PCの消費電力は増える一方。市販される電源ユニットも最低で400W、500~700Wクラスの製品も少なくない。将来の拡張性を考えると大出力電源を買いたいが、実際に使っていないのに大出力に対応した電源を使うのはムダが多いのでは?という話もあるが・・・。 今回のテスト環境 PCはシステム構成によって消費電力が大きく異なる。“低消費電力CPU+ミドルクラス以下のビデオカード+光学ドライブとHDDが1台ずつ”と、“デュアルコアCPU+ハイエンドビデオカード2枚でSLI構成+数台のHDDでRAIDを構成+光学ドライブも複数搭載”というシステムでは、倍以上消費電力が違っていても不思議ではない。このため市販されている電源の出力はさまざまだ。一般的にPCの消費電力は増加傾向にあり、ATX12V電源の仕様もv1.1のときは200~300Wが示されていたが、現在のv2.2では250~450Wとなっている。仕様