“陸の孤島”と呼ばれる宮崎に新幹線が通ったらどれぐらい便利になるのか。 県は宮崎市と博多を結ぶ3つのルートについて独自の試算を行い、27日結果の概要を発表しました。 調査結果の概要は27日開かれた県議会の一般質問で明らかにされました。 調査を行ったのは福岡県の小倉から宮崎市までの「日豊本線ルート」、鹿児島中央から宮崎市までの「鹿児島中央先行ルート」、それに九州新幹線の新八代から宮崎市までを新たに鉄道でつなぐ「新八代ルート」の3つです。 「新八代ルート」は国の基本計画路線にはありませんが、県が独自に調査を行いました。 現在、宮崎駅から鹿児島中央に出て、九州新幹線で博多まで行くと最短で3時間51分かかりますが、調査ではここからの時間短縮効果と整備費用の見通しなどを調べました。 まず「日豊本線ルート」は所要時間1時間38分で短縮効果は2時間13分、整備費用が3兆8100億円となっています。 また
