「辰」の字の書き初めを披露するオタリアのレオ君(26日午前、横浜市の八景島シーパラダイスで)=高橋美帆撮影 横浜市金沢区の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」で、アシカの一種、オタリアのレオ君(オス・9歳)が、新年イベントで披露する書き初めの特訓に励んでいる。 筆をくわえたレオ君は、体重約200キロの大きな体を動かし、来年の干支(えと)「辰(たつ)」を力強く書き上げた。レオ君を含めた4頭のオタリアは10月から毎朝、新聞紙に向かって絵の具で筆遣いの練習を重ねている。 飼育員の武田友貴さん(28)は「集中力を持続させるのが大変」と苦労を語る一方、文字を書き上げたレオ君は、大好物のアジをもらって大喜びだった。イベントは元日から1月末まで、1日2回。