公式という存在。 時に厳しく、時にやさしく、ジャニオタにとって公式は自分たちを暖かく見守ってくれる存在だったのだ。 ライブチケットが出来るだけ公平に、皆が納得する形で取得できるようにするルール作りとかに代表される、 ジャニオタの気持ちに最大限寄り添いながら、ジャニオタの推し活をやさしく包み込むような存在だったのだ。 もちろん個別的に見ていけば公式に対する苛立ちのようなものもあっただろう。 しかし、それは思春期の子供が母親に対して苛立ちを持つようなものだ。 正しいとはわかっているのだけれど何故か納得できない、というような甘えに似た感覚。 そういった反発だった。 時に厳しく、時に優しく、公式はジャニオタたちをやさしく見守ってきてくれた。 だから、そんな存在をジャニオタは今更、否定できない。 彼女らが必死でジャニーズという会社を擁護したいのは、そういうことなのだ。