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ブックマーク / detail-infomation.com (3)

  • コレクタ接地回路(エミッタフォロワ)の『特徴』や『原理』について

    エミッタ接地回路はMOSFETのドレイン接地回路(ソースフォロワ回路)のバイポーラトランジスタverとなっています。入力と出力の共通端子がコレクタであるため、コレクタ接地回路と呼ばれています。入力電圧VINと出力電圧VOUTに直接接続されていないのがコレクタなので、これが入出力共通端子となります。 PNPトランジスタを使用した場合のコレクタ接地回路(エミッタフォロワ) コレクタ接地回路(エミッタフォロワ)はNPNトランジスタでもPNPトランジスタでも作成することができます。上図に回路図を示します。 コレクタ接地回路(コレクタフォロワ)を実際に使用する時の回路 今までの回路図は原理を示すために用いられる図であり、実際の回路で使用する際には上図の右のように使用します。 コレクタ端子は電源VCCに接続されていますが、交流的には接地されています(そのため、コレクタ接地回路と呼ばれています)。交流等

  • オペアンプが発振する原理とは?

    オペアンプが発振する原因としてよく位相余裕やゲイン余裕などを使用しますが、なぜ発振するのかのイメージが掴みにくいのが現状です。今回は、オペアンプの発振の原理について図を使用して分かりやすく説明します。 そもそもオペアンプは何をしているのか オペアンプを使用したフィードバック回路は上図のようになっています。非反転入力端子、反転入力端子、帰還回路で構成されています。 出力電圧VOUTは帰還回路を通して、非反転反転入力端子に戻されます(これは負帰還と呼ばれています)。オペアンプは非反転入力端子の電圧VIN+と反転入力端子の電圧VIN-が等しくなるように制御を行っています。この時、帰還回路の位相遅れが原因で出力電圧が発振してしまうことがあります。 ではこれからオペアンプの出力電圧が発振する原理について説明します。 上図のフィードバック回路において、周波数f1で位相が180度遅れる帰還回路があると仮

  • 『ヒステリシス損失』とは?「式」や「原因」について分かりやすく説明します!

    コイル(インダクタ)は、鉄・フェライト・コバルトなどの磁性体(コア)に電線を巻くことで構成されています。コイル(インダクタ)に流す電流\(I{\mathrm{[A]}}\)と磁界の強さ\(H{\mathrm{[A/m]}}\)には比例関係があるため、コイル(インダクタ)に流す電流\(I\)を大きくすると、磁界の強さ\(H\)が大きくなります。 すなわち、コイル(インダクタ)に電流\(I\)を流すと磁界(磁場)\(H\)が発生します。この磁界\(H\)によって、磁性体は磁化を帯びます(磁化されます)。この時、単位面積当たりのN極からS極へ向かう磁界の流れを磁束密度\(B{\mathrm{[T]}}\)といい、磁石の強さを表します。 ここで上図にヒステリシス曲線(磁束密度\(B\)と磁界\(H\)の関係を示す曲線)を示しています。コイルに交流電流を流した場合、交番磁界(時間と共に大きさと方向が

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