東京大学が主催する、学生を対象にしたハッカソン「JPHACKS」が開催された。12月13~14日の2日間でハッカソンを実施、20日に最終審査と表彰があった。ハッカソンの運営にあたった東京大学 大学院情報理工学系研究科の特任助教である木戸冬子氏と、ギブリーの取締役であり、最高執行責任者(COO)を務める新田章太氏に、JPHACKSの特長や取り組みなどについて話を聞いた。 --JPHACKSとは何か。 木戸氏 東京大学が主催する初のハッカソンですが、技術に軸を置いたところが特徴です。最近のハッカソンはアイデアドリブンで、技術が弱いという印象を抱いていました。本来はモノを作るべきなのに、プレゼンに注力してしまってモック程度しかでてこない。そこで、私はエンジニアを輩出する学部にいるため、技術力を競うハッカソンを開催したいと考えました。 新田氏 産業に特化し、テーマも決まっているハッカソンが多くなっ