ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (69)

  • 「ジャニーズ性加害問題」と「マスメディア・インターネットの無力」 - いつか電池がきれるまで

    www.jprime.jp この会見については、質問をしていた(というか自説を長々と語っていた)記者の無作法も含めて話題になっています。 僕自身は、ジャニーズ事務所やそのタレントたちに格別の思い入れはないのですが、こうして、子どもや若者を自分の欲望のためにい物にしていたクソジジイがあの世に行ってしまった後で、寄ってたかって、その会社や所属タレントを責めるメディアの厚顔無恥な姿勢に呆れてもいるのです。 この事務所内に自浄作用があればよかったのだけれど、自分の親や親族が性加害を行なっているという噂を聞いて、人に直接確かめ、諫めることができる人が、どのくらいいるだろうか? 自分が所属している組織で、「そんなこと」が行われているかもしれないというのを聞いて、仕事を失う覚悟で、事実を確認できるだろうか? 自分自身が被害に遭ったとしても、その後仕事で成功できたとしたら、負の経験をあえてオープンにし

    「ジャニーズ性加害問題」と「マスメディア・インターネットの無力」 - いつか電池がきれるまで
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    toraba 2023/10/03
  • 「あなたには弱者の気持ちがわからない」という呪縛 - いつか電池がきれるまで

    ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ kawango.hatenablog.com これを読んで思ったことなど。 僕は川上さんのことがずっと気になっていて、著書も読んできたし、けっこうファンでもあるのです。 fujipon.hatenablog.com 冒頭のエントリも、川上さんは川上さんの目で見てきた世界のことを書かれていて、その率直さには頭が下がります。 「あなたには弱者の気持ちがわからない」っていう言葉は、僕もネットでよく浴びせられて、考え込んでしまっていました。 「なんだ医者か、勝ち組じゃん」 「親ガチャ勝ってるだろ」 「お前みたいな恵まれた立場にいるやつに、俺たちの気持ちはわからないよ」 もう10年近く前、ほとんど一睡もできずに働いていた当直の夜に、急性アルコール中毒で救急搬送されてきた若者がいました。 ぐったりしながらも必要な処置をしていたら、その若者は少し酔いが醒

    「あなたには弱者の気持ちがわからない」という呪縛 - いつか電池がきれるまで
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    toraba 2023/03/27
    「努力の足りない人間は本当に『弱者』なのか?」vs「あなたには弱者の気持ちがわからない」https://youtu.be/xZeGnPqYnH4?t=308
  • 『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com www.tyoshiki.com anond.hatelabo.jp 『はてなブックーマーク』界隈が、にわかに慌ただしくなっています。 というか、運営側が急にどうこう、というわけではなくて、人気ライター・ヨッピーさんの記事とそれに対する「はてなブックマーカー」たちの反応、さらにヨッピーさんがそれに反論し、いろんな人たちも顕名匿名で参戦しています。 ああ、なんかこの話題の記事に「いっちょかみ」しようとして人がワラワラ集まってくるブログの雰囲気って、なんか懐かしいなあ。 というわけで、僕も「いっちょかみ」してみます。 この「はてなブックマークにはもううんざり論」というのは、僕にとっては無縁な話ではなく、これまで何度も「もう廃止してしまえ」と書いては大バッシングされ続けてきたのです。 fujipon.hatenablog.com b.haten

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    toraba 2023/02/28
  • 「同性婚を認めるなら近親婚も認めろ」を「論破」するのは難しい。 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com この記事に関しては、世界の潮流や日の最近の世論調査などをみると、岸田総理の言葉は「時勢に合わない」と感じる一方で、この場では、国のトップとして慎重な姿勢をとった、とも思われます。じゃあ早速法制化しましょう、認めましょう、と簡単には言えない立場ではありますよね。そう口に出してしまえば、さまざまな実務が立法や行政の現場では生じてくるわけですし。 いつまで日政府は、その「慎重な立場」でお茶を濁しているんだ、と苛立っている人がいるというのも想像はできます。 『はてな匿名ダイアリー』でも、同性婚についてのエントリが注目されているのです。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp 僕は同性愛者ではありませんが、同性婚には賛成です、というか、反対する理由がない。 正直なところ、結婚制度というもの自体が、もう時代遅れになってきているような気もし

    「同性婚を認めるなら近親婚も認めろ」を「論破」するのは難しい。 - いつか電池がきれるまで
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    toraba 2023/02/28
    選択的安楽死賛成派「私たちは何も『安楽死しろ』って言ってるんじゃないんです。従来通り、安楽死したくない人はしなくてもいい。選択肢が増えるのはいいことじゃないですか?」https://anond.hatelabo.jp/20201125223132
  • JAXAの岡田さんと共同通信社の記者のやりとりが「失敗」した理由 - いつか電池がきれるまで

    www.msn.com ロケットの打ち上げの「失敗」ってなんだろう、ということを、せっかくの機会なので改めて考えてみたいと思います。客観的に、多面的に。— 大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною (@ohnuki_tsuyoshi) 2023年2月17日 あの打ち上げが「失敗」かどうか、ということよりも、この「失敗」という言葉にこだわった共同通信の記者の態度が悪く、捨て台詞が不快だったので、この記者が批判されている、というが実際のところだと思います。 少なくとも、予定どおりの打ち上げができなかったのだから、今回の打ち上げに関しては「成功」ではないのは確かです。 JAXAの岡田さんも、今回の中止に関して、「申し訳ないと思っているし、われわれもものすごく悔しい。一緒に頑張ってきた人に残念な思いをさせてしまった」と仰っているわけですし。 fujipon.hatenadiary.com この映

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    toraba 2023/02/28
  • 裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    ちなみに私は色々と30年間経験した後に、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基表現を制限・禁止するべき」と思っています。 自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう。— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) 2022年4月19日 b.hatena.ne.jp 裕木奈江さんのTwitterでの発言が物議を醸しています。というか、炎上しています。 実際は、このツイートは連続したツイートのうちの一つであり、「日ではゾーニングがうまく機能していないこと」「それが『世界の(先進国の)基準』とかけ離れてしまっていて、他国から奇異の目で見られがちなこと」を前提にしたものではあるのです。 ツイートというのは、短くまとめなければいけないので、色々とこぼれ落ちてしまうものがあって、裕木さ

    裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
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    toraba 2022/04/23
    「個人のツイートを取り上げて、さも大きな流れがあるように見せかけるのがメディアの常套手段だからです。裕木氏もそういうことの被害者であったのに…」https://note.com/nathankirinoha/n/n03927c6dd04b
  • 身長170㎝未満の「人権がない男」が考えた「好きなことを仕事にする憂鬱」について - いつか電池がきれるまで

    www.j-cast.com anond.hatelabo.jp 僕も身長170㎝無い男なので、「ああ、人権ないのか……」と憤りました。 ……というほどのこともないか。 僕はこの身長と長年付き合ってきていて、この性格だと高身長でもモテないな、としか思わないし。 ただ、人によって「逆鱗」みたいなものはあって、僕は「駅弁大学出身のくせに」とか「まともな論文一つ書いていないくせに」なんて言われると、けっこう傷つきます。だから、「低身長に『人権』はない」なんて言われて怒る人がいるのも想像はできます。 というか、なんで「人権」なんて言葉を使ってしまったのかねえ。いやたぶん、この人は「人権」という言葉を「ゲーマーが仲間内で使うスラングとしての意味(ゲームが下手とか弱いキャラクターだとか)」で使うのが日常で、それを「みんなが観ることができるネット配信」で、そのまま使ってしまったのだろうと思います。 こう

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    toraba 2022/02/20
  • 人びとを「プア」から「ワーキングプア」に全力でクラスチェンジさせようとしている国で生きるということ - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com ※前回のこの記事の続きです。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp これらの『匿名ダイアリー』を読んだ人たちに知っておいてもらいたいのは、現在の日は、すでに、生活保護や低所得者への援助を積極的に行っている国ではない、ということなんですよ。 fujipon.hatenadiary.com こので示されるという統計によると、「日では必要な人の10~20%しか生活保護を申請しない」そうです。 子育て罰~「親子に冷たい日」を変えるには~ (光文社新書) 作者:末冨 芳,桜井 啓太光文社Amazon このには、こんなことが書かれています。 ごく簡単に言えば(「子育て罰」というのは)、子育てする保護者はそうでない大人に比べて賃金が低く、貧困に陥りやすいという課題を表現する「child penalty(チャイルド・

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    toraba 2021/08/19
    植松聖「社会保障に多額のお金をかけてる現実をあなたはどう思うんですか?日本の借金だってこれ以上もう無理ですよ。そもそも借金で何かをするということ自体、考えられないですよ」https://maga9.jp/181017-2/
  • 「給料が低い仕事につくヤバさ」vs「ブルシット・ジョブの憂鬱」 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 月収35万円から23万円か…… 正直、これだけの情報ではなんとも言えないのですが、月収が12万円も下がると、生活に使える、あるいは貯金できるお金はかなり減りますよね。 いまの仕事があまりにもハードで精神的にも肉体的にも限界であるとか、職場の環境に問題があるとか、どうしても仕事の内容に興味が持てない、あるいは苦痛であるとかいうのであれば(たとえば、電話でマンションを売るような仕事であれば、高給でも僕はやりたくない)、致し方ない、とは思うけれども。 fujipon.hatenadiary.com 『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』(森岡毅著/KADOKAWA)のなかで、USJの「V字回復」に大きく貢献した著者は、こう仰っています。 職業選択の際に、誰もが気にする自分自身の将来の年収について。実はこれは職業を選んだ時点でだいたい決まっているのです。そ

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    toraba 2021/01/19
  • 「松坂桃李さんと戸田恵梨香さんのゲーマー婚」に、ゲーマー受難の時代を生きた僕が感じた「パラダイムシフト」 - いつか電池がきれるまで

    news.livedoor.com 結婚した超人気俳優カップルの共通の趣味が「テレビゲーム」か…… 「ゲームセンターに行くのは不良」「ゲーム好きの子は根暗」と言われ、補導員の目を盗みながら、ゲームセンターでナムコの『ドラゴンバスター』に夢中になっていた(一度、「警察が来た!」と言われて、トイレの窓から逃げたこともあります)、「モテ」と極北の世界を生きた中高生時代の僕に、この未来を見せてやりたい…… 今から思えば、あの頃は、なんでテレビゲームがそんなに悪いものだと思われていたのだろうか。 21世紀、インターネットの普及につれて、アニメやテレビゲーム好きを公言する芸能人やアイドルが増えてきましたよね。松井玲奈さんの漫画、アニメ好きカミングアウトに「アイドルが公言する時代になったのか」「でも、これもオタクを味方にするための戦略なのでは」などと思っていたのですが、今ではもう、ゲーム好きの芸能人は珍

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    toraba 2020/12/17
    シュンペーター「環境の変化と世代交代」https://youtu.be/8ia1CFWMB7w?t=1084
  • こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで

    お金持ちがポンとちょっとしたお金を出して、それを獲得したい貧乏人たちが醜く争ったりしてその様子をお金持ちが眺めて楽しむといったようなウェブサービスを作りたいですね。— pha (@pha) 2008年12月10日 太い実家のない俺が40歳までに何千万の貯金と家を手に入れるのはもちろん無理だったし、ワインをやっていなかったとしても焼け石に水、ぜんぜん無理だっただろう。どんな仕事をしてどんな暮らしをすればそうなるんだ。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2020年12月14日 僕はけっこう長い間、「お金のことをあれこれ言うのは、はしたない」というような、しょうもない矜持みたいなものを抱えていて、その一方で、先輩に頼まれていった当直アルバイトのお金を貰っていないことをずっと根に持つような人生をおくってきたのです。 正直なところ、子どもの頃から、切実にお金に困

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    toraba 2020/12/17
  • 「プロゲーマーになろうとした社会不適合者のありがちな話」の増田さんへ - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕自身は、学者か弁護士か物書きになりたい、と昔は思っていたのだけれど、世の中には当に勉強が僕にとってのテレビゲームくらい好きな人がいる、ということを知って、「人にバカにされなくて、お金にもそんなに困ることがなさそうな仕事」を選んでしまった人間なので、まともなアドバイスはできないかもしれないけれど。 ときどき、「こんなじゃない自分」を想像することはあるのです。 20代くらいのときは、「なんで自分はこんなふうに現実に妥協してしまったのかな」と後悔していたのだけれど、最近は、「これはこれで、美味しいものをべたり、面白いものを見たり、自分の子どもに会うことができたし、悪くはなかったのかもしれないな」と思えるようになりました。それこそ「老い」であり「妥協」なのかもしれませんが。景気は悪かったけれど、大きな戦争を直接体験することもなく、テレビゲームの進化をリアル

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    toraba 2020/08/29
    『プロゲーマーときど選手、社会不適合者を語る』https://www.youtube.com/watch?v=n11bKO474W4
  • 「と学会」と「note」とクリエイターの「老害化」について - いつか電池がきれるまで

    kakuyomu.jp anond.hatelabo.jp 僕は「と学会」のを読んで、『ノストラダムスの大予言』というのは、どうも当たらないというか、けっこういいかげんなものらしい、ということに自信を持てるようになったのです。『水からの伝言』(水に『ありがとう』などの『良い言葉』を見せるときれいな結晶ができて、『ばかやろう』などの『悪い言葉』を見せると、きたない結晶ができる、というやつですね)へのツッコミも記憶に残っています。 「いい話」「教育上役立つ(と多くの大人が思い込んでいる)話」は、「噓でも良いじゃないか」というような欺瞞に対して、敢然と立ち向かっていった『と学会』の活動は、当時の僕にとっては、とても刺激的なものでした。 その後の『江戸しぐさ』論争などをみると、結局、人は同じようなことを繰り返すものなのだな、と考え込まずにはいられないのですけど。 fujipon.hatenadi

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    toraba 2020/08/18
  • インターネットで「悪役(ヒール)」として生きるということ - いつか電池がきれるまで

    b.hatena.ne.jp fujipon.hatenablog.com あの件に関して、僕の率直な感想は「結局、人が死なないとわかんないんだな」ということでした。 いや、人が死んだってわかっていない。センセーショナルな死は、まとめサイトを活性化し、多くのブログのネタにされ、SNSでは怒りの声が拡散されています。 こうして僕がそのことについて書いているのも、そのうちのひとつでしかありません。 こういうのは後だしジャンケンであり、みっともないというのは百も承知なのだが、書かずにはいられないので書きます。お目汚しだと思うので、読むことは推奨しない。人生には、もっとマシな時間の使い方はたくさんありますから。 「人が死なないとわからないのか」の次に頭に浮かんできたのは、「これはイジメと同じ構造だよな」ということでした。 誰がどんなことを言ったのか、で量刑が決まるというのではなくて、「言及した相手

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    toraba 2020/05/25
    『「死んだらみんなこっちの味方になって、あの連中がどんなに酷いことをしたかわかってくれる」と思ってしまえば、それは、死を選ぶ人だって出てくる』松本人志の自殺論やね
  • 『鬼滅の刃』の完結と「終わるべきときに、終われる時代」(『鬼滅の刃』のネタバレなし) - いつか電池がきれるまで

    natalie.mu かつて、『北斗の拳』や『ドラゴンボール』などの週刊少年ジャンプを支えたマンガたちが、マンガ家側の意に反して、「人気があるから」という理由で、けっこう強引な形で連載を続けられ、結果的に尻すぼみというか、「読者にも飽きられて連載終了」となったのをみてきた僕としては、これだけ人気があって、『ジャンプ』の屋台骨を支えている作品が、よくこれで終わらせてもらえたなあ、と思うのです。 『北斗の拳』の作者たち(武論尊さんと原哲夫さん)も、「ラオウ編で終わるつもりだった」と仰っておられました。 僕がよく知っている30年くらい前の『週刊少年ジャンプ』とは、出版社・編集者側の考え方が変わってきているのも事実なのでしょう。 fujipon.hatenadiary.com これは、『暗殺教室』の松井優征さんと、nendoの佐藤オオキさんの対談なのですが、松井さんは『暗殺教室』のクライマックス

    『鬼滅の刃』の完結と「終わるべきときに、終われる時代」(『鬼滅の刃』のネタバレなし) - いつか電池がきれるまで
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    toraba 2020/05/19
  • 平田オリザさんのことは嫌いでも、舞台演劇や役者さんたちのことは、嫌いにならないでほしい。 - いつか電池がきれるまで

    oriza.seinendan.org b.hatena.ne.jp 平田オリザさんへの批判が止まらない。 というか、こうして自ら追加燃料を投下しているのをみると、「雉も鳴かずば撃たれまいに……」と思うのです。 僕は7年くらい前に、平田さんの「コミュニケーション論」を読んで、ものすごく感銘を受けたのです。 fujipon.hatenadiary.com このの第一章で、平田さんは、こう述べています。 現在、表向き、企業が新入社員に要求するコミュニケーション能力は、「グローバル・コミュニケーション・スキル」=「異文化理解能力」である。OECD(経済協力開発機構)もまた、PISA調査などを通じて、この能力を重視している。 (中略) 「異文化理解能力とは、おおよそ以下のようなイメージだろう。 異なる文化、異なる価値観を持った人に対しても、きちんと自分の主張を伝えることができる。文化的な背景の違

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    toraba 2020/05/08
    平田オリザ「劇団はそれ単体では原理的に金にならないから、若い人たちをだまさない限り絶対に存続しない」https://www.wonderlands.jp/interview/010hirata/5/
  • 「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」について - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 冒頭のエントリを実際に読むと、「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」というタイトルは端折りすぎで、「新型コロナウイルスの感染拡大にともなう不況で困っている人がサービスや商品を『大安売り』するのを『ラッキー!』と喜ぶという点では、岡村隆史さんの発言も『上質のカツオの刺し身が安く買える!』という記事をもてはやすのも同じようなものではないのか?」という問題提起なんですよ。 「論理的に」説明するのは難しいかもしれないけれど、僕の考えを書いてみます。 この二つの事例は、「他者が困窮した状況で、自分が利益を得られることに疑問を感じず、無邪気に喜ぶ」という点では、同じベクトルではないか、と思います(カツオのほうのエントリには、「私は漁業者を支援することを仕事にしており、カツオ一釣りの漁師さんたちともお付き合いがあるので、この状況だとかなり厳し

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    toraba 2020/05/04
  • 中村哲さんのこと - いつか電池がきれるまで

    dot.asahi.com 僕が中村哲さんのことをはじめて知ったのは、医学生時代のことでした。 アフガニスタンで井戸を掘っている医者がいる。 講義のなかで採りあげられていたのか、同級生との雑談のなかに出てきたのか、書店で著書を見かけたのか、中村さんのことを知ったきっかけは思い出せないのですが、僕の率直な感想は「せっかく医師免許を取ったのに、世の中には変わったことをする人がいるものだな。井戸を掘るより、患者を診るのが医者の仕事だろうに。目立ちたいだけの変わった人なんだな」というものでした。 当時の僕は、自分にはあまり向いていなかった医学部の勉強についていくのに精一杯で、だからこそ、病院の中の世界、「医者とはこういうものだ」という固定観念に縛られていたのです。 のちに、中村さんの著書を読んだり、講演を聴いたりして、僕は自分の知識の浅さと視野の狭さを痛感しました。 中村さんが支援してきたアフガニ

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    toraba 2019/12/06
  • 「生きづらさ」の増幅装置としての、映画『ジョーカー』の功罪 - いつか電池がきれるまで

    ※このエントリには、映画『ジョーカー』のネタバレが多数含まれています。映画を未見のかたは、ぜひ、映画館で観てから読んでください。いや、映画を観ていただければ、このエントリなんて読まなくてもいいです。 gendai.ismedia.jp この記事を読んでいて、僕は映画『ジョーカー』の感想や評論に関して、ずっと抱えていた「すっきりしない感じ」の正体の尻尾くらいは掴めた気がしたのです。 アーサーはまるで「鏡の男」だ。見る人の心情をそのまま映し出す。「生きづらさ」を感じない人であれば、彼はたんに不器用で運が悪く、そして才能がないがゆえに成功できなかっただけであるにもかかわらず、社会へとお門違いな逆恨みを抱えた人間のように見えるかもしれない。 だが、なんらかの「生きづらさ」を抱える人にとっては、アーサーの苦しみのどれかが、きっと心に突き刺さってしまう。まるで自分のことのように感じられる。ああ、アーサ

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    toraba 2019/10/25
    『ジョーカー』は「反出生主義」的?
  • 10歳の不登校ユーチューバーと「子供がやりたくないことをやらせる大人」 - いつか電池がきれるまで

    headlines.yahoo.co.jp www.nikkansports.com いろんな意見が出ているところに、僕も「いっちょ噛み」してしまうのですが、個人的には、「よその子の人生だからなあ」というのと、「こういう子の将来がどうなっていくのか、このまま見届けてみたい気がする」のです。もうほんと、僕も大概ひどい人間だとは思うけど。 まあでも、「学校に行ったら死ぬ」のであれば、無理に行かせるべきではないよね。 ただ、この「やりたくなければ、宿題なんてしなくてもいい」というのを観て、何度か紹介した、イチローさんの言葉を思い出したのも事実です。 『キャッチボール~ICHIRO meets you』(「キャッチボール~ICHIRO meets you」製作委員会著・糸井重里監修)というのなかに、こんな話が出てきます。 イチロー:これね、大事なことなんですよ。 僕がよく小さい子に言うのは、「野

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    toraba 2019/05/09
    『「親の存在や強い影響」を感じずにはいられないにもかかわらず、親は「子供の『自由』にさせているのだ」というポーズをとっている』https://ameblo.jp/yukiya-happy/entry-12383508104.html