「Crucial Interventions」は、医療歴史家 Richard Barnett 氏が、イギリスのウェルカム・ライブラリが所蔵する17世紀〜19世紀にかけてヨーロッパで行われていた外科手術を解説したイラストをまとめたもの。当時の医者・医学生向けに描かれているため非常にリアルに人体や手術の方法が描かれています。 19世紀半ば頃に初めて薬の麻酔による手術が行われており、ちょうどその頃の外科手術の方法を記録したのがこのイラスト。 21世紀の現在では考えられませんが、当時ロンドンの病院で手術を受けた患者は、術後のショック、感染症、出血多量などが原因で80%以上が手術後に亡くなっていたそうです。 ※ 人体各部位の切開、脳や胴体の断面図など、かなりショッキングな表現が含まれていますので閲覧の際には注意してください。 1. 斜視矯正手術 2. 下あごの切開・切除 3. 外科手術中に出血を抑制