タグ

ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (21)

  • 猫を償うに猫をもってせよ - ハレルヤ!

    山崎行太郎がいかに罵詈雑言を発していても、私はそれを許せる。なぜなら実名で行っており、その罵詈雑言がもたらすリスクを、山崎が引き受けているからだ。匿名での批判や罵詈雑言が卑怯なのは、そのリスクを回避しているからにほかならない。 さて、私は、今さらながらに、muffdivingの実名を、はてなを提訴して公開させようと思った。プロバイダは、決して自発的に公開しないし、削除もしないからだ。 書類も準備して、明日は東京簡裁へ行くつもりでいたところ、ふと、muffdivingがミクシィにいると書いているのを見つけ、ダメもとで検索してみたら、見つけた。「マサシ」という名だった。そこには、「NC-15」として暴れまわっているのとは違う顔があった。私はためらい、マサシに、もう一度考え直して、あの罵詈雑言を削除しないかとメールを送った。 その後、気になった私は、私を罵倒していた頃の日記を読んでみた。そこには

    猫を償うに猫をもってせよ - ハレルヤ!
  • 「明日の記憶」 - jun-jun1965の日記

    先日報告した村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の翻訳だが、ドイツ語訳とフランス語訳も見てきた。問題の箇所はいずれもそのまま訳されていた。ドイツで春樹批判が出たのはそのせいかもしれない。その際、「英訳からの重訳が多いから誤解が」云々と言っていた者もいたが、そうでないことが分かった。まあフランス人は、あの程度では何とも思わないだろう。 −−−−−−−−−−−−− さて、荻原浩原作の「明日の記憶」という映画をDVDで観たのだが、いやはや、とんだブルジョワ人情話であった。 格差の拡大が憂慮され、結婚できない男女が問題化している21世紀はじめ、渡辺謙の主人公は豪邸に住み、恋愛結婚した美しい専業主婦の(樋口可南子)と、早々と結婚相手を見つける一人娘に恵まれた、49歳で渋谷にある大手広告会社の部長である。これがアルツハイマーとなる話。は自ら陶器販売の小洒落た仕事に就いて、献身的に

    「明日の記憶」 - jun-jun1965の日記
  • 古典はいつ読み終わる - jun-jun1965の日記

    先日、ゴーゴリの「死せる魂」と、ゾラの「居酒屋」を、いずれも百円くらいで古書店で買った。どちらもまだ読んでいないが、はて、自分はいつになったら、このレベルの古典的文学作品、あるいは古典的著作を全部読んでしまうのだろう、と考えた。 「魔の山」や「夜明け前」、「虚栄の市」は、途中で放り出した。そういうのはいいが、「三銃士」は買ってあるがまだ読み始めていない。ヘッセは「車輪の下」と「デミアン」だけだし、モームに至っては「人間の絆」を中途で放り出して、それ以外は読んでいない。「アラビアン・ナイト」や「マハーバーラタ」を通読するのは難しかろうが、ざっと見るくらいなら・・・「デカメロン」もまだ、「妖精の女王」は買ってある。 日近代の有名作はだいたい読んだはずだが、古典ではまだ少し残っている。まあ旧大系に入っているもの程度は済ませたかな。あとジャック・ロンドンを読んでいない。「猟人日記」(これは「猟人

    古典はいつ読み終わる - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2007/01/17
    「これほど読みに読んでも古典的作品を読み終わらないのに、新作小説の片々たるものなど読む人は、何であろうか」いやはや
  • 私は宮台真司に負けた - jun-jun1965の日記

    こないだ、いつの間にか週刊朝日に連載を始めていた中森明夫が「宮台真司の時代」があったと書いていた。中森は途中まで宮台の協力者だったが、自分が離れてから天皇がどうとか言い出しておかしくなった、と前から言っている。 私も宮台を批判していたが、宮台は答えなかった。私は売春必要悪論に転向したが、宮台の「援助交際は家父長制を解体する」などというのはもちろんでたらめ。その種の議論では私の勝ちである。あるいは中森や大月隆寛の勝ちである。 しかし、二十歳年下の東大名誉教授の娘と結婚して子供まで作ったという、人生上の幸福(少なくとも他からはそう見える)において、私は宮台に負けた。宮台の結婚は45の時だったが、私が45までに、二十歳年下のお嬢さんはおろか、結婚して子供をこしらえるなどということができる可能性は極めて低い。 そういう意味で、負けたのである。何も結婚して子供作るばかりが幸福じゃないだろうとか、そう

    私は宮台真司に負けた - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2007/01/01
    正月から非モテな小谷野先生
  • ■ - jun-jun1965の日記

    筑摩書房のPR誌『ちくま』12月号の、笙野頼子の連載「小説」「おはよう、水晶−−おやすみ、水晶」の七回「ヴァーチャル・ナイト」の最後のページで、笙野は名前を出さずに私を中傷している。しかし明らかに私だと分かる。卑怯なことである。筑摩には、反論掲載を打診したが、 ・名前が出ていないこと ・PR誌で、論争の場として適当でないこと を理由に載せないそうである。 ことの発端は、大庭みな子監修『テーマで読み解く日の文学』上巻に、笙野がおかしなことを書いたのを、私が『新潮45』二○○四年十一月号で批判したことにある。以下、その笙野に関する箇所を掲げる。 −−−−−−−−−−−−−−−− 大庭みな子監修『テーマで読み解く日の文学』の上巻に笙野頼子が奇妙なことを書いている。「私の知人小谷真理氏の、テクスチュアルハラスメント裁判の結果報告『叩かれる女たち』中の座談会において、なんだか唐突に上野千鶴子は

    ■ - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/12/05
    猫猫先生、笙野頼子先生を訴えるの巻。
  • 酒癖の悪いやつ - jun-jun1965の日記

    私は酒癖の悪いやつにはたびたびやな目に遭わされている。 1999年3月頃のことだ。私は、前の年から、阪大生協書籍部が発行している小冊子に、頼まれてエッセイを連載していた。阪大を辞めるので、それも終わりということになり、一度生協の集まりに来てください、と言われて行ったのである。当時、生協書籍部の部長は、Yさんという三十代くらいの女性で、しばしば言葉を交わしており、ちょっと美人で魅力的な人で、知り合ったのがちょうど辞める前の年で、だんだん親しくなっていたので、ちょっと惜しいなと思った。向こうでも、私が辞めると聞いて「なんだ、これから面白くなりそうだったのに」と言っていた。東京へ戻ってから、お勧めビデオを送ったりしていた。 話を戻そう。その集まりに、生協の理事とかいうおっさんが現れた。ほか、Yさんと、生協の仕事を手伝っている大学院生の男女が数名だった。石橋の飲み屋へ行ってもろもろ話していると、こ

    酒癖の悪いやつ - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/11/04
    「死んでしまえ! と伝えてください」
  • タダほど高いものはない - jun-jun1965の日記

    なんだかミクシィもトラブル続きであるが、岡千鶴子事件の時、殺された娘が「会員制のネット掲示板の日記で」と報道されたときは、思わず失笑した。会員制ってほどのものか、ミクシィが。会員制ってのは、ちゃんとした社会的地位のある人しか入れないとか、会費を月五千円くらいとるとか、そういう時に使うものだ。 ミクシィなんて、タダで使える。プレミアム会員だって月300円程度、高校生だって入れる会員制なんてのは、会員制の語の定義をし直さねばならんくらいだ。タダで人寄せしておいて、会員数ウン万人と謳って広告収入を得て株式上場って、これは典型的なバブルのやり口である。 愚かきわまるのが、何か会員間でトラブルがあるとミクシィ事務局へ通報するやつだ。第一にミクシィ規約には「会員間のトラブルは会員間で解決してください」とある。だから何もしなくても規約違反ではないし、 「どこの世界に、タダで参加している『会員』のために

    タダほど高いものはない - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/10/26
    「500人から言ってきたらどうするのだ」
  • ■ - jun-jun1965の日記

    http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20050710 以上の日記の、 「『新潮45』が反論を載せなかったのは、その文章が支離滅裂だったからであるというのが、担当者の説明である」 という箇所について、そのような事実はないと笙野から抗議が来たそうである。私はそう聞いたので、ないならないで削除する。 それはいいが私はこの数日、笙野の文章を名誉毀損で訴えることなど想像していた。ただ現物がかなり意味不明なので成立しない怖れもある。 もし笙野が私の文章を最近見つけたのなら、しかるべく返答してほしいものである。何しろ『群像』は私の文章など載せないだろうから。 ところで私は、笙野が展開する「論争」に対しては、特に興味はなかった。単に、上野千鶴子が大庭みな子を評した言葉に対する笙野の言がおかしい、というところから話が始まったのである。しかし「敵か味方か」といった党派性でしかも

    ■ - jun-jun1965の日記
  • 座談会からの失踪 - jun-jun1965の日記

    『ダ・カーポ』を立ち読みしたら、吾ひでおにあやかって「失踪」を特集していた。なかで辛酸なめ子が、パーティからの失踪を語っていた。私もパーティからはよく失踪する。特に小人数の場合、悪酔いした奴が出てくると逃げ出すことにしている。 しかし、座談会から失踪したことがある。あれは2001年の秋だったか、『SPA!』で、「エロ」についての座談会に出てくれないかと言ってきた。出席者は、江川達也、みうらじゅん、北原みのり、速水由紀子だという。当時私は売春反対論者で宮台と対立(一方的に)していたので、このメンバーでは、売春エンコーイケイケドンドンになるのではと危惧して、江原由美子か千田有紀が出るなら私も出る、と返事をして、どうせ二人とも断るだろうと思っていたら、千田さんが承諾してしまったので、仕方なく出かけたのである。 場所は西新宿のビルの一室。大きな机の、向かい側にみうら、左手に江川、北原、速水、私は

    座談会からの失踪 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/09/21
    「いなかったことにしてください」「内田ジュ」
  • 増加する戦後民主主義者 - jun-jun1965の日記

    糸圭秀実は、井上ひさしを「戦後民主主義者」と呼んだ。天皇を認め、憲法第九条を守れと主張するのがその謂である。私は、井上がかつて激しい反天皇論者だったとして糸圭に反論したが、井上が文化功労者となって天皇の茶会に出たとき、井上は私と、井上を信じる人々を裏切った。 このところ、その戦後民主主義者は、減るどころか増える一方である。島田雅彦、中沢新一、梅原猛らだ。天皇を崇敬し改憲を唱えるのを「保守派」、天皇制を否定するのを「左翼」とするなら、日はその間に「戦後民主主義者」の群れがたくさんいる国なのである。他国では見られない現象だ。その逆、つまり憲法九条改正と共和制への移行を唱える「近代主義者」は、私や橋爪大三郎など、少数派である。 右から左から、「戦後民主主義」に参入するわけで、島田は左から、中沢や梅原は右から入ってくる。ここにいればマスコミ受けもいいから、居心地がいいのだろう。そういう意味では、

    増加する戦後民主主義者 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/09/09
    「井上は私を裏切った」というのがよい。
  • 「エマ」はひどい、その他 - jun-jun1965の日記

    最初はジェイン・オースティンの原作かと思っていたが、なんか評判なので読んでみたマンガ「エマ」はひどい。あれが当時の英国の階級意識を正確に描いていると思われるようでは困る。「身分違いの恋」という設定にはなっているが、あんな生易しいものでないことは、フォースターの「ハワーズ・エンド」を読んだって分かる。だいたい「二つの階級がある」などと父親が言っているが、実際には上流、アッパーミドル、ロウワーミドル、下流と最低四つには分かれるのだ。だいたい当時の英国の中流の男が、メイドを「かわいい」と思う意識自体、存在しない。しょせんは「シンデレラ」並みの夢物語である。ああいうマンガを気にしている人は、新井潤美『階級にとりつかれた人びと』(中公新書)、『不機嫌なメリー・ポピンズ』(平凡社新書)を読んで勉強するように。むしろ志賀直哉の「濁った頭」あたりが、ちょうど、中流の青年と下女との恋愛(まがい)の実相を描

    「エマ」はひどい、その他 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/09/09
    おたくに媚びない小谷野先生
  • 種は尽きまじ - jun-jun1965の日記

    恐らくこれからも、次々と新手のバカが現れて、遊女は聖なるものだったとか言い続けるのだろう。『別冊歴史 歴史の中の遊女・被差別民』を見つけてそう思った。今のところ、私に批判されているのを知っているのか知らないのか、たぶん知らないのだろうほとんどまだらボケの沖浦和光(79歳)と、もともと頭の悪い朝倉喬司あたりが中心だが、確信犯・田中優子は、吉原はディズニーランドだテーマパークだと、相変わらずの大ボケぶりで、吉原は今でもあります。川崎堀之内も札幌ススキノも神戸福原も岐阜金津園もありますが、それが何か? 佐伯さんはいなくて、ほっとする。 しかし、大月隆寛から「稀代のバカ」と聞いた大阪外国語大学教授・森栗茂一は、『恋愛の超克』で私が徹底批判して、その後おとなしくなったと思っていたら、相変わらずのバカぶりを発揮している。こんなのが合併で阪大教授になるのかと思うと暗澹たる気分だよなどと、未だに大学に

    種は尽きまじ - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/09/03
    「死んでしまえ」。誰かの悪口を言っているときの小谷野先生は輝いている!
  • ■ - jun-jun1965の日記

    そういえば、2002年暮れ、嫌だと言ったのに謀略に引っかかってヨコタ村上孝之と同席させられたシンポジウムで、髪の前の部分を赤く染めた村上は文化相対主義を主張し、(活字化のため削除)どうやらヨコタ村上には、犬をべるというのはFGMと同じくらい野蛮なことらしいと後で気づいた。 私は村上とその時きっちり話をつけようと思ったのだが、酒の席になってしまい、村上は酒癖が悪いから逃げてきた。なんか私が不快感を抱いたと思った人がいたようだが、私は、酒を飲まないと話ができない奴が嫌いなのである。だいたい酒を飲んだ村上とまともな話などできるはずがないのだ。 やはりそのシンポジウムに出ていた佐伯順子さんは、それよりずっと前のことだが、米国留学から帰って、あちらで野坂昭如の『エロ事師たち』の英訳「ポーノグラファーズ」を授業で扱った云々と話すなかで、「ノザカ」と発音していたから、この人はあれが英訳で「Nozaka

    ■ - jun-jun1965の日記
  • 書評暗黒話 - jun-jun1965の日記

    まだ大阪にいた、確か1998年のことである。広島に拠地のあるさる地方新聞から書評を頼まれた。ところがそのが、その地方新聞に連載されたものを纏めたもので、しかもその書いたご当人からの依頼だったので、私もさすがに変だなあ、とは思ったものの、まあ思ったとおり書けばいいや、と思って引き受けた。 ところが原稿を送ってほどなくそのお方から電話があり、受け取りました、と言う。そして、 「ざっくばらんに言ってですね」 と言う。 「これだと、どうもその、一部の読者にしか関心を持ってもらえないのではないかと、そう思いまして」 と言うのである。 私は「広告」を書けと言われたのではない。書評を書いたのである。しかしその頃は私も、ジャーナリズムの中にはとんでもない連中がうようよいることを知らなかったので、ややむっとしながらも、じゃあそちらでいいように書き直して下さい、と言ったのだが、いま思うと、何ともはや、厚顔

    書評暗黒話 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/08/23
    また後で削除されそうなエントリだなこりゃ。
  • 城山三郎先生が変 - jun-jun1965の日記

    作家・城山三郎が、角川書店のPR誌『の旅人』に見開きの随筆を連載している。が、このところ様子がおかしい。ある回では、夕飯をとるべく電車に乗って隣の駅へ行ったら、駅を降りるとあたりは閑散としており様子が変で、帰りの電車もなくタクシーで家まで戻ったという。当人は、ボケたわけではないが不思議な体験と書いているが、それはやはりボケたのでは…と思っていると、次は、仕事で京都へ行き、帰りは自分で自由席券を買って新幹線に飛び乗り、藤沢周平のを読んでいたら「次は新横浜」とアナウンスがあって、冗談ではないと思ったが新幹線は無情に降りるはずの小田原を通過して新横浜へ、というのだが、だいたい小田原を通過するならこだまではない。のぞみなら小田原に止まるはずはないからひかりだろうが、ひかり号が小田原に止まることは滅多にない。一日に五便くらいである。それをむやみとひかり号に飛び乗って、小田原に止まると思っていると

    城山三郎先生が変 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/08/16
    なんでもはっきり書く小谷野先生
  • 松浦寿輝を追撃 - jun-jun1965の日記

    中村文則は二十代だし、ものごとがよく分かっていないのだろう。井口時男はどうもそんな悪辣な気がしない。いちばんたちが悪いのが松浦寿輝である。 かつて『批評空間』の公開シンポジウムで、東浩紀が自著への松浦の書評に激怒して憤懣をぶちまけ、柄谷が「松浦なんか関係ない」となだめる一幕があった。東のその怒りがもとで鎌田哲哉とも喧嘩してしまったようなもので、しかし鎌田というのも、単著もないのになぜああでかい顔をしているのか、謎である。知里真志保の怒りについては藤英夫『知里真志保の生涯』に詳しく書いてあって、鎌田は単によく論理の分からない文章でさらに激怒してみせたら、浅田彰が『VOICE』で「怒れる批評家の誕生」とかいって持ち上げたのでその気になったようだが、まあそれはいい。 以前松浦が『文藝春秋』に随筆を書いていて、確か文春のベスト・エッセイ集『母のキャラメル』に入っている「心底驚いたこと」だと思うの

    松浦寿輝を追撃 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/08/16
    「敵の敵でも敵は敵」
  • ■ - jun-jun1965の日記

    『別冊宝島 これが最後のタバコ大論争』というのが今日出たようである。私はアンケートへの回答を求められて答えた。全部で15の問いがあったが、概して簡単に答えた。その13は、「あまりにも激しく禁煙を要求する人をどう思いますか?」だったので「死んでしまえ」と書いた。何か言ってくるかな、と思っていたら、ゲラでもそのままだった。ところが届いた現物を見たら、「13 付き合わない」「14 死んでしまえ」になっていた。14は、映画などでかっこいいと思ったタバコのシーンは? というもので、私は答えなかった。いずれにせよ、これでは意味不明だ。どう考えたって人為的な改竄である。「付き合わない」なんてことは私は書いていないし、ゲラにもそんな文言はないのだから。「あまりにも激しく」だから、いいのである。ご当人が「あまりに激しい」とは普通思っていないわけだろうし。なお私は実名の分かっている者に「死んでしまえ」と書いた

    ■ - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/08/03
    よく見たら小谷野先生まで単著って言ってる><
  • 逃げたなはねこ - jun-jun1965の日記

    今日は東京地裁。井上はねこの訴訟で、はねこの答弁書がめちゃめちゃなのでラウンドテーブルで協議のはずが、はねこ現れず。 裁判長はもう一度呼び出してみると言っていたが、どうせまた無断欠席だろうよ。はねこは上野千鶴子の悪口を書いていたが、答えようともせずに逃げ回る卑怯さは上野によく似ているよ。 はねこは、 「「プロバイダ責任法」は、私たちの表現を阻む悪法なのか?」 などと書いているが、正しくは 「「プロバイダ責任制限法」は、インターネット上で言いたい放題書いても、プロバイダがその責任を負わないのみならず、ガイドラインなど示していても「侵害が明らかでない」といって情報は決して教えない、不法行為横行を許すための悪法」である。 - 『現代』七月号を見たら、斎藤貴男と小林よしのりの対談が載っていて驚いた。なあなあ対談はかねてから批判していたが、冒頭から斎藤が怒っている物の激突対談。しかし斎藤は、私とも

    逃げたなはねこ - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/06/13
    他人を罵倒しているときの小谷野先生は輝いている
  • 「昔は良かった」の迷信 - jun-jun1965の日記

    秋田の北のほうのヤンキーあがりママの殺人事件で、昔はこんなふうにワイドショーやマスコミが騒ぎ立てたりしなかった、などと言っているバカがいる。 冗談ではない。マスコミが未発達だった徳川時代でさえ、人々はゴシップには飛びついた。いわんや明治から昭和初期なんて、名誉毀損だのプライバシーだのの概念が発達していないから、一般人の私的不品行でさえ堂々と新聞に続き物で書かれたりしたものだ。有島武郎の『或る女』なんて、今だったらモデルであることの明らかな佐々城信子に訴えられてたちまち絶版・回収である。 だいたいこの手の「昔は良かった」言説は、ロマン主義に淵源する、単なる思い込みか迷信である。玄田有史と内藤朝雄が、ともに、「昔はニートのような存在も共同体に受け入れられていた」などと言ってしまうのは、歴史をちゃんと勉強していないからである。未開民族がいかに暴力的だったか、あるいは神経症のような病気は未開社会で

    「昔は良かった」の迷信 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/06/08
    “「昔はニートのような存在も共同体に受け入れられていた」などと言ってしまうのは、歴史をちゃんと勉強していないからである”
  • 井上はねこを提訴 - jun-jun1965の日記

    2月23日、東京地裁に井上はねこを提訴した。インターネット上の名誉毀損の削除、謝罪文掲載、賠償金300万円支払いを命じる訴訟である。今日ようやく第一回公判だった。はねこは答弁書だけ出して欠席。こんなに時間がかかったのは、送達場所が分からなかったからである。 http://www.h3.dion.ne.jp/~haneko-i/genkou/rokaku.html このホームページには「アミ編集者学校」の住所が二箇所記載されているが、いずれも現在は存在せず、訴状は戻ってきた。さらに朝日新聞人物情報データベースにも載っている連絡先は、生涯学習センターのロッカーであるため送達不可。またはねこが評議員を務める財団法人とよなか男女共同参画推進センターすてっぷに送るも、受け取り拒否。はねこは関西大学総合情報学部・黒上晴夫ゼミの学生だが、就学先には送達不可。やむなくいつも留守電になっている唯一の電話番号

    井上はねこを提訴 - jun-jun1965の日記
    todesking
    todesking 2006/05/13
    「ねこ」って小谷野先生の一人称かと思ってちょっと萌えました。がんばれ小谷野先生!