日本が30年ぶりにデフレの眠りから覚めたのか──。11月全国消費者物価指数は前年比プラス0.5%だったが、約1.5%ポイントに相当する携帯電話料金の値下げがなければ、日銀の目標2%上昇を達成していたことになる。問題はその持続性で、鍵を握るのはエネルギー価格の動向と来年の春闘で決まる賃上げだ。写真は2016年2月、都内で撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino) [東京 24日 ロイター] - 日本が30年ぶりにデフレの眠りから覚めたのか──。11月全国消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)は前年比プラス0.5%だったが、約1.5%ポイントに相当する携帯電話料金の値下げがなければ、日銀の目標2%上昇を達成していたことになる。問題はその持続性で、鍵を握るのはエネルギー価格の動向と来年の春闘で決まる賃上げだ。「逃げ水」だった2%達成の可能性が高まっている。
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