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2007年10月29日のブックマーク (1件)

  • filter

    UNIXの精神として、「個々のコマンドはシンプルな単機能を提供し、それらを組み合わせることによって複雑な高機能を実現する」という精神がある。この精神の最たるコマンドがフィルターと呼ばれるプログラムである。 フィルターは、標準入力を入力とし、加工して標準出力に出力するコマンドである。標準入力と標準出力はパイプやリダイレクトを駆使して連結できる。 例えば、「execute というプログラムの標準出力への出力を、ソートして最後の10行だけ表示する」というのは、以下のようにコマンドを連結することで実現できる。 # execute | sort | tail -10 sed(主に置換) perl(主に複雑なテキスト処理) grep(主に検索) sort(主にソート) uniq(主に重複をなくす) wc(主に単語や行のカウント) head(主に最初の数行のみ表示) tail(主に最後の数行のみ表示)