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2009年5月18日のブックマーク (5件)

  • 和魂と洋才と「会社」の仕組み - マーケットの馬車馬

    初めて会った外国人と話す時の"お決まりのネタ"のひとつが、「日人が働き過ぎるのはなぜか」というものだ。日では"work for life"ではなく、"life for work"であるらしい、というのは、誇張交じりにせよ海外でもよく知られている。そしてこのネタになると、欧米人は心からの同情を込めて、馬車馬のように働くこの哀れな日人を慰めてくれるのである。「人生に疲れたら僕の国においで」、と。こう言ってくる時、彼らの頭の中でドナドナの悲しい調べが奏でられていることを筆者は疑わない。 この件に限らず、日人の働き方が欧米のそれとは大分異なっていることはよく知られているし、日人の側でもそれなりの自覚がある。なぜ日ではどいつもこいつも長々と残業しているのか? なぜ日の会社は中途採用に対してこれほど消極的なのか? 成果給はなぜいつまで経っても根付かないのか? 日の労働組合はなぜ企業と戦

    和魂と洋才と「会社」の仕組み - マーケットの馬車馬
    tobiaki
    tobiaki 2009/05/18
    「海の都の物語」
  • 入試問題に登場 : 有機化学美術館・分館

    5月17 入試問題に登場 カテゴリ:雑記 しばらく更新が滞っておりました。結構帰りが遅くなってしまうのと、原稿の〆切が3つ、直しが2つ、単行も書くといった案配で、ちょっと手が回りませんでした。忙しい時に限って仕事がさらに押し寄せる、これがいわゆるマルコフニコフ則というやつです。 近況を書いておくと、現在の通勤に1時間半かかる状況を脱するため、柏に引っ越すこととなりました。ちっとでも時間を確保できればというところです。 東京化成様のサイト及びニューズレター「TCIメール」で連載している「化学よもやま話」は、おかげさまで好評とのことです。4回で終了の予定が、延長という方向で話が進んでおります。みなさまの応援感謝です。 あと、筆者の「化学物質はなぜ嫌われるのか」が、奈良学園中学という学校の国語の入試で使われたのだそうです。試験問題には著作権は適用されないと聞いていたんですが、ほんとにそうなんで

    入試問題に登場 : 有機化学美術館・分館
    tobiaki
    tobiaki 2009/05/18
    「化学物質はなぜ嫌われるのか」/良書。
  • [書評]明暗(夏目漱石): 極東ブログ

    昨年末”極東ブログ: 漱石のこと”(参照)で漱石が、今の私の年齢である四九歳で死んだことを思い出し、うかつだった、しまった、「明暗」(参照)をまだ読み終えてないぞ、と焦り、手前が五十になる前に読まなくてはと決意していた。そんなふうにを読むもんじゃないのかもしれないが、先のエントリでも書いたように漱石の文学は自分の人生に決定的な意味をもっていたし、人生の航路に合わせて読んでいこうと決意していた。なにより今「明暗」を読まなくては。そして、読み終えた。 無性に面白かった。なぜ今まで読まなかったかと悔やまれるかというと、それほどでもない。自分と同い年の漱石と一緒に思索しつつ、対話しつつ読む実感があり、これはかけがえのない喜びでもあった。漱石先生、そうです、五十歳を前に死を覚悟して、この人間世界を見つめたとき、これだけが問題ですね、と。実際の読者の幅としては、三十代前半で読むと、夫婦関係や親族関係

    tobiaki
    tobiaki 2009/05/18
    「明暗」
  • ちょいデキ

    ちょいデキ 2009-05-17-3 [BookReview] ライフハックなエッセイです。 ■青野慶久 / ちょいデキ! 北斗神拳のごとき達人仕事術より、誰でもできる太極拳的仕事術を-。面接の受け方、話し方、読書の方法など、少しの工夫で、ちょっとデキるビジネスパーソンになれる方法を伝授します。 やりたいことを探すなとか、当てずっぽうで答えを出す人は困ったときにギャンブルしがちで危ないとか、「絶対」「最低」「最悪」はビジネスでは使うなとか、感情的な言葉ってのは相手も深く考えないで言ってることが多いので対抗するなとか、そういう感じです。 さくっと読める軽めなですが、内容は軽すぎることはなく、「さくっと参考」になります。

    ちょいデキ
    tobiaki
    tobiaki 2009/05/18
    「ちょいデキ!」
  • 喫煙者の命の値段は高いか安いか「人でなしの経済理論」

    ひっかけ問題な。 まず、この話題がタバコについてだということを、いったんワキに置いといて、ある仮想的な――Xという製品について考えてみる。その特徴とは、こうだ。 製品Xは、ずいぶん昔から多くの人が使っているものだ 何年もかけて製品Xを使うと、健康被害が出たり、死んだりする確率が増えることを示す、まちがいのない証拠が山ほど集まっている 身近な愛する人と一緒に製品Xを使うと、彼(女)も死んだり、健康被害を受けたりする可能性が高まってしまう 全く見知らぬ人の周辺で製品Xを使っても、彼(女)も死んだり、健康被害を受けたりする確率が増える さて、これだけネタが出そろえば、製品Xを禁止するのが、マトモな社会政策だという結論を出してもいいのだろうか? 答えは、「クルマ。なぜ喫煙は悪者あつかいされるのに、運転はそうじゃないんだろうか、という疑問を、著者はつきつけてくる。実際のところは、それぞれの便益と費用

    喫煙者の命の値段は高いか安いか「人でなしの経済理論」
    tobiaki
    tobiaki 2009/05/18
    「人でなしの経済理論」