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ブックマーク / globalizer-ja.hatenablog.com (9)

  • 政治に飽きた - グローバル引きこもり的ブログ

    考えてみたら、僕はこれまで政治の事ばかりについて考えてきたような気がする。もしかして考える時間の9割以上を政治について考える事に使ってきたかもしれない。僕は理系の分野に行く事を期待され、実際に理系の学部に進学したけれども、正直いって僕が一番関心を持っていたのは数学でも物理でも情報科学でもなくて政治的な事だったと思う。 なんで政治に興味があったのか?普通の人は政治など興味を持たない。政治などに興味を持ってもなんのいい事もない。関わるほどに不愉快な思いをするのが政治というものである。まあ、僕は具体的に政治に関わっているわけでもなく、政治活動といえばブログで政治的なエントリーを書くくらいだけれども(これを政治活動といっていいものかは分からないが)、政治などに関心を持たないほうが建設的に日々を送れるという事は分かり切ったことだ。 それでも僕が政治的な人間であったのは、なによりも僕にとって政治という

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    tokage3 2017/10/03
  • フランス大統領選挙とアンシャンレジームの行方 - グローバル引きこもり的ブログ

    少し前の話になるが、フランスの大統領選挙は結局マクロンの勝利に終わった。 世間で言われていた通りの結果であったと言える。 僕は正直、今回の大統領選挙にはあまり興味がなかった。 どうもマクロンが勝つという退屈な結果に終わりそうな感じがしたからだ。 第一次投票の結果もマクロン有利を示唆するものだったし、選挙に関する報道からも国民戦線はいまいち時流に乗れてないという印象を受けた。 あるいは、時流というのは確かにあるにはあったのだが、それは決戦投票で勝てるほど強いものではなかった、というべきだろうか。 そのためもあって、国民戦線の選挙運動も典型的なプロテストパーティーのものにとどまり、効果的なメッセージを打ち出す事ができなかった。 こういうのは背景にはっきりした時流がないと、メッセージがまとまりきらないのである。 だから僕は今回の選挙戦は退屈な結果になるだろうと思ったし、実際に結果はマクロンの当選

    フランス大統領選挙とアンシャンレジームの行方 - グローバル引きこもり的ブログ
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    tokage3 2017/05/13
    トッドはEUを離脱しない限りドイツが実権握っているから何も変わらん言うてた。どうなるかな。
  • トランプの就任演説を見た - グローバル引きこもり的ブログ

    歴史的な出来事なので、一応夜中の2時まで寝ないで見た。少し体調が悪かったのでどうしようかと思ったが、やはりこれは中継で見ないといけないかなあ、と思って中継で見ることにした。 話の内容は選挙期間で話していた事と変わらなかったけれども、やはりこのような話が国家の行事でされるというのは衝撃的だった。後ろのほうで礼服を来た軍人が歩き回ったり、ドアを開け閉めしている中で既得権益者層を罵倒し、Rigged systemとか言っているのだからそのコントラストがものすごかった。 時代が変わったんだな、と思った。 リベラルメディアは分断された社会に対する配慮が一切ないとグチャグチャ言っていたが、そのような御託がほとんど無かった事には好感を持てた。 8年前には同じ場所でオバマが就任演説をしたわけだが、今から考えるとその内容はいかにも新しい時代の始まりを象徴するように見えるようで、実際のところは正に過去の価値観

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    tokage3 2017/01/22
    就任式前の控えスペースで、これから闘いに向かうような覚悟の表情が印象的だった。カメラに向かって「まああんまり心配すんな」みたいにして見せたことも。やっぱり英米は頭ひとつ抜けるけど、日独(+中)は…。
  • アメリカ国民が否定したハーバード・ケネディスクールの知的腐敗 - グローバル引きこもり的ブログ

    今回の大統領選挙で印象に残ったのは、アメリカリベラル派の気が遠くなるほどの無能さである。 リベラル派が無能なのは一応知っていたけれでも、正直ここまで無能だとは思わなかった。 僕は今回の選挙で、リベラル派の醜態を「恥ずかしい人たちだな」と思ってずっと見ていた。今回の選挙は普通ならばクリントンが勝つはずのものだったが、今から考えるとこういう恥ずかしい人たちなんだから負けたのも無理はないかな、と思う。 このリベラル派の醜態が非常に極端な形で出ていたのがアメリカのハーバードなどの「名門大学」である。その事がよくわかる資料を見つけたので、ここに全文を転載する。 11月8日夜―。ハーバードケネディスクールの天井に準備された赤・青・白の無数の風船が落ちることはなかった。ヒラリー・クリントン氏の勝利が宣言された瞬間、落下するはずの風船は、網に囲われ、重く天井からぶら下がったままとなった。 ハーバードケネ

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    tokage3 2017/01/02
  • 2016年アメリカ合衆国大統領選挙の歴史的意義 - グローバル引きこもり的ブログ

    'We will win, and win big(私たちは勝つ。圧勝する)'とトランプが言った通り、結果は決定的だった。 ヒラリーはラティーノ(中南米系のアメリカ人)が25%を占めるフロリダ(選挙人29人)で負け、アフリカアメリカ人が21%を占めるノースカロライナ(15人)でも負け、労働組合が強い工業地帯のオハイオ(18人)、ミシガン(16人)、ウィスコンシン(10人)でも負けた。 ニューヨーク州の隣にあるペンシルバニア(20人)でも負けるのだから、これはもうどうしようもない。 今回の大統領選挙はベルリンの壁の崩壊に匹敵する重要性を持つ。 ベルリンの壁の崩壊が共産主義の終わりを示したように、今回の大統領選はここ数十年続いてきた経済的自由主義・社会的自由主義に基づいた社会の終わりを示すものである。 このような自由主義的なイデオロギーではもはや、今日の社会が直面する問題を解決する事はできな

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    tokage3 2016/11/17
    一連の大統領選関連記事、すごく面白かったです。根底には深い怒りと洞察があったのですね。/ "globalism + liberalism = 超資本主義" この構造を理解しないと。トランプやサンダースが出てきたのは必然だろうなあ。
  • ヒラリーの言葉とトランプの言葉 - グローバル引きこもり的ブログ

    巷ではヒラリーが当選すると言われているけれども、英語学習者の一人としてはどうにも気が滅入る話だ。英語をやっていると、CSなどで何かと大統領の演説を見聞きする機会が多い。僕は毎日CSで国際放送を見てるから、好む好まざるとにかかわらず毎日アメリカ大統領が話しているのを見ているわけである。だから英語学習者の立場からすると正直、政策以前に話がうまい候補者が大統領になってもらいたい。だから、ヒラリーが当選するだろうという話を聞くたびに当に気が滅入る。 というのは、ヒラリーは当に演説が下手だからだ。下手というか、ヒラリーの演説には内容がない。内容がないというか、ヒラリーの演説というのは小学校の読書感想文みたいな感じだ。小学生が自分の考えであるよりはそれを読む大人の機嫌を計算して作文をするように、ヒラリーはいかにもある種のリベラル派が100点満点を付けるような話ばかりをするのである。だからヒラリーの

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    tokage3 2016/11/13
    "やはり時代がトランプの言葉を必要とし始めている" そういう事だったのだと思う。
  • 一応、トランプの勝ちを予測しておくか - グローバル引きこもり的ブログ

    投票も始まったし、一応予想も書いておかないといけないかな。 今回の選挙は前例がない選挙なので、世論調査からは確実な事はなにもいえない。 民主党も共和党も完全に分裂している。 つまり、投票日に寝てしまう人が多いということ。 これまでとは違う政党に投票する人も非常に多くなる。 しかも、第三党のゲイリー・ジョンソンとジル・スタインにどれくらい票が流れるかわからない。 今まで選挙なんて一度も行った事がないような人も大勢投票する。 英国のEU離脱と同じである。 だから世論調査から確実なことは何もいえない。 一応、世論調査ではクリントンの勝つだろうという事になっているけれども、僕は支持率の差は十分ではないと思っている。 トランプを支持していても、分からないとかどちらも支持しないとか、答えない、あるいはまったく逆の事を答えている人は相当いる。 トランプを支持するといってもいい事は何もないからだ。 100

    一応、トランプの勝ちを予測しておくか - グローバル引きこもり的ブログ
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    tokage3 2016/11/09
    "ヒラリーと応援団の主要メディアは、多くの人を敵に回した" 全然関係ない自分だってクソ生意気なひらり支持層見てるとトランプ応援したくなるからなw あいつら自分の偏狭さに無自覚過ぎ。
  • [翻訳] アメリカに警告する:トランプを無かった事にできるとは考えない方がいい - グローバル引きこもり的ブログ

    Note to America: Don’t Be So Sure You’ve Put Trump Behind You | The Nation イギリス人なのだが聞いてほしい、真に問題に取り組まない限り右翼的なポピュリズムは繁栄する Gary Younge 私は一年を英国で過ごした後、インディアナにある小さな街で大統領選を取材するためにアメリカに戻ってきた。英国のEU離脱が心の中にあった。 6月の24日、目が覚めたら違う国にいるように多くの人々は感じていた。英国は僅差で、EUを離脱する事になったのである。私は恐怖・孤独・外国人嫌いの政治が破壊的で持続的なダメージを国家に与えたのだと感じた。この晩の経験から学ぶべき事は多く、実際私たちはようやくそれらを学び始めた所である。学び始めた所ではあるが、ここでアメリカでの選挙に関連して次の3点を指摘したい。 まず、世論調査を見て投票行動を変えて

    [翻訳] アメリカに警告する:トランプを無かった事にできるとは考えない方がいい - グローバル引きこもり的ブログ
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    tokage3 2016/11/07
    すげーこの人にとってのアメリカは知的でリベラルな政治志向の都市住民の事なんだーすげー。いや、言ってる事自体は正しいとは思いますがね。
  • [翻訳] 30年間大統領選の結果を的中させ続けた教授はトランプの勝利を確信する - グローバル引きこもり的ブログ

    www.washingtonpost.com Peter W. Stevenson 先月、選挙予測を科学にしようと努力してきたアラン・リヒトマンはトランプの勝利を予想した。 アメリカン大学の著名な歴史学者であるリヒトマンは、民主党政権が政権を維持するのは無理だろうと語った。 ここ数週間、選挙戦は様々な出来事によって大きく左右されてきた。ワシントンポストによるアクセス・ハリウッド・テープの報道に続いて、多くの女性が次々とトランプの不適切な行動を告発するために名乗り出ている。告発の内容は言葉の暴力から強制猥褻にまで及ぶ。投票日の一月前にもなって、特集はトランプを縁起でもない「ワシントンで最悪の週」賞にノミネートした。その一方で、ウィキリークスはクリントン陣営の内部情報を公表した。アメリカ政府はこの事にクレムリンが関与していると非難している。両候補によるテレビ討論会があったのもこの数週間のこと

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    tokage3 2016/11/01
    関係ないけどこの人株やったら強そう。
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