昨今、ほとんどの Linux ディストリビューションは Windows とのデュアルブート設定をほぼ自動的で行ってくれる。 しかし、そこから自分で1つ変更を加えようとなると手のつけようがないほど面倒になる。 大学の講義に使うノート PC をマルチブート環境にしようと複数のオペレーティング・システムをインストールし設定を破壊した日には地獄を見るだろう。 今までの筆者の経験から Linux 同士の共存ならばともかく1つのドライブに全く異なる OS を同居させるのは止めておいた方が良いということをお伝えしたい。 本稿ではその理由と解決策をご紹介。 事由 1. パーティションテーブルのカオス化 1つ目は単純で間違って Windows のパーティションを消去してしまうことがあるからだ。そんな馬鹿なことをするか、と鼻で笑う人もいるだろう。 しかし現在の Windows パーティション・システムは昔と比