ここ数年、アニメーション制作の現場にデジタル化の波が押し寄せている。様々なメリットがうたわれるデジタル作画だが、一方で大きく制作環境が変わることへの戸惑いの声もある。 実際にデジタル化することで、制作の現場に何が起きるのか。「正解するカド」などを制作する東映アニメーションから、3名のメインスタッフがACTF(アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム)のセッションに登壇した。現場のリアルな声をレポートする。 「正解するカド」の現場はどうデジタル化されているのか 「正解するカド」は東映アニメーションが制作するアニメ作品だ。メインキャラはCGで描かれているが、全編フルCDではなく、デジタル作画も取り入れて制作されている。ACTF2017のセッションでは同作品に携わっている3名のメインスタッフが登壇し、作品制作におけるデジタル作画のメリットなどについて語られた。 「正解するカド」の
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