韓国の東豆川市で9月24日、米兵が民家に侵入して18歳(報道によっては17歳)の女性をレイプした事件について、議政府市の裁判所は11月1日、被告米兵に懲役10年の判決を言い渡しました。検察は強かん罪に適用される最大15年の懲役を求刑していました。 調べによれば、被告米兵は米軍第2師団所属の21歳の二等兵で、9月24日の深夜、ドミトリータイプのアパートで被害女性の部屋に侵入し、ナイフとハサミで被害者を脅し、殴ったりライターの火で火傷させたうえ、3時間にわたってくりかえしレイプし、金銭を奪ったものです。被害者は事件による精神的ショックのため、いまだに治療を受けています。 加害者側の弁護士は、事件当時、被告が泥酔していたことを理由に減刑を求めましたが、裁判長は事件の重大さを理由に退けました。被告には刑の一部として80時間の矯正教育も命じられました。 米兵に対する懲役10年の判決は、1992年にセ