2014年仁川アジア大会でソフトボールが実施競技から除外対象となったのを受け、野球とソフトボールの両アジア連盟が1競技として実施することを求める共同声明文をアジア・オリンピック評議会(OCA)に提出し、存続方向で調整されていることが11日、関係者の話で分かった。 両競技のアジア連盟が緊急の打開策として合意した声明文の提案によると、アジア大会期間中に男子の野球と女子のソフトボールが施設を共有し、野球が最低8カ国・地域、ソフトボールは最低6カ国・地域の参加で実施を要望。6日間の野球の終了後にマウンドを改修し、さらに6日間のソフトボールを実施する日程で検討している。 日本オリンピック委員会(JOC)幹部は「大会組織委員会の意向次第だが、(カザフスタンで開かれる)1月のOCA理事会でまとまると思う」と述べた。