Googleが、「Google翻訳」で、例えば英語の「外科医」が単語に性別のあるフランス語で「男性の外科医」と翻訳される「ジェンダーバイアス」を排除するため、翻訳結果で性別を選べるようにした(日本語はまだ未対応)。 米Googleは12月6日(現地時間)、Webアプリ版の「Google翻訳」で、検索結果で性別を選べるようにしたと発表した。まずは英語からフランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語への翻訳と、トルコ語から英語への翻訳で実施した。将来的にはサポートする言語を増やし、iOSおよびAndroidアプリ版にも反映させていく。 例えば「surgeon(外科医)」という英単語を単語に性別があるフランス語に翻訳すると、従来は男性名詞の「chirurgien」しか表示されなかったが、現在は女性の外科医を表す「chirurgienne」も表示される。