英ロンドンのテムズ川沿いを散策する人々(2021年7月16日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP 【7月17日 AFP】英政府が19日にイングランドでの新型コロナウイルス規制をほぼ全面解除する方針をめぐり、医療専門家らは16日、その是非について緊急の会議を行い、無謀な考えで科学的な根拠がない政策だと指摘した。参加者の一人は、解除が事実上の殺人を意味すると述べ、強い懸念を示した。 英国内で感染力の強い変異株「デルタ株」が猛威を振るう中、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は今週、感染流行の最悪の時期は脱した「可能性が極めて高い」と述べ、イングランドで導入されているマスク着用義務やソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)といった規制の解除を19日に予定通り実施すると発表。 規制解除の根拠として、ジョンソン氏は成人の3分の2が2回のワクチン接種を完了していると指
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