「ニッキ」といえば、独特の甘くスパイシーな香りが特徴的な香辛料であり、八つ橋などの和菓子に使われていることでも良く知られています。 一方、特徴が良く似ていて混同されがちな香辛料に「シナモン」があります。 両者の明確な違いとは一体何なのでしょうか。 そこでこの記事では、ニッキについての基本情報と、ニッキとシナモンとの違いについて解説していきます。 ニッキについて ニッキについての基本情報です。 ニッキとは 主に日本産のクスノキ科の常緑樹を原料として作られる香辛料で、別名ニッケともいいます。 どんなものに使われている? 主に八つ橋などの和菓子に使われています。 ニッキとシナモンの違い ニッキとシナモンの違いを解説します。 原料や成分 どちらもクスノキ科の常緑樹が原料であり、桂皮アルデヒドという香り成分が含まれています。 ただし、ニッキは木の根から作られるのに対し、シナモンは樹皮から作られている