は0.7程度。定額給付金は0.3ぐらいだった」 林「消費性向と乗数効果の違いを説明してください」 (中断。3分後に再開) 菅「乗数効果の詳細な計算はまだしていない」 林「計算すればわかるだろう。消費性向と乗数効果の関係は?」 菅「1兆

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    tittea
    tittea 2010/01/27
    駄目だこの国。これは恐ろしい事態だと思うんだけど。。
  • 鳩山首相のためのブックガイド : 池田信夫 blog

    2010年01月17日18:42 カテゴリ経済 鳩山首相のためのブックガイド 首相官邸の関係者から「鳩山さんの読書リストをどう思いますか?」という質問を受けた。「ネオリベラリズム」や「新自由主義」を攻撃するくだらないを読むのは時間の無駄だし、原丈人氏やジャック・アタリは感心しないが、株主資主義に対するアンチテーゼを出したいという彼の問題意識はよくわかる。それならこういうじゃなく、まず企業統治についてのオーソドックスなを読んだほうがいいと思う。全体的な解説書としては、ラジャン=ジンガレスがいいだろう。短絡的な「市場原理主義」批判はアメリカにも多いが、それに対して資主義の長所を明らかにする一方、「資家から資主義を守る」(原題)ための制度設計を考えるものだ。 オバマ政権の政策に近いのは、鳩山氏のリストにも入っている『暴走する資主義』だ。このタイトルは誤訳で、原題はSuperca

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  • 国債についての迷信 : 池田信夫 blog

    2010年01月13日08:54 カテゴリ経済 国債についての迷信 AERAの特集が話題を呼んでいる。「インフレがくる」というタイトルはやり過ぎだと思うが、中身はそう荒唐無稽なことが書いてあるわけではない。今すぐにインフレがくる可能性はないが、そう遠くない将来に国債の価格が暴落すると邦銀が一斉に売り逃げ、それを買い支える日銀のオペで通貨が大量に供給され、インフレが起こるというシナリオだ。 問題は、この国債バブルがいつ崩壊するのかということだ。櫻川昌哉氏によれば、向こう100年間に日の財政が破綻する確率は99.91%だが、それが1年後なのか99年後なのかはわからない。資金需給から考えると、あと5年ぐらいはもつと思われるが、10年もつかどうかはかなりあやしい。こういう警告に対して、「金利が低いから大丈夫だ」とか「内国債だから問題ない」とか「政府の純債務は小さい」などという人がいるが、これは迷

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