安倍晋三元首相の慰霊碑「留魂碑」。事件現場から5キロも離れている=7月1日、奈良市の三笠霊苑(甘利慈撮影) 昨年7月8日に奈良市の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相をしのぶ慰霊碑「留魂碑(りゅうこんひ)」が、安倍氏が倒れた現場から約5キロ東にある同市の「三笠霊苑」に完成し、奈良県の自民党議員らでつくる有志団体が1日、除幕式を行った。 留魂碑は、安倍氏の地元、山口県の幕末の思想家、吉田松陰の遺書「留魂録(りゅうこんろく)」から名付けた。高さ・幅ともに約1メートルの大きさで、中央には、安倍氏が生前に色紙に好んで揮毫(きごう)した「不動心」の文字が、安倍氏の筆致で刻まれている。 除幕式には、自民党県連会長の高市早苗経済安全保障担当相や佐藤啓参院議員ら約40人が参列。それぞれ献花し、手を合わせて安倍氏を追悼した。 留魂碑は1日以降の午前8時~午後5時に一般の参拝者に開放
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