tomokgのブックマーク (552)

  • 氷河期世代が振り返る平成──「喪の作業」としての平成文明論

    <昭和天皇と社会主義、2つの「死」を物心つく頃から見つめてきた世代にとって、平成とはどのような時代だったのか。與那覇潤が令和の時代に問う『平成史』とは? 『アステイオン』96号より「『喪の作業』としての平成文明論」を転載> 文学や歴史や芸術など、人間の手あかのついたものごとを対象とする批評は、私情や思想をもとにして、「メロディ」や「リズム」を紡ぎ出し、独立した音楽を奏でるアンサンブル(合奏)のようなものだと私は考える。 楽器の編成やメロディの重層性、リズムの変化、「間」に気を配り、意味を込める力は、指揮者(識者)の知性や筆力、感性や生理によるところが大きい。 與那覇潤の『平成史』は、生乾きの歴史から、重層的なメロディや複雑に変化するリズムを紡ぎ出し、独立したアンサンブルとして展開した大著である。 與那覇は平成の政治、経済、社会、文化、思想、サブカルチャーなどに関する異なる言説を、「楽器」を

    氷河期世代が振り返る平成──「喪の作業」としての平成文明論
    tomokg
    tomokg 2022/08/29
  • https://twitter.com/dancom/status/1560936343571951616

    https://twitter.com/dancom/status/1560936343571951616
    tomokg
    tomokg 2022/08/21
    推しは、AKB的な多人数アイドルグループの中で、ともすれば埋もれがちな1人を愛でて、良さを見出していくのが由来、と思っていた。
  • 薛 珠麗 Shurei Sit @免疫を上げる夏 on Twitter: "新訳への大ブーイングの嵐が凄い。でもこれは、乱暴な言葉遣いや立ち居振る舞いを常にメグにたしなめられ、エイミーに非難され、ベスに庇われる、一家で唯一の【男子】=ジョーの台詞。しかも大好きなお父さんが死ぬかも知れない‥‥の不安で更に乱… https://t.co/eSSlee6JuL"

    新訳への大ブーイングの嵐が凄い。でもこれは、乱暴な言葉遣いや立ち居振る舞いを常にメグにたしなめられ、エイミーに非難され、ベスに庇われる、一家で唯一の【男子】=ジョーの台詞。しかも大好きなお父さんが死ぬかも知れない‥‥の不安で更に乱… https://t.co/eSSlee6JuL

    薛 珠麗 Shurei Sit @免疫を上げる夏 on Twitter: "新訳への大ブーイングの嵐が凄い。でもこれは、乱暴な言葉遣いや立ち居振る舞いを常にメグにたしなめられ、エイミーに非難され、ベスに庇われる、一家で唯一の【男子】=ジョーの台詞。しかも大好きなお父さんが死ぬかも知れない‥‥の不安で更に乱… https://t.co/eSSlee6JuL"
    tomokg
    tomokg 2022/08/20
  • ジェレミー・デシルヴァ著『直立二足歩行の人類史』を読む:ゴキブリ二足走行の謎と教訓 - HONZ

    「人間を生き残らせた出来の悪い足」という副題と、次の瞬間にはネコ科大型獣の餌になるという惨劇を予想させる表紙カバーの絵に興味を引かれて、ふと手に取ったでした。序論と第一章では、二足歩行に対するわれわれの思い入れの強さが指摘されていて、ぐっと内容に引き込まれました。ところが54ページまで読み進めたところで、重大な問題にぶつかってしまったのです。そこにはこう書いてありました。 キリストトカゲにせよヴェロキラプトルにせよ、二足歩行の利点とは要はスピードだと思われる。ゴキブリでさえ、非常時には二足で立ち上がって全速力で走る。 「ちょっと待て!」とわたしは思いました。ゴキブリは短距離ならば飛びもするし、普通でさえ、かなりのスピードでササササと走りまわりますよね。そこからさらに速度を上げるために、よりによって二足で立ち上がって走ると!? いやいや、それはありえないでしょう。 第一に、ゴキブリの

    ジェレミー・デシルヴァ著『直立二足歩行の人類史』を読む:ゴキブリ二足走行の謎と教訓 - HONZ
    tomokg
    tomokg 2022/08/16
  • 佐々木紀彦@PIVOT ビジネスメディア on Twitter: "メディア業界にいると野党精神が骨の髄まで染み込んでしまう。批判すること自体が仕事になる。これからの時代に必要なのは、与党精神を持ったメディア人であり、そうした人は伝統メディアから生まれないように思う。メディアがオープン化された今、メディアがメディア人に閉ざされる意味はないですね。"

    メディア業界にいると野党精神が骨の髄まで染み込んでしまう。批判すること自体が仕事になる。これからの時代に必要なのは、与党精神を持ったメディア人であり、そうした人は伝統メディアから生まれないように思う。メディアがオープン化された今、メディアがメディア人に閉ざされる意味はないですね。

    佐々木紀彦@PIVOT ビジネスメディア on Twitter: "メディア業界にいると野党精神が骨の髄まで染み込んでしまう。批判すること自体が仕事になる。これからの時代に必要なのは、与党精神を持ったメディア人であり、そうした人は伝統メディアから生まれないように思う。メディアがオープン化された今、メディアがメディア人に閉ざされる意味はないですね。"
    tomokg
    tomokg 2022/08/15
    労働者に経営者目線で働け、というのと同じ視点なんだな。メディア人は、バズり目的で対象に無批判に愛を注ぐようなオタク化するより、多角化した視点で事象を語ってほしい。
  • 「買春客の根性を叩き直す」テキサスの買春客更生学校に潜入してみたら | そこは何でもありの無法地帯

    狙いは「売春する女」よりも「買春する男」 昼はピザのデリバリーだったので、警官たちの武器は手の脂汚れですっかりギトギトだった。もっとも、その武器とは銃のことではない。銃のホルスターは、この道路沿いのモーテルの部屋の片隅にかけてあった。 このおとり捜査で活躍するのは、警官たちのiPhoneなのだ。彼らはメッセージを打ち込み、獲物がひっかからないか期待に胸を高鳴らせていた。 「ナスのこの絵文字で何を言いたいのか、オレにはわかるけれど、検察はこれをセックスの同意だと受けとってくれるのかな」 こう言うデット・ジーンは、米テキサス州ブラゾス郡で行われたこのおとり捜査に参加した最年少の警官だ。ナスの絵文字はセクスティングでよく使われる記号だ。中年の警官が仕掛けたおとりに誰かがいついたら、そこからは迫真のメッセージを打ちこめるジーンの親指の出番だ。 米国の警察は、テキサス州など数多くの州で定期的にこ

    「買春客の根性を叩き直す」テキサスの買春客更生学校に潜入してみたら | そこは何でもありの無法地帯
    tomokg
    tomokg 2022/08/14
  • 【独自】山上母からカネを巻き上げた統一教会の「女霊能師」の素顔と手口がヤバすぎる(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    関西一円で巨額の寄付を集める 「あの女霊能師にやられて、私は高額の壺やペンダントなどを購入し、膨大な寄付もしてきました。その総額は3500万円ほどになります。 山上容疑者の母親が旧統一教会に寄付したうち、2000万円程度はあの女がかかわっています。関西地方の旧統一教会で霊感商法に携わる人物のなかでも、最も悪質な人だと思っています」 こう話すのは、数年前まで旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に在籍していた元信者のAさんだ。Aさんは、山上徹也容疑者の母親とも旧知の関係にある。Aさんの自宅の居間には、今も旧統一教会で買わされた壺、ペンダント、指輪などが埃をかぶったままほったらかしになっている。 安倍晋三元首相の射殺事件を引き起こした山上徹也容疑者は、いま精神鑑定留置となっている。山上容疑者は、母親が旧統一教会に1億円以上の寄付などをさせられ、家庭崩壊に追い込まれたことが動機だと説明していると

    【独自】山上母からカネを巻き上げた統一教会の「女霊能師」の素顔と手口がヤバすぎる(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
    tomokg
    tomokg 2022/08/13
    一昔前、繁華街で執拗にアンケートを迫る年配の女性たちがいたが、ターゲットの財産の把握が目的だったのか。
  • 山上徹也容疑者の全ツイートの内容分析から見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

    安倍晋三元首相が銃撃されてからおよそ1ヵ月が経った。容疑者・山上徹也の犯行動機や彼が抱えていた屈折については、供述内容などから断片的に伝わってきてはいるが、まとまった像はなかなか見えてこない。 以下では、成蹊大学の伊藤昌亮教授が、山上容疑者のものとされるツイートを定性的・定量的な手法で分析、容疑者が持っていた独特の政治的傾向を探った(文中敬称略)。 調査の概略 論では、安倍晋三元首相銃撃事件を起こした山上徹也容疑者のものとされるツイートの分析から、その政治的傾向を探ってみたい。彼はどんな立場から何を見、何に憤り、自らが生きる政治的世界をどう捉えていたのだろうか。 まず調査の概略を記しておこう。対象としたのは、Togetterアーカイブされている彼自身のすべてのツイート、1147件だ。リツイートは含まず、引用リツイートについては当人のコメント部分だけを含むものとした。 それらを対象に、「

    山上徹也容疑者の全ツイートの内容分析から見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
    tomokg
    tomokg 2022/08/12
  • 調査する人生 第1回:打越正行 x 岸政彦 相手の10年を聞くために、自分の10年を投じる|web岩波たねをまく

    岸政彦(きし・まさひこ) 1967年生まれ。社会学者・作家。京都大学教授。主な著作に『同化と他者化──戦後沖縄の土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013年)、『街の人生』(勁草書房、2014年)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015年、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『ビニール傘』(新潮社、2017年)、『図書室』(新潮社、2019年)、『地元を生きる──沖縄的共同性の社会学』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著、ナカニシヤ出版、2020年)、『大阪』(柴崎友香と共著、河出書房新社、2021年)、『リリアン』(新潮社、2021年、第38回織田作之助賞受賞)、『東京の生活史』(編著、筑摩書房、2021年、紀伊國屋じんぶん大賞2022、毎日出版文化賞受賞)、『生活史論集』(編著、ナカニシヤ出版、2022年)、『沖縄の生活史』(石原昌家・岸政彦監修、沖縄タイムス社編、2023

    調査する人生 第1回:打越正行 x 岸政彦 相手の10年を聞くために、自分の10年を投じる|web岩波たねをまく
    tomokg
    tomokg 2022/08/10
  • 年収は200万円台、持ち家が正解、月10万円稼げばOK…意外と知らない「定年後の真実」(坂本 貴志)

    年収は300万円以下、当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%、80代就業者の約9割が自宅近くで働く……知られざる「定年後の仕事」の全貌——。 漠然とした不安を乗り越え、豊かで自由に生きるにはどうすればいいのか? リクルートワークス研究所研究員・アナリストの坂貴志氏は、新刊『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日社会を救う』において、豊富なデータと事例から「幸せな定年後の生活」の姿を明らかにしている。 一体どういうものなのだろうか? 定年後をどう生きるか? 近年、高年齢者の労働参加が急速に進んでいる。 総務省「国勢調査」によれば、2020年における70歳男性の就業率は45.7%とすでに半数近くの70歳男性は働き続けるという選択を行っている。 女性の高年齢者に関しても、ここ10年ほどで労働参加が急拡大している。 少子高齢化で

    年収は200万円台、持ち家が正解、月10万円稼げばOK…意外と知らない「定年後の真実」(坂本 貴志)
    tomokg
    tomokg 2022/08/07
  • 最終話で主人公が死ぬ漫画ある?

    あばれブン屋という漫画の全巻セットが安かったので買った。 ネタバレになるけど、新聞社で働く正義感が強い主人公が最終回で暗殺されてしまう。 一気に読んで愛着が湧いていたので、非常にショックだった。 これ以上のネタバレが無い位の紹介になるけど、最終話で主人公が死ぬ漫画って、実はそんなに無いのでは…?

    最終話で主人公が死ぬ漫画ある?
    tomokg
    tomokg 2022/08/05
    ベルばらと同じ作者の『オルフェウスの窓』、ロシア革命で恋人死亡&流産で記憶を無くしたヒロインが故郷の街に戻り、脇役の下男に復讐される。メインキャラの1人が「いい青春だったな」で締める鬱エンド。
  • 少女漫画史に残るイケメンって誰?

    男だから数えるぐらいしか少女漫画読んだことないんだけど、少女漫画におけるイケメンって言うたら少年漫画におけるヒロインみたいなもんでしょ? その割にあんま語られてるところを見たことない気がするから有名どころとか個人的に好きなキャラとか教えてほしい。 地場衛以外で。

    少女漫画史に残るイケメンって誰?
    tomokg
    tomokg 2022/08/04
    ヒロイン枠だけど、厩戸王子
  • 「ごんぎつね」が読めない?学校で起こっている国語力崩壊の惨状 - ライブドアニュース

    by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと ノンフィクション作家の石井光太氏が、子どもたちの国語力について語った 授業で「ごんぎつね」を読むと、小学生が思いもよらぬ誤読をしていたそう 「社会常識や人間的な感情への想像力がすっぽり抜け落ちている」とした 提供社の都合により、削除されました。 概要のみ掲載しております。 関連ニュース ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能 女子

    「ごんぎつね」が読めない?学校で起こっている国語力崩壊の惨状 - ライブドアニュース
    tomokg
    tomokg 2022/07/31
    カチカチ山と混同しているのでは。
  • <時評論壇 中島岳志>山上容疑者の生きづらさ:北海道新聞 どうしん電子版

    安倍晋三元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者のものとみられるツイッターアカウントの投稿を読んだ。約2年9カ月にわたって書かれたツイートからは、生きづらさと屈(うっくつ)を抱えた中年男性が、排外主義的でパターナル(父権的)な思想に傾斜する姿が浮かび上がる。その言葉は、対象に対して常に攻撃的で、冷笑的だ。 山上容疑者は、自らの人生の行き詰まりの根源を、母の「統一教会」への入信に求める。「統一教会」は1954年に韓国で創設された新興宗教で、『聖書』を独自に解釈した家族主義的思想を主張する。山上容疑者の「統一教会」批判は、韓国北朝鮮への悪感情へとつながり、ツイートには両国に対する罵詈(ばり)雑言が並ぶ。この「嫌韓」意識が、彼の右傾化の発端にあったのかもしれない。 しかし、この右派メンタリティーは、重大な矛盾にぶつかる。「統一教会」は「朝鮮民族主義の極右」であり、「日の不倶戴天(ふぐたいて

    <時評論壇 中島岳志>山上容疑者の生きづらさ:北海道新聞 どうしん電子版
    tomokg
    tomokg 2022/07/29
  • 政治について: 星野智幸 言ってしまえばよかったのに日記

    政治について。 選挙のたびに、だいたい民主党、立憲民主党に投票している。けれど、もう何年も、投票するたびに罪悪感を抱いている。なぜなら民主党は、特に立憲民主党になったあたりからは明確に、自民党政治の補完勢力だとしか思えなくなったから。もはや気で政権交代を目指すことなく、「政権を担いうる自民党以外」という選択肢を、ただただ消滅させていくだけの勢力としか、感じられないからだ。この党に投票し続けることは、自民党政権を延命させる補完勢力に加担している、という気持ちになる。気持ち、ではない、事実そうなのだ。 立憲民主党自民党政権の補完勢力であると感じる最大の根拠は、安倍政治に対する正確な分析がまるでできていないことである。特にその根幹をなす経済政策、アベノミクスの評価だ。アベノミクスのせいで経済は悪くなった、格差は開いたと批判し続けてきたが、事実はまったく違う。 たとえば、このブログを読めばわか

    tomokg
    tomokg 2022/07/27
  • 「三冠小説家」が「文壇」からパージされつつある | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    芥川龍之介賞、三島由紀夫賞、野間文芸新人賞をすべて受賞した「三冠小説家」である笙野頼子が「文壇」からパージされつつある。 去る5月、笙野は『発禁小説集』を上梓した。版元は、長野の小さな出版社・鳥影社。収録作の初出は大半が講談社の文芸誌『群像』だったが、同社に刊行できないと拒否されたのである。それで「発禁」。作中にある「ご主張」が不可の理由として告げられた。 どんな主張か。性自認至上主義に社会が侵されることへの批判と恐怖である。性別が自己申告で通れば脅かされるのは生物学的女性だと笙野は警告する。「女が消される」「女消運動」とまで強い表現も用いる。それは性自認にちょっとでも懸念や疑問を挟むと、「ターフ!」(TERFトランス排除的ラディカルフェミニスト)と差別者認定され吊し上げられる風潮への抵抗である。この原稿を書いたことで私も差別者と呼ばれるであろう。 片やトランス擁護者は「TRA(トラン

    「三冠小説家」が「文壇」からパージされつつある | レビュー | Book Bang -ブックバン-
    tomokg
    tomokg 2022/07/26
  • 横道 誠 宗教2世問題とは何なのか|社会|中央公論.jp

    マスコミも取り上げる機会が増えてきた宗教2世問題。その内実について、当事者、そして研究者の立場から横道誠さんが解説する。 (『中央公論』2022年2月号より抜粋) 「宗教2世」という言葉が一部のマスメディアで注目を集めつつある。宗教2世とは、親が信仰している宗教を同様に信仰している、または信仰していた子を指す。 従来、多くの宗教がそのような仕組みを持っていたが、近年の日では、これが問題視されるようになってきている。 自助グループの主宰者 まずは筆者について紹介させていただきたい。 私は自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如・多動症(ADHD)と診断されている。これらの発達障害(現在の正式な医学名は神経発達症群)と生活環境の摩擦が生みだすさまざまな生きづらさについて考え、少しでも生きやすさを得るために、京都やオンライン空間に自助グループを立ちあげ、仲間たちと「当事者研究」を進めてきた。 当

    横道 誠 宗教2世問題とは何なのか|社会|中央公論.jp
    tomokg
    tomokg 2022/07/12
  • (3ページ目)横道 誠 宗教2世問題とは何なのか|社会|中央公論.jp

    前史を整理する さて、ここからは宗教2世問題がどのように注目されていったかを説明しよう。 まずは「カルト2世」が一部で注目された。カルト2世とは、カルトとして議論される宗教団体に所属する親の方針によって、自身も同団体に属することになった子だ。 1995年、日社会に衝撃を与えたオウム事件を契機として、日脱カルト研究会が結成された。カルト団体の元信者、その家族、宗教家、弁護士、宗教社会学者、精神科医、心理士などから構成され、2004年に「日脱カルト協会」へと発展し、存続している。公式ウェブサイトでは、相談機関ではないこと、「破壊的カルト」の諸問題や、カルト団体に関わってしまった当事者とその家族のカウンセリング経験の共有および社会復帰策等の研究を行い、成果を普及させることを謳っている。 この団体は早くからカルト2世問題に焦点を当てており、機関誌『日脱カルト協会会報』では、2011年に「2

    (3ページ目)横道 誠 宗教2世問題とは何なのか|社会|中央公論.jp
    tomokg
    tomokg 2022/07/12
  • カウンターカルチャー神話が音を立てて崩れていくーー速水健朗の「『ローリング・ストーン』の時代」評

    『ローリング・ストーン』誌の創刊は、1967年。サンフランシスコのヘイト・アシュベリーで盛り上がっているヒッピーやマリファナやLSD、そして、その街のロックミュージック。その文化に近い場所にいた若きヤン・ウェナーは、新しい世代に向けたメディアの創刊を思いつく。 グレートフル・デッドやジェファーソン・エアプレーンといった地元のロックバンド、そのシーンやボブ・ディラン、ローリングストーンズなど、60年代のロックシーン話は、いくつも登場しているが、書にとって前段に過ぎない。むしろ、メインとして掘り下げるのは、『ローリング・ストーン』誌の創刊編集長ヤン・ウェナーの人間そのものだ。1967年の時点では、シリアスな"ロック批評"も、雑誌の役割のひとつだったが、編集方針は瞬く間に変わっていく。 音楽と広告が交差するメディアとしての確立も、比較的早い段階のこと。インタビューの次のページに見開きでレコード

    カウンターカルチャー神話が音を立てて崩れていくーー速水健朗の「『ローリング・ストーン』の時代」評
    tomokg
    tomokg 2022/07/03
  • 「毎日かあさん」西原理恵子さんの娘による”毒親告発”で、日本の子育てSNS界隈が凍りついた件

    「毎日かあさん」西原理恵子さんの娘による”毒親告発”で、日の子育てSNS界隈が凍りついた件 大ヒット子育てエッセイ漫画『毎日かあさん』(毎日新聞出版)。作中に「ぴよ美」として登場していた、作者である漫画家・西原理恵子さんの娘による告白が波紋を呼びました。その背景と影響をコラムニスト・河崎環さんが語ります。 「子どもが親に勝手にその成長をSNSに投稿されない自由」も? 西原さんの娘が公開したブログを知ったネットユーザーは、西原さんや娘にどういう感情を持っていようと関係なく、「いったい、自分の知らない何が書かれているのか」と好奇心からブログに殺到した。私を含め、『毎日かあさん』を読んできた読者はそれぞれに「◯◯年にはこういうことがあった」「こういう母だった」「こういう子だった」「だからこんなことが起こった」と答え合わせをした。 だが、ふと気づく。人と会ったこともない無数の読者が、ネットであ

    「毎日かあさん」西原理恵子さんの娘による”毒親告発”で、日本の子育てSNS界隈が凍りついた件
    tomokg
    tomokg 2022/06/09