「あ」がきれいに書けると、「い」もきれいに書きたくなります。「あ・い・う・え・お」がきれいに書けると、文章もきれいに書きたくなります。書くのが楽しくなって、書きたいことがたくさん増えます。気持ちよく読んでもらえるために、行をかえたり、文字のおおきさを工夫したりもするでしょう。それが君らしさにつながります。こんなふうに、自分の考えかたや思いを、素直な気持ちでかたちにしていくのがデザインなんです。
俳人 長谷川櫂 日本人は子どもからお年寄りまで、詠もうと思えば誰でも俳句が詠めます。ほかの国ではふつう詩人しか詩を詠まないので、誰もが潜在的な俳人であるという日本はちょっと珍しい国であるということになります。 今日は日本中で毎日たくさん詠まれている俳句の中から子どもたちの俳句をみながら、その可能性と問題点を探ってみたいと思います。 さっそく子どもたちが詠んだ俳句をみてみましょう。 きょうりゅうはほねしかなくてすずしそう 内田 蓮(小2) これは小学二年生の内田蓮君の俳句です。恐竜展に展示してある恐竜の骨を見て涼しそうだなあと思った、その感想を俳句にしています。「ほねしかなくてすずしそう」なんて、大人もびっくりするような俳句ができました。 次の俳句は小学三年生の山本咲良さんの作品です。 せんぷうきあああああああおおおおお 山本咲良(小3) これは扇風機に顔を近づけて声を出してい
2018年4月2日(月) 放送予定 “史上最強”の軌跡スペシャル 棋士・羽生善治 前人未到の「永世七冠」を達成し、棋士初となる「国民栄誉賞」を受賞した羽生善治(47)の特別編。これまでに勝ち取ったタイトル数は通算99期。他の追随を許さない、圧倒的な強さはどのようにして生まれ、育まれたのか。“史上最強”へと至る軌跡をたどる。 「プロフェッショナル」では、2006年・08年に羽生を主人公とした番組を放送。若くして天才と呼ばれた陰にあった「苦悩」、ライバルとの「死闘」を通して浮かび上がる勝負師としての生きざまを生々しく記録してきた。今回、その2本を再編集し、インタビューを新たに収録。密着取材した30代から10年あまりを経た今、どんな地平を目指すのか。羽生は、驚くほど赤裸々に47歳の心境を語った。人生において長きにわたる「仕事」、そのさまざまなステージで闘う人たちに向けた特別版。
2014年12月13日(土) 【再放送】2014年12月20日(土)午前0時00分 ※金曜日深夜 【アンコール】辞書を編む人たち (2014年4月26日(土)放送) 「無人島に一冊だけ本を持っていくとしたら?」 この問いに多くの人がある本を選ぶ。 辞書である。言葉だけでこの世界のすべてを表現する。自然も人の心も具体物も抽象物もあらゆる物事を言葉だけで表現する辞書は言わば小宇宙である。 番組では、辞書専門の出版社の改訂作業に半年間にわたり密着した。新しい言葉を追加し、従来の項目を改め、不要となる言葉を削除する。日々新たな言葉が生まれては消えていく時代、改訂とは、言わば辞書に新たな命を吹き込む作業である。 辞書作りの工程は地道で気の遠くなるような作業の連続である。 まず「用例採集」、言葉を集めること。編集者たちはいつもカードやメモを持ち歩き、通勤途上や食事の最中でも気になった言葉を書きとめたり
1.7 ON AIR Itay Talgam イタイ・タルガム Lead like the great conductors 「名指揮者から学ぶリーダーシップ」 In front of all that noise, you do a very small gesture – something like this. Not very pomp, not very sophisticated. And suddenly, out of the chaos, order. Noise becomes music. 雑音の中、このようにごく簡単で小さな身振りをする。そうすると突然、カオスから秩序が生まれ、雑音が音楽へと変わります。 イタイ・タルガム 指揮者 イスラエル出身。イスラエル・フィルをはじめとする世界的な楽団で活躍。その傍ら、経営コンサルタントとして企業でセミナーを開き、指揮者の
山本には、厨房で日々問い続けていることがある。 「この料理法は、本当に最上なのか?」という疑問だ。 なぜタケノコはアク抜きをするのか?なぜ大ウナギは地焼きにするのか?厳しい修行を通して身につけてきた日本料理の常識に、あらゆる角度から「なぜ?」を問い続ける。その目的はただ1つ、日本料理を「進化」させること。それは、想像を超えた過酷な道だ。 長い歴史を誇る日本料理、今に受け継がれているのは、歴代の名だたる料理人が生み出した最高の料理法だけ。思いつきのアイデアで、すぐに新味を付け加えられるような、簡単な世界ではない。「進化」とは、今まで誰も見出さなかった食材のうま味を、理にかなった方法で、取り出すこと。その食材の最高の味わい方であると確信出来て初めて、本物の「進化」と認められる。 山本は毎晩、営業が終わった深夜から明け方まで、厨房に立ち続ける。料理を化学反応に遡(さかのぼ)って学び、最新の実験器
将棋が好きです。 10年ほど前、 「チェスのコンピュータがチェス名人に勝った」 というニュースがありました。 コンピュータは、局面ごとに膨大な「次の一手」をすべて想定し、 最善手を選ぶようにプログラムされていたそうです。 ただそのときに、 「将棋の場合は、取った駒を使えるので、次の一手は、ほぼ無限大。 だからコンピュータは人間に勝てない」 と言われていました。 まあ、将棋は大丈夫だろう・・・と考えていました。 ところが先月中旬、将棋界に激震が走ります。 コンピューター将棋ソフト「ボンクラーズ」が、 元名人・米長邦雄永世棋聖を破ったのです。 えっ? 将棋は次の一手が無限大だからコンピュータは人間に勝てないんじゃなかったの? ということで、2月8日(水)のクロ現は、この勝利のナゾを追います。 プレビュー(試写)をのぞいてきました。 取材VTRはとても興味深いものでした。 将棋はプロのようなハイ
福田尚久さんインタビュー 「スティーブ・ジョブズさんのスピリットは生き続ける」 福田尚久さん,93年アップルコンピュータ入社,97年同社事業推進本部長,99年同社マーケティング本部長,01年米国本社副社長,02年退社 現在は日本通信株式会社専務 10月12日の放送「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔」では、97年から2002年までジョブズさんとともに仕事をした福田尚久さんにインタビュー取材をさせていただきました。ジョブズさんの人物像に迫るあまりにも貴重なインタビューのため、放送で紹介できなかった部分も含めて、福田さんの許可を得て特別に掲載させていただきます。 理想と現実がちがうことを悔いていたジョブズさん 2人で話しているときに、彼が「自分には1つだけ悔いの残ることがある」と言ったことがありました。それは「85年にアップルを辞めてしまったことだ」と。「もしあのときに自分が辞
9月18日(日)の番組放送中に生中継した映像を、放送終了後に逐次アップロードしていきますので、お楽しみに! ※上記の時刻および軌道は予定であり、実際とは異なる場合があります。
宇宙。そこは私たちの想像を超えた驚異の世界です。ことしNHKでは宇宙をテーマにさまざまな番組をお届けします。この21世紀に入り、観測技術の進歩によって、これまでの宇宙像を覆す新発見が相次いでいます。 いま最新科学が解き明かしつつある驚異に満ちた真実の宇宙。 番組では、宇宙研究の最前線(コズミック フロント)ともいえる世界各地の観測拠点を訪ね、人類が知りえた最新の宇宙の姿を、観測による鮮烈な実写映像とダイナミックなCGにより描いていきます。 初めて出会う宇宙の世界、僕もとてもワクワクしています。宇宙の神秘と奇跡、そして研究されている最前線を皆様に「声」を通してお届けできる事の幸せと責任の重さを感じてます。 言葉を大事に真摯に向き合います! 初回は、人類の宇宙観に革命を起こし続けるハッブル宇宙望遠鏡が登場。数千億個の星々が渦巻き集う"銀河"の分布を調べると「銀河は石けんの泡のような形に集ってい
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医師・中村伸一が運命の出会いをしたのは、17年前だった。医師になって3年目、京都との県境にある福井県名田庄村(現:おおい町名田庄地区)の診療所にただ一人の医師として赴任。以来、住民たちの命と健康を支え、時には逆に支えられながら、医師として成長してきた。 「日本の原風景が残る山村に恋をし、結婚した」自らと地域との関係を中村はそう話す。 村の気候や風土、暮らしは熟知。患者のほとんどは顔なじみで、家族やご近所の顔も頭に浮かぶ。だからこそ、「人を診る」ことが出来るのである。 症状や痛みを抑えることがすべてという治療ではなく、患者一人一人がいきいきと過ごすためには何が必要かを考える。膝痛に悩まされながらも、グランドゴルフが生きがいのお年寄り。安静を言い渡すより、痛み止めを打ちながら、趣味を続けさせる方を選択する。患者のしこう、趣味、生活、そして人生そのものを知り、共感しているから出来る診断があ
管制塔における離着陸の許可や、レーダーを使い空港に向かう飛行機を着陸まで誘導する際に、堀井は交信をしながら、上空のパイロットの気持ちに寄り添うことを常に心がける。落ち着いた口調で、適切なタイミングに指示を出し、パイロットの緊張を和らげる。さらに、風の状態や近づくほかの便の動きなど、パイロットに役立つ情報を積極的に与える。パイロットのサポートを全力で行い、操縦に専念してもらうことが、管制官としての務めと考える。 日々の仕事の中で、堀井が今もっとも力を注いでいるのが、現場の雰囲気作りだ。 手が空いた時は、若いメンバーに気安く声をかけ、何か問題を抱えていないかさりげなく伺う。さらに、判断に迫られた時も、ことあるごとに部下たちに意見を聞く。 堀井は、リーダーがすべてを取り仕切るチームには、実はもろさがあると考える。それよりも、一人一人が自分で考え、リーダーを特別扱いしないことが、重大な事故を防ぐこ
今、日本の森の三割が、倒木や土砂崩れなど深刻な被害に見舞われている。森の手入れには金がかかる。しかし、戦後、国策で造成された広大な人工林が、安価な輸入木材の影響で、間伐など必要な手入れもされずに放置されていることが原因だ。湯浅は知恵と工夫でコストを大幅に削減し、荒れていた故郷の森を劇的によみがえらせたことで、全国から注目を集めている。「きちんと手をかけてやれば、人工林でも天然の森と同じように、恵み豊かな森となる。人間が始めたことだから、最後まで責任を持って木々を育てなければならない」と湯浅は言う。 日々、荒れた森に分け入り、再生に挑む湯浅。100年先の姿を思い描きながら、太く育つ木々を選び、その成長を阻害する周囲の木は伐採する。その選択眼は森に生きてきた湯浅ならではのものだ。地中深く根を張り、土砂崩れから森を守っている木を切り倒さないよう、地形を慎重に見極める。間伐材の運搬などに使う作業道
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