深夜までオンラインゲーム、学校では寝るばかり。ゲームのやりすぎで突然の嘔吐や強烈な頭痛に襲われ…。「誰も助けてくれない」と絶望した16歳の三森みささんを救ったものとは(全2回中の1回)。 「死にたい」感情に襲われてゲームへ逃げていた 「深夜までオンラインゲームをして、学校ではずっと寝てました。なんとかしなきゃ!と気づきながら、それでもゲームやりたくて、自分ではどうしようもありませんでした」 三森さんは幼いころから宗教3世として信仰を強要され、父親から「お前はダメな子だ」「何をしてもダメだ」と虐待を受け、つねにおびえる日々を送ってきました。そして中1のとき、両親の別居がきっかけでパソコンゲームにのめりこみます。 「プレイそのものよりも、話し相手を求めてオンラインゲームのチャットにハマった感じです」 沖縄で大学生活を送った三森さん。友人たちとくつろぐが、飲酒はしない主義 別居後は、父親と弟との