ある特定分野の論文を読み続けると、恐らくその分野の専門家になっていきます。 論文を書くには、それがスタート地点ではないかと最近は思い始めました。 一方、学生と論文という点で考えるとどうでしょうか? 恐らく学生が初めて書く論文というのは卒業論文だと思われます。 多くの大学の研究室は3年生か4年生ぐらいで研究室に配属されます。 例えば、4年生で研究室に配属されると特定の分野の専門家になる前に論文を書き始めたり、論文の構想を練ることを要求されます。 さらに、学生の多くは論文を書く以前に基礎を学ぶ必要があります。 もちろん、授業である程度の基礎はやりますが、使える基礎は研究室に配属されてから学ぶ事が多いのではないでしょうか? 基礎を学んでいる最中に専門家としての論文を要求されてしまう。 「それって酷じゃないか?」という風に思い始めました。 もちろん、論文をかけるようになるにはどこかで初めて書いてみ
社会全体で書く機会がかなり増える 情報技術が発達した社会では、口頭でなく書いて仕事をする比率が向上する。代表的なのは、グループウェアのソフトを使っての仕事だ。細かな報告はもちろん、打合せも電子会議を利用する。グループウェアを本格的に用いるなら、プロジェクト管理、提案、レビュー、ノウハウ蓄積など、非常に広い範囲の仕事に適用する。範囲が広がるほど、文章を作成する機会が増える。 もちろん、書く機会の多さは、仕事の内容にも大きく関係する。何かを提案したり設計する仕事なら、今まで書いていた書類だけでなく、それ以外の作業でも書く資料が増す。それとは正反対の体を動かす仕事でも、仕事の質を上げるために提案や報告が求められ、書く機会が増加する。 組織に属していない一般の人でも、電子会議に参加したり、情報を発信したりするようになる。また、質問やクレームに対し、電話では受け付けない組織が増えるので、電子メールが
www.EssayGenerator.comはテーマを入れると、テーマについて適当にエッセイを生成してくれるというサービス。 “Japan”とか”The Internet”とか入れると、それっぽい文章ができてくる。 いくつか試してみたけど、何を入れても「社会的側面」「経済的側面」「政治的側面」の3つについて書かれて、その後結論、という文章になるみたい。 「経済的側面」には必ずグラフが一つついて、それぞれの軸にテーマにそこそこあった二つの単語が出てくるのも、なかなか良くできている。検索エンジンからキーワードの相関度の高いものを持ってきてるようだ。 文章の中身は、何について語っても通用しそうな言い回し、しかしちゃんとしたエッセイにあるような文章になってる。 引用についての参考文献も書かれていて、元の発言をした人についても、どっかで聞いたような有名人っぽい名前が自動生成されている。 こういう技術
高瀬 賢一 (著) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774122580/yougakunoizum-22/ ■ブログに特化した実践的文章テクニック集だ ブログの特徴は「読む」文章ではなく「見る」文章なんだとして、これに合わせた書き方が必要なんだということを指摘。いわゆる斜め読み。これを「スキャンする」と言ってる。 ブログの書き方とは「スキャンさせる」文章の書き方なのだ。 「ほぉ!」と思わせる豊富な実例が実にわかりやすい。 結果として、「読みやすい文章」の書き方の本になってる。 「読みやすい文章」ってのは(意識して)熟読しなくても理解できるものだ。 見ただけで頭に入る文章は、さらに読みやすいハズだ。 そう思って、一種の「文章入門」として取り上げたい。 ■テクニック ・書き出しのテクニック ものの動きで書き出す、何かヤバイ?と思わせる、謎めい
らいおんの隠れ家 - ポール・グレアム「文章術・簡易版」 http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20060321 は非常に良い内容なのだが、まとまりにかける。恐らく原書自体が随想的な、思いついた事をつらつら書いたものだからだろう。記憶するために、軽くカテゴライズしてまとめながら読んだ。せっかくなので公開する。内容は同一のため、前述の文章が頭に入っている人は読む必要なし。見出しをつけ、順序を入れ替えただけである。 内容決定 (いつもというわけではないが)詳細なアウトラインを作るな; 書く前に数日間、よく考えろ; 好きなテーマについて書け; エッセイで扱うトピックを変えることをためらうな; 読者に新しく役立つことを伝えるよう努めよ; 執筆 書き出し 書き始めることができないときは、何を書くつもりなのかを誰かに話し、自分が言ったことを書き留める; 最初の文を思いついたら書き
図1 正確で分かりやすい文章にするための20のチェックポイント<BR>コピーするなどして,執筆・推敲時に活用して欲しい 正確で読みやすい文章にするには,推敲を重ねることが欠かせない。その際,必ずチェックすべきポイントがある。記者がこれまで培ってきたノウハウを基に,20項目にまとめた。 「どうしてスラスラと読める文章を書けないのだろう」,「これで正確に伝わるだろうか」,「もっと分かりやすくできると思うのだが」——。 主題や構成をしっかり決めたとしても,実際に文章を書く段階になれば,悩みは尽きない。 実は表現に多少の手を加えるだけで,文章の正確さと分かりやすさは大きく向上する。そのためには,手を加えるべき箇所を見つけるチェックポイントを押さえておくことが肝要だ。闇雲に文章をチェックしても,どこをどう直すべきかが分からないことが多いからだ。 ここでは当編集部が培ってきたノウハウを基に,ビジネス文
2006年03月23日14:38 カテゴリBlogosphere書評/画評/品評 文章術・蛇足 Paul Grahamの訳といえば、なんといってもShiroさんだが、最近はid:lionfanさんがどしどしやっている。 Hackers and Painters Paul Graham [邦訳:ハッカーと画家] 以下、らいおんの隠れ家 - ポール・グレアム「文章術・簡易版」(原文:Writing, Briefly)から。 こうして見ると、自分も知らぬ魔にこれをずいぶんと実践しているのだなと思いつつも、蛇足してみる。 下手なバージョン1をできるだけ速く書く; Perl MongerゆえVersion 0ですな、私の場合:) 何度も書き直す; "Thanks, Applied" 不要なものをすべて削除する; blogの場合、これはEntry単位では不要だったりする。 会話調で書く; でも「えーっ
「これ論」版日本語の作文技術 2006.3.2 ver. 1.3 酒井 聡樹(東北大学大学院生命科学研究科) 2006.2.16 から 本稿に関するご意見ご感想をお聞かせ下さい sakaiあっとmail点tains点tohoku点ac.点jp(あっと -> @、点->.) 若手研究者のお経 要約をかねた目次 I. はじめに II. 文がわかりにくい原因 1. わかりやすい文:多対一(または一対一)の修飾関係になっている 2. わかりにくい文:一つの語が複数の語を修飾してしまっている 3. わかりにくい文:ある語が修飾している語を見つけにくい III. わかりやすい文を書くコツ 1. 語順を替える 1. 意 図せぬ 修飾関係を生まな いように配置 2. 長 い修飾語を先に、短い修飾語を後に 2. テンをうち、修飾語を明示する 1. 修飾関係を断ち切り たいとき、そこ
フォント考、印象の良さ、強さ、周辺ビジネス スポンサード リンク ■印象が強く、良いイメージを与える文字とは? 編集・出版業界以外のビジネスマンにとって、フォントは予めPCに入っているものを使うという意識が強いと思う。プレゼンテーションや、印刷時に、どのフォントにしようかな?と迷うくらいのつきあいのものだ。フォント自体の表現力について普段は詳しく考えないことが多い。字は人を表すともいうから、そこには何か科学があるんだろうなと思っていた。 そこを研究している認知心理学の論文があった。図形や文字のパターンには、視覚をひきつけるエネルギーの誘導場が存在していることが、認知心理学の分野で証明されているとのこと。 ・視覚の誘導場 http://www13.0038.net/~nagaishi/ ・視覚の誘導場による感性評価 http://www13.0038.net/~nagaishi/cog200
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