ブラジル人の元Jリーガー、アマラオさん(47)が、今月から暁星国際中学・高校(千葉県木更津市)のサッカー部のヘッドコーチに就任し指導にあたっている。 J1・FC東京など日本で約15年間プレーしたアマラオさんは、「日本が大好き。諦めないことの大事さを伝えたい」と意気込んでいる。 「仲間のためにいいパスを出すんだ」「サッカーで大事なのは、コミュニケーションだぞ」 アマラオさんの滑らかな日本語での指示は、時間の経過とともに熱を帯びていく。同高サッカー部の主将、山本貴大選手(17)は「楽しさの中にも、厳しさがある。勉強になります」と熱心に耳を傾けていた。 アマラオさんは1992年、FC東京の前身の東京ガスに入団。複数のクラブを経るなどして43歳で現役を引退するまで、J1、J2のリーグ戦で通算66ゴールを挙げた。FC東京時代は点取り屋として活躍し、「キング・オブ・トーキョー」と呼ばれ、サポーターから
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