外国人が見た近世日本 日本人再発見 作者: 大石学,磯田道史,山本博文,岩下哲典,竹内誠,財団法人上広倫理財団出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2009/11/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る5人の江戸学者たちの論文集である。それぞれの学者はこの分野の出版活動では有名である。ボク自身が最近読んだ本をあげて紹介すると。『天下人の一級資料』の山本博文、『首都江戸の誕生』の大石学、『殿様の通信簿』の磯田道史、『幕末日本の情報活動』の岩下哲典の4人を江戸東京博物館館長の竹内誠がたばねている。 竹内による序論によると、2005年に竹内の呼びかけで「日本人再発見歴史研究会」が発足し、本書はその果実だという。山本は16〜17世紀、大石が18世紀、磯田が19世紀、岩下が日露関係史を担当した。 けっして日常的な読み物ではないのだが、じつに爽快