米調査会社IDCが8月28日(現地時間)に発表した世界スマートフォン市場に関する調査結果によると、第2四半期(4~6月)の出荷台数は、前年同期比65.4%増の1億650万台だった。3期連続で出荷台数が1億台を超えた。 メーカー別のシェアでは、同社の調査で初めて米Appleが首位に立った。IDCのケビン・レスティボ氏は「スマートフォン市場には断然トップの企業は存在せず、上位5社の順位は簡単に入れ替わるだろう」と分析する。なお、IDCの第2四半期における世界携帯電話市場の調査では、フィンランドのNokiaが出荷台数8850万台でトップだった。 Appleが首位に立ったのは、NokiaがSymbianから米MicrosoftのWindows Phoneへとプラットフォームを移行させているタイミングでのことで、販売台数ではNokiaが最盛期に記録した2810万台にはまだ届いていない。とはいえ、Ap