ブックマーク / bushoojapan.com (4)

  • キューバが日本を好きだとしたら 勝新太郎と『座頭市』のお陰です

    水戸黄門に暴れん坊将軍、NHK大河ドラマに七人の侍、座頭市――。 日人は時代劇が大好きです。 我々の血に侍のDNAが流れているとまでは申し上げませんが、幼少の頃からお祖母ちゃんと一緒に黄門様を見たり、日曜夜の落ち着いた時間に家族で眺めた軍師官兵衛などは、人々の原体験となって終生、体内に息づいていくのでしょう。 しかし。 そんな我々日人よりも、時代劇が好きな外国があると言ったら信じられるでしょうか? いや、正確に申しますと、その国の人々は映画『座頭市』が好き過ぎて、仮装パーティーで勝新太郎さんの格好をするほどだというのです。 それは、他でもありません。 1959年1月1日に革命を成立させたキューバです。 盲目で抜刀術の達人 アクの強すぎる主人公まずは『座頭市』を知らない若い世代へ簡単にご説明申し上げますと、この映画の主人公・市は目が見えません。 完全な盲目でありながら、抜刀術の達人。 悪

    キューバが日本を好きだとしたら 勝新太郎と『座頭市』のお陰です
  • 漫画『ヒストリエ』で衝撃的過ぎた「ば~~っかじゃねえの!?」の真相

    岩明均氏の漫画『ヒストリエ』(→amazon) は、古代オリエント世界を舞台にした歴史作品。 物語の主人公は、当時、史上最大規模の「世界征服」を果たしたマケドニア王国のアレクサンドロス大王……ではなく、彼に仕えた書記官エウメネスである。 この作品で、とにかくインパクトの大いのが、ペルシアの名将・ハルパゴスだ。 「ば~~~~~っかじゃねえの!?」 何らかの憎しみを抱き、感情を押し殺したかのように言い放った、あの台詞は一体なんなのか? 疑問に思う方も少なくないはず。 ペルシア建国譚である作中話で、メディアの王・アステュアゲスに【息子の肉をたべさせられる】という凄まじくショッキングな話であった。 恨みをグッとこらえ、のちにアケメネス朝ペルシアの初代王となるキュロスが反乱を起こしたとき――。 この名台詞「ば~~~~~っかじゃねえの!?」をはいてメディアを裏切り、ペルシア建国の立役者となるのである。

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  • 「江戸時代のデフレの正体」なぜ殿様は働き者の高齢者を表彰したのか - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

    9月16日は「敬老の日」。以前は毎年9月15日だったのですが、最近はハッピーマンデーによって毎年変わるようになりました。 敬老の日の歴史は新しく、1947年に兵庫県の野間谷村というところの村長さんが提唱した「としよりの日」が起源とされ、66年に祝日に一気に格上げされました。 江戸時代の「お年寄り」はどんな風だったのでしょうか。 織田信長が好んだとされる「敦盛」の「人間五十年…」のイメージもあり、平均年齢が低いこともあり、江戸時代とお年寄り、というのはなかなか結びつきませんが、当時の日記などを見ていると80歳を過ぎた「後期高齢者」が藩から表彰された、といった記事があちこちにあります。 そうした中でもスーパーじいちゃんとスーパーばあちゃんたちの姿を見ていきましょう。 スケベエじいさん(85歳)はとっても真面目 エントリーナンバー1番(二人しかいませんが)は、 備前国の仁堀東村(岡山県吉井町)の

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  • 江戸時代の夫婦はどうやって離婚していたか? 夫>妻ではない三くだり半事情

    些細なことから夫婦喧嘩となり、夫がに対して三くだり半をたたきつける! たたきつけられたは、泣く泣くその三くだり半をもって家を出ていく……。 昔の時代劇を見ていると、そんなストーリーを見かけます。 主役の武士(だいたいはエライ身分の人が浪人などに身をやつしている)や、周りの人間が意見をして、最終的には夫婦が仲直りし、めでたし、めでたし、というものですね。 このような物語を見ると、

    江戸時代の夫婦はどうやって離婚していたか? 夫>妻ではない三くだり半事情
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