信州大の池田修一教授が、厚生労働省研究班の代表として子宮頸(けい)がんワクチンの副作用に関し不適切な研究結果を公表したとされる問題で、厚労省は24日、「国民に誤解を招いたことについて池田氏の社会的責任は大きく、大変遺憾」との見解をホームページ上に公表した。 見解は「池田班の研究結果では、接種後に生じた症状がワクチンによって生じたかどうかについては何も証明されていない」としている。 池田教授は今年3月、自己免疫疾患を生じやすいマウスにワクチンを打つと、子宮頸がんワクチンに対してだけ脳に異常な抗体が見られたなどと発表。しかし研究手法に不正の疑いがあると一部雑誌で指摘された。
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