10日に金閣寺を訪れ、笑顔を見せるエバ・チャンさん(右)とバーナード・ライアンさん(バーナードさん提供)(写真:産経新聞) 「今はただ、妻の回復を願うばかり」。京都観光中、事故に巻き込まれ、一時意識不明の重体となったオーストラリア人のエバ・チャンさん(57)=入院中=の夫で内科医のバーナード・ライアンさん(72)は、今の心境を語った。 夫妻は豪メルボルンから観光旅行で初来日し、今月9日から京都を訪れていた。かつて都が置かれた伝統と歴史の街に魅力を感じ、旅行先に選んだという。事故2日前の10日に、金閣寺などの観光地を回り、当日は別行動。エバさんは祇園で土産物の買い物、バーナードさんは市内の京都文化博物館にいた。事故の3時間後、ホテルからの連絡で妻が事故に遭ったことを知った。 市内の病院に搬送されたエバさんの意識は、最近ようやく戻った。容体は回復に向かっているが、まだ話せる状態ではなく、退
【北京=加藤隆則】薄煕来(ボーシーライ)前重慶市共産党委書記が関与した英国人実業家殺人事件は、権力のチェック機能を欠いた一党独裁の横暴を余すところなくあぶり出した。 文化大革命を思わせる法治不在の政治がまかり通った「独立王国」・重慶で起きた前代未聞の不祥事は、党に重い課題を突き付けている。 「毒入りの飲み物を飲ませたが吐き出したため、2人は力ずくで押さえつけ、口から毒薬を流し込んだ」 ある党幹部は、事件が公になった今月10日、小会議室で部下たちにこう語った。薄氏の妻、谷開来容疑者と薄氏の使用人、張暁軍容疑者が共謀し、2011年11月、同市内のホテルで、薄夫妻と親しかった英国人実業家ニール・ヘイウッド氏を殺害した事件の経緯説明だ。 携帯の電源は切るよう命じられ、メモを取ることも許されない異例の会議だった。薄氏は2年間に及ぶ「打黒(暴力団排除)」運動で5700人以上を摘発した実績を誇ったが、会
<moku−go> 北朝鮮の権力継承行事が一段落した。「世襲」と報道されている。そうだろうか。 三男の金正恩(キムジョンウン)氏は父の朝鮮労働党総書記ポストを世襲せず、新設の党第1書記に就任した。そのために党規約を改正した。 総書記ポストは金正日(キムジョンイル)氏があの世に持っていったからだ。党員は「永遠の総書記」を頂くと党規約で定められた。 第1書記は、総書記の言いかえではない。あの世で神となった総書記が、この世で権力を執行するための代理人が第1書記である。党規約を素直に読めばそうなる。 今回の党規約改正で、人間から神に政治権力の頂点が移動した。朝鮮労働党は金日成(キムイルソン)主席、金正日総書記を神とする宗教政党になったと見るべきだ。 あの世の総書記は、どのようにこの世の第1書記を支配するのか。昨年12月、金正恩氏が朝鮮人民軍最高司令官に就任した。そのさいに根拠とされたのが昨年10月
先天的に心臓の左右の心室が入れ替わり、大動脈が正常とは逆の右室から出ている修正大血管転位の「先天性複雑心奇形」を持つ10歳児の根治手術に、県立那覇病院の医療チームがこのほど成功した。児童は、小児医療を専門とする県外のこども病院では根治手術が不可能とされた。県内での手術は極めて珍しいという。児童は20日に退院し、自宅療養中。「3学期には体育も大丈夫」(長田信洋心臓血管外科部長)なほどに回復し、生まれて初めて思う存分に走り回れる喜びを親子でかみしめている。 (略) 「手術の成功率は50%」と告げられたが、清子さんは「迷わなかった。20歳までは生きられないと言われていた。(成功が)うれしくて、うれしくて…」と言葉を詰まらせた。冬休みには家族全員で東京ディズニーランドなどを旅行する予定という。 那覇市で、少年2人が3人の男から暴行を受け、このうち1人が死亡しました。暴行を加えた1人は現行犯逮
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