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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (53)

  • [書評]7カ国語をモノにした人の勉強法(橋本陽介): 極東ブログ

    書名に惹かれて「7カ国語をモノにした人の勉強法(橋陽介)」(参照)というを読んでみた。面白かった。かなり同意できる内容だった。 書籍の名称は、たいていは出版社や編集者が付けるものだ。よく書評なのでは書名についていろいろと評が付くこともあるが、そういう場合、著者というのは困惑するしかない。とはいえ、この書名については、嘘があるというわけでもない。では、モノにしたという「7カ国語」は何か、とまず見ていく。 私はこれまで言葉と文学に関する研究を行いつつ、数多くの外国語を学んできました。母語である日語の他に、中国語、英語、フランス語、ドイツ語スペイン語、ロシア語を習得し、まだ習得には至りませんが、韓国語などを学んでいます。 「7カ国語」は、日語を含めて、中国語、英語、フランス語、ドイツ語スペイン語、ロシア語ということだろう。 韓国語についてはかなり謙遜されているので、逆に言えば、他に上

    [書評]7カ国語をモノにした人の勉強法(橋本陽介): 極東ブログ
    tobiaki
    tobiaki 2014/05/05
    「7カ国語をモノにした人の勉強法」橋本陽介
  • 特定秘密保護法が6日夜の参議院本会議で可決、その雑感: 極東ブログ

    特定秘密保護法が6日夜の参議院会議で可決され、成立した。ごく簡単に言えば、見切り発車の法律となった。 見切ってよかったのかと言えば、自民党、特に安倍首相はかなり譲歩したし、国内外から批判されていた問題点の多くも修正されたので、ここで廃案にするデメリットとメリットをバランスして見れば、しかたがなかったかという苦々しい思いはある。 日程的に押していたのは、法案と両輪になる日版NSCである国家安全保障会議の効果的な運用ということがあった。逆に言えば、この法案の阻止は日版NSCの弱化に繋がり、現時点で日の外交・軍事弱化のメッセージを出せば、そうでなくても日のメディアなどから発信される混乱した日の外交・軍事情報で中韓などが勘違いした攻勢に繰り出しているなか、さらなる混乱を招きかねない。 もう一つ日程を押していたのは、来年度の税制改正や予算編成作業だった。消費税増税によって、経済の悪化が

  • 米語発音の実態。"Mary/merry/marry"の違い知ってますか? 「ねーよそんなもん」がほとんど正解。: 極東ブログ

    米語発音の実態。"Mary/merry/marry"の違い知ってますか? 「ねーよそんなもん」がほとんど正解。 英語の発音の話。いや、正確にいうと英語じゃなくて、米語。で、ああ、また発音の話かよ、でもあるんだけど、いやこれがなかか面白くてね。今回のネタは、米国人でも米語の発音は地域でけっこう違うよという話。そうまとめると、そりゃそうだよね、くらいなんだけど、これが具体的になると、ほほぉ、という感じがするのだった。 具体的な話で行きましょうか。似たような発音の3つの単語がある。これだ。"Mary/merry/marry"だね。この3つの単語の発音の違いわかりますか? 意外と日人だとわかっちゃうと思うのだけど、あえてカタカナ風にいうと、メアリー/メリー/マリー、とかかな。 で、米人はどうよ? 答えは、ほとんどの地域で、この3つの単語の発音は同じ。ほとんどって、どのくらいかというと、この地図の

    tobiaki
    tobiaki 2013/06/07
    言葉なんだから、そりゃ多様になるよね。英語ぐらい広まってると特に。
  • finalvent著『考える生き方 』の「はじめに」を公開: 極東ブログ

    先日出した、finalvent著『考える生き方 』の、カバーにもなっている「はじめに」の部分が、ダイヤモンドオンラインのサイトで無料公開になりました。「からっぽな人生を生きてきた |考える生き方 空しさを希望に変えるために」(参照)です。未読の方で、あの奇妙な表紙の先になにが書いてあるのか、ちょっと気になるかな、という人は、ご覧ください。 この「はじめに」ですが、書いた手順としては、初めに書いたものではありませんでした。ちょっとその経緯の裏話でも。 先日、このは、ブロガーだからブログ論とから始まったという話(参照)を書きましたが、他の部分も、現在のような自分語り的スタイルではなく、個別の議論のような体裁で書き進めていました。そしてそれぞれに一例として自分の体験談を混ぜていくというスタイルです。が、どうしても体験談を書き進めていくうちに、「うぁ、これはつらい、書けない、もうだめ」という事

    tobiaki
    tobiaki 2013/03/05
    興味はある。山形さんのブログでだいたい期待した内容であることも分かっている。ただその内容にこの金額を出すかどうかが迷うところ。いろいろ乱読していた時期なら即買ったと思うけど。
  • [書評]捕食者なき世界(ウィリアム・ソウルゼンバーグ): 極東ブログ

    先日と似たような切り出しになってしまうが、「137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史」(参照)の書評のおり、同書について「人類はどのように進化し」と書いたが、実は、人類がどのように進化したのかについても同書には書かれていない。 全体的として書かれていないわけでもないだが、ホモ・サピエンスの起源については「この人類の祖先がどんな類人猿で、どこに棲んでいたかは、最大の謎であり、その答えは今も捜し求められている。」と、まあ、逃げている。 「逃げ」というのは、それに対する説がないわけではないが、定説がないのでお茶を濁しているという意味だ。著者が不誠実なわけではなく、むしろ過度に誠実なのだろう。 ホモ・サピエンスを特徴付ける二足歩行については、同書は一章を割いている。が、これも仔細に読むと要領を得ない。そこで、「結局、ルーシーのような猿人が直立歩行するようになった理由は今もわかっていない

    tobiaki
    tobiaki 2013/02/17
    「捕食者なき世界」/"アウストラロピテクスになったつもりで武器をもたず徒歩で死肉と獲物を探し始めた。"すごいなwこのくだりだけでも読む価値がありそうだ。
  • [書評]137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史(クリストファー・ロイド): 極東ブログ

    地球はどのように始まり、生命はどのように誕生し、人類はどのように進化し、この地球はどのように現在に至ったかという話題は、普通、「ナチュラル‐ヒストリー(natural history)」として語られる。 この言葉は、直訳すれば「自然史」だが「博物学」とも訳される。書「137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史」(参照)は、この自然史・博物学という「ヒストリー」を、いわゆる歴史学という「ヒストリー」と接合して統合的に語ろうとした書籍である。邦訳書の帯に「理理系と文系が出会った初めての歴史書」というのも、ナチュラル‐ヒストリー(理系)とヒストリー(文系)という意味合いがあるだろう。総合的に現在の地球を理解したいというときには、この総合的な視点が求められるということで、書は多くの人が求めてきたものであった。原書は欧米でベストセラーにもなった。 書には二点、特徴がある。一つは、

    tobiaki
    tobiaki 2013/02/14
    「137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史」
  • [書評]重金属のはなし - 鉄、水銀、レアメタル(渡邉泉): 極東ブログ

    科学は日進月歩するものなので、生活に接する一般向けな科学を扱った、主要な新書を見かけたときは、できるだけ読むようにしている。書「重金属のはなし - 鉄、水銀、レアメタル(渡邉泉)」(参照)もそうした意識からと、加えて言うなら、新技術や国際政治などいろいろな局面で重金属の重要性を痛感することが多いことから、とりあえず読んでみた。こう言うと逆に著者に失礼かもしれないが、思いがけぬ良書であった。 高校生なら一年かけて書を教科書に使うとよいのではないか。いわゆる科学分野の他に、歴史、地理など幅広い分野の知識を育成するのにも役立つだろうし、ビジネスマンから主婦まで、市民・常識人であれば、難しいところは飛ばしてもよいから通読されるとよいだろう。 昨年以降、問題となっている放射性物質の汚染については、書ではほとんど言ってよいほど扱っていないが、書を読めば、従来からある、重金属による環境汚染の問題

  • [書評]出ない順 試験に出ない英単語(中山・著、千野エー・イラスト): 極東ブログ

    物好きを誘うバカバカしいらしいんで、「出ない順 試験に出ない英単語」(参照)、中も見ないで予約で即決でポチっと買いましたよ。買ってから買ったことを忘れて、先日届いてびっくりしたけど。で、開いてまたびっくりしましたよ。何が? こ、これは、使えるじゃないですか。そんなぁ。 military advisor あそこでステファニーと一緒に踊っている トップレスの男性は、 劉備の軍師諸葛亮です。 The topless man dancing over there with Stefanie is Liu Bei's military advisor, Zhuge Liang. いい感じじゃないですか。使えるじゃないですか。コメントに「何やってるんですか、伏龍さん、魏が攻めてきますよ」とあるのも味わい深い。若いな、亮。 これ、ほんとに「出ない順」なんすかね。ほかにはというと、アマゾンの紹介とかが無

    tobiaki
    tobiaki 2012/11/06
    「出ない順 試験に出ない英単語」いや多分読まないけど。/この手の本て、とりあえず2,3ネタ見て笑ったあと読まなくなること多いんだよな。
  • [書評]これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義(ウォルタ-・ル-ウィン): 極東ブログ

    強い通り雨が過ぎて晴天の空が現れたとき、私は小高い場所か、空を広げる場所を探す。太陽を一瞥してその反対の空を見上げる。運が良ければ、そこに虹がある。大空を渡す虹がきれいに見えているなら、円弧の外側に目を向け、もう一つの虹、薄い副虹を探す。虹はしばしば二重になっているのだ。主虹と副虹。そして、その二つの虹の色の順序が逆になっていることを確かめ、すこしうっとりとした気持ちになる。 なぜ、主虹と副虹と色の順序が違うのか? その前になぜ虹が現れるのだろうか。その説明は比較的簡単な物理学で説明できる。もし私の横に同じ虹を見ている人がいて、そのことに疑問を持つなら説明したい。なぜ? 私は虹が好きだし、その仕組みも好きだ。物理学が好きな少年だった。 そうした思いがそのまま書「これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義」(参照)にある。主虹と副虹もきちんと実験を含めて説明されている。そうだ、

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    tobiaki 2012/10/19
    「これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義」ウォルタ-・ル-ウィン
  • [書評]カルピス社員のとっておきレシピ(カルピス株式会社): 極東ブログ

    変わったレシピや変なレシピというのが好きだ。最近の出色といえば「自炊女子の使い切りレシピ」(参照)と「カルピス社員のとっておきレシピ(カルピス株式会社)」(参照)の二点。前者については、飯マズ嫁ももう今は昔、世紀末覇者たちのレシピ現るといった殺伐とした風情が楽しいが、いくらなんでもブログのネタにもならんなと思わないでもない。後者については、呆れて、そして納得するものがあって、作って、感動しちゃいましたよ。「69RECIPIES」って表紙にありますよ。 あの、あれですよ、どろっとしたカルピスの液ですよ。乳香の、初恋の味(参照)。あれが材。というか味の決め手になる。いや、これいけるんじゃないか。甘酸っぱい味。コシャの認定をすればアシュケナジムにも秘伝のソースで売れそうな感じすらする。 ぱらぱら捲る。だいたい味の予想は付く。僕は味とか記憶できるし、夢でも味の感覚のある人なんで、ふむふむとブラウ

    tobiaki
    tobiaki 2011/06/20
    「カルピス社員のとっておきレシピ」おもしろそう。作ってみたい。
  • 世界中みんな大好きスパゲッティ: 極東ブログ

    スパゲッティが好きかと聞かれるとちょっと戸惑う。嫌いではない。ご飯と同じくらいはべている。週に二、三度。すまん。僕はあんまりご飯はべない。それでもミルキークイーンは5キロ単位で買っておくし、スパゲッティはディチェコを12キロ箱買いしている。カッペリーニもそう。ついでにいうとパンを作るために強力粉を10キロ単位で買っているし、パスタマシンでフェットチーネを作ることもある。冬眠前の小動物のように穀類を備蓄しているので、先日の大地震の際も水とガスがあれば当面べ物に困るこということはなかった。 好きだと耳元で言ってもいいんじゃないか、スパゲッティは。そんな気はしている。世界中みんなスパゲッティが大好きでもあるらしいし。15日のBBCにそんな話があった。「How pasta became the world's favourite food(いかにしてパスタは世界の好物となったか)」(参照)で

    tobiaki
    tobiaki 2011/06/17
    「アーリオオーリオのつくり方」片岡護
  • 前原外務大臣辞任、呆れた: 極東ブログ

    昨日、NHK BSで大河ドラマ「お笑い柴田勝家」を見た後、7時のニュースでも見るかと地上波に変えると、前原外務大臣辞任の速報が入っていた。まさかと思った。これで鳩山外務大臣かというギャグが思いついた。 呆れたという他はない。焼き肉屋のおばちゃんが、近所に引っ越してきた中学生の前原ボクちゃんを息子のようにかわいがっていて、大人になったら政治家になったのだからがんばれやということで支援の献金もしてたら数年にわたって20万円ほどになった。おばちゃんは在日生活の長い韓国人。で? 何が問題? 政治資金規正法違反? 曰く、第22条5項では外国人からの政治献金を禁じている、と。しかし、これは故意の受領に限定されているわけで、今回は故意ではないだろう。似たように在日韓国人・朝鮮人およびその私企業からの献金を受けていた政治家は過去にもいるし、それで済んでいる。 前原さん自身も、福田康夫元首相も過去に北朝鮮

    tobiaki
    tobiaki 2011/03/07
    いやマジで。違法ではあるのだろうけど、悪質とも思えない、数年間で20万ぐらいの話で辞任とか、わけわからん。
  • [書評]眠りにつく太陽 地球は寒冷化する(桜井邦朋): 極東ブログ

    「眠りにつく太陽 地球は寒冷化する(桜井邦朋)」(参照)は昨年の秋に出たで、そのころに読んだが、いろいろ思うところがあってこの間、なんども考え続けてきた。書籍として面白いかといえば、文句なく面白いと言ってよい。 桜井氏は太陽物理学の世界的な権威でもあり、一般向けの書籍も多く文章も達文で読みやすい。世界史・日史など歴史に関心のある人にとっても興味深い指摘が多く、読みながらなんどもはっとさせらる。科学少年だった私が中学・高校生時代に好んで読んだブルーバックスに似た印象もあり、楽しい。 良書ではあるのだが、この間、逡巡していたことが2点ある。まず、地球温暖化説との関係である。 書は副題からもわかるように、地球温暖化については現在マスコミで報道される地球温暖化説とまったく逆の立場にあり、寒冷化を主張している。当然、温暖化説への反論ともなり、その文脈で読まれることになる。 しかし、書を読む

    tobiaki
    tobiaki 2011/02/27
     「眠りにつく太陽 地球は寒冷化する」祥伝社
  • [書評]睡眠はコントロールできる(遠藤拓郎・江川 達也): 極東ブログ

    睡眠はコントロールできる (メディアファクトリー新書)」を読んだ。二度読んだ。さらに読むかもしれない。タイトルからすると、睡眠をどうコントロールするかという点に関心を持つかもしれないが、内容はやや違っていて、著者の一人、遠藤琢郎氏による睡眠クリニックの話がメインである。つまり睡眠障害にある人の事例を挙げて解説するというもの。で、それはそうなんだが……。 このの面白さ、あるいは有用性はそこではないのではないかと思う。じゃあ、どこか。簡単に言うと、各種の精神的な問題、あるいは勉強や仕事などに関連する社会的問題が、人は自覚していないけど実は睡眠に起因しているという側面をよく描いている点にある。いろいろ現代思想するんじゃなくて、それ、睡眠障害だよ、みたいな。 読みながら思ったのだが、ツイッターにいろいろネガネガをまき散らしている某氏・某女史は、精神的な問題あるいは社会問題、ひいては日社会の

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    tobiaki 2011/02/05
    「睡眠はコントロールできる」メディアファクトリー新書
  • [書評]感染症は実在しない―構造構成的感染症学(岩田健太郎): 極東ブログ

    「感染症は実在しない」(参照)とは刺激的なタイトルであり、また前半は修辞的な議論が饒舌に展開するきらいはあるが、内容はいたって正統的な医学的な立場で描かれ、著者の履歴からもわかるように米国標準の臨床も批判的に踏まえている点で、今後の日の臨床のありかたを展望する内容となっている。日の医療がどうあるべきかに関心をもつ人には、必読とまでは言えないものの、多くの示唆を得ることができるだろう。また、一般向けに書かれているではあるが、実は医療関係者にこっそりウケのよい書籍ではないかとも思えた。 書での、感染症は実在しないということは、端的に言えば、感染症というのは現象であるということで、細菌やウイルスが実体的に存在しないという話ではない。 興味深い例が書かれている。2009年、日の社会で新型インフルエンザが流行したとき、通常なら季節型のインフルエンザは終わる時期なのに、報道などではこの年は異

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    tobiaki 2011/01/25
    「感染症は実在しない」北大路書房
  • [書評]英語流の説得力をもつ日本語文章の書き方(三浦順治): 極東ブログ

    書名の「英語流の説得力をもつ日語文章の書き方」だけ見ると多少奇妙な印象を受ける。英語なら説得力があり日にはないのか、と思うかもしれない。そうではない。英米人が普通高校や大学で学ぶ、いわゆるテーマライティングの教科書であり、作文技術である。 名著「理科系の作文技術 (木下是雄)」(参照)をより体系的にした実践書とも言える。欧米人はこうした作文技術を学んで文章を書くから英語流の説得術が生まれる。それを日語でも可能にするための教書である。 作文技術についてはほぼ決定的な書籍であるとも言ってよいだろう。日の高校生や大学生、そしてできれば社会人も読んでおくとよいが、演習問題も付いたいわゆる教科書的な書籍なので、趣味で文章読を読むという趣向には合わない。 このジャンルの書籍としてはこのブログで昨年秋、「日語作文術 (中公新書:野内良三)」(参照)を扱った。野内氏も仏文学者であった

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    tobiaki 2011/01/08
    「英語流の説得力をもつ日本語文章の書き方」
  • 尖閣ビデオ流出で溜飲を下げる水戸黄門様心情は中国には通じない: 極東ブログ

    一昨日の深夜から昨日の朝にかけて、日政府が非公開としていた通称尖閣ビデオ(尖閣諸島近海で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した状況を撮影したビデオ)がユーチューブにリークされた。映像からは中国船の横暴が明白にわかるため、なぜこれを非公開としたのかと民主党政権への反発や、またやすやすとリークしたかに見えることから政府の情報管理についても批判の声が上がった。そうした声は今朝の大手紙社説などにも見られた。これだけの世間の話題でもあるのでブログでも言及しておこう。 私自身は昨日の朝ツイッター経由で該当映像を見た。最初に思ったことは、映像は意外に鮮明だがこれは物だろうかという疑問だった。物であれば流出経路が問われることになる。その後の報道を見ていると、流出映像の編集から石垣海上保安部からの流出が疑われるようだ。公開是非が熱く問われる以前のだらしない管理状況から漏れたのではないかという印象が私に

    tobiaki
    tobiaki 2010/11/06
    んー、ホントに政権にとっては結果オーライ的な状況なの?どうにも最近、政権が責任をもって事態にあたっていない感じがしてとても嫌だ。
  • コーラン焼却騒ぎはなんだったのか: 極東ブログ

    コーラン焼却騒ぎはなんだったのか。主導者テリー・ジョーンズ(Terry Jones)とその教会、「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター(Dove World Outreach Center)」とは何か。 話は1970年代に遡る。米国のキリスト教ペンテコステ派世界最大派のアセンブリーズ・オブ・ゴッド教団に所属した青年部牧師、ボブ・ワイナー(Bob Weiner)(参照)は州立マリー大学内に大学生布教集会「マラナタの家」を1972年に設立した。後に「マラナタ・キリスト教会」と改名したが、大学を拠点化した布教活動であった。大学に浸透するペンテコステ派のこの布教運動は「マラナタ・キャンパス・ミッショナリー(MCM: Maranatha Campus Ministries)」と称された。次第に影響力を持ち出したMCMは1980年代に入り、権威主義的な傾向からカルト的な様相を持つと批判され、キリスト

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    tobiaki 2010/09/13
    「又吉光雄が自身を救世主イエスであり、日本国首相は切腹せよと語り、国会に挑んだというのを国際的に報道するようなものだ。」
  • [書評]日本語作文術 (中公新書:野内良三): 極東ブログ

    タイトルが冴えないけど「日語作文術 (中公新書:野内良三)」(参照)は良書だった。文章読の系統では新しい古典になるのではないか。レベルは一般向け。高校生が読んでもよいくらい。大学生や新社会人も読んでおくと、一生のお得。悪文を書き連ねている私がいうのもなんだけど、これ読むと、それなりに文章がうまくなることお請け合い。 文章読は数多くある。ありすぎる。人それぞれ信奉する良書もある。なので、どれが良書かという議論は、ご宗教みたいな話に堕しがち。どうぞご勝手に。私はある時期からあまりこだわらず、そのときおりの文章読を時代を読むように読むようになった。文章読自体を楽しむという趣向では「文章読さん江 (ちくま文庫:斎藤美奈子)」(参照)のような冷めた感じだ。文章というのは多面的で一冊の文章読ですべてを言い尽くせるものでもないし。 それでも信奉書に近いものはあって、平凡だが二冊。「日語の

    tobiaki
    tobiaki 2010/09/02
    「日本語作文術」「文章力の基本」/"意味のまとまりのある文節を長い順から並べると、文章は読みやすくなる"おおぅ。あとで試してみよう。
  • [書評]小倉昌男 経営学(小倉昌男): 極東ブログ

    「小倉昌男 経営学(小倉昌男)」(参照)は、宅配便という分野を創始したヤマト運輸の元社長小倉昌男氏が初めて書いたいわば自伝で、手元の初版を見ると1999年とある。もう10年も経つのかと感慨深い。絶版か文庫になっているかもしれないとアマゾンを覗いたら普通に単行として販売されていた。普通にロングセラーなのだろう。もしまだ読まれたことのない人がいたら、読めばロングセラーの理由がわかる。名著だからだ。 小倉昌男名の書籍は他に数点あるが、このが最初だった。ヤマト運輸の宅配ビジネスについては、私も20代の終わりでひょんなことで参加した経営セミナーでケーススタディとして学び、ビジネスの基・新しいビジネスの考え方・独創的な展開などの点からも驚いたことがある。小倉さん人のを読みたいものだとその頃から思ったが、その後もずっとなかった。理由は書に書いてある。ヤマト便のCMがテレビに流れるころのこと

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    tobiaki 2010/07/12
    小倉昌男「小倉昌男 経営学」