11日、東京大学附属病院で心臓の周りにある冠動脈の検査を受けた天皇陛下は、今月18日、冠動脈の手術を受けられることになりました。 天皇陛下が手術を受けられるのは、平成15年にがん細胞が見つかった前立腺を摘出して以来のことです。 天皇陛下は、11日、東京・文京区の東京大学附属病院で、心臓の周りを取り囲む冠動脈の状態や血液の流れを造影剤を使って詳しく調べる検査を受けられました。 1年前の去年2月の検査では冠動脈の一部が狭くなっていることが分かり、天皇陛下は薬による治療を受けられてきましたが、今回の検査で、冠動脈の狭さくが進んでいることが分かったということです。 しかし、狭くなっているのが、動脈が曲がっている部分のため、血管の内側にステントと呼ばれる網目状になった金属の筒を取り付けて血管を広げる治療は難しく、天皇陛下は、全身に麻酔をかけ胸を大きく切開して行われる、冠動脈の手術を受けられることにな