東京商工会議所(山口信夫会頭)は、3月28日から4月9日にかけて開催した「新入社員研修」に参加した中堅・中小企業364社の新入社員1,209名を対象に行った意識調査結果を別紙のとおりまとめた(有効回答1,182名、97.8%)。 この調査は、毎年実施しているもので、企業の新卒者の採用意欲が昨年以上に上向き、採用数が拡大する中、新入社員の就職観・仕事観・生活観・将来の展望などを聞いた。調査結果の主な点は次のとおり。 (本文敬称略) ○ 「職場の雰囲気の良さ」や「仕事の内容のおもしろさ」に期待が高い 「職場の雰囲気が良かった」、「仕事の内容がおもしろそう」、「自分の能力・個性が活かせる」を入社理由に挙げ、ここ数年来、上位の回答項目に変化はない。仕事の内容への期待やいかに職場で自分の能力を発揮できるかを考える「仕事」志向の人が依然多い。 ○ 理想の社長のトップは、「イチロー」と「北野武」 理想