ブックマーク / mgkkk.hatenablog.com (9)

  • 漫画家になりたければまず一作描け関連 - 漫画皇国

    先日、「漫画を描きたいと言いながら今一作も描いていない人間が漫画家になれるはずがない」みたいな話をネットで目にして、その描いていない人に対しての厳しい意見が沢山目に入りました。 僕は30代半ばで、ひょっとしたら今なら漫画が描けるんじゃないかと思って、チャレンジしたら描けたので、そこからうっかりプロの漫画家になったりしましたが、これは大人になってから初めて描き始めたということではなく、大学では漫研にいたので、20歳前後あたりでも漫画を描いてみようとしたことはあって、でも、ちゃんと最後まで描けなくて挫折したというその前の経緯があります。 その後、30代半ばになって、会社員としての経験を色々経た後で、「今できないことを、なんとかしてできるようにする」ということをある程度筋道立ててできるようになってきたので、そのノウハウを応用すれば漫画だって描けるようになるのではないか?と思い立ち、色々試行錯誤し

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    toraba 2023/10/11
  • 「将太の寿司」が好き過ぎてついには将太の寿司の登場人物になった男の話 - 漫画皇国

    まずはこれを見てください。これは僕です!「将太の寿司」の登場人物になった僕です!! ところで『SSSS-笹木は寿司の夢を見るか?-』の中にピエール手塚先生が家庭教師役でゲスト出演してたの知ってますか?(°▽°) いろいろ小ネタぶち込んでおります! pic.twitter.com/Cnd5BQWfca — 寺沢大介 (@anagono_oishii) 2023年9月3日 ここから長い話が始まります。 寺沢大介先生の「将太の寿司」が好きです。 僕は「ミスター味っ子」はアニメの再放送から入ったのですが、「将太の寿司」はちょうど僕がマガジンを毎週読むようになったタイミングと重なるリアルタイム世代なので、その後の全国大会編まで毎週読んでいました。もちろん「将太の寿司2」も読んでいます。 将太の寿司はずっと好きで、寿司に関する色々な知識の元の多くは将太の寿司から得ています。ただ、よりいっそう好きになっ

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    toraba 2023/09/27
  • 強盗が逃走時にシートベルトを締めるか?関連 - 漫画皇国

    ドラマとか映画で、強盗が逃走時にシートベルトをちゃんと締めるというタイプの表現の自主規制(道交法違反となるので)があるという話があって、それに対して「強盗がシートベルトを締めるはずがない」という反論がされることがあります。 自主規制の是非については題ではなく、僕はこの「強盗がシートベルトを締めるはずがない」という部分については、当にそうだろうか?という気持ちがあります。なぜならシートベルトは、「もし事故に遭ったときに死ににくいようにするため」につけていると思っているからです。死にたくないなら当然シートベルトを締めないか??と思ってしまいます。 「強盗ならシートベルトを締めないはず」という理由を考えると、以下3点が思い当たります。 (1)強盗の逃走中のような別のピンチに対して悠長にシートベルトを締めているはずがない (2)強盗のようなルールを守らない存在が、シートベルトを締めるはずがない

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    toraba 2023/02/28
  • 来てるかも!?中年新人漫画家の時代関連 - 漫画皇国

    漫画家に限らず、何かの志望者は若い方がいいみたいな風潮が世間的にはある気がします。そこには、志望する側からの「いい歳して何かを始めるのは恥ずかしい(いい年して拙い何かを晒したくない)」みたいな意識もあるかもしれません。しかし昨今、漫画に関しては、中年や中高年になって初めて漫画仕事を始める新人漫画家が結構いるのが目に見えてきたようにも思います。 中年新人の時代です。 僕自身の今の状況がその一例で、34歳のときに何となくコミティアで初同人誌を出し、37歳で出していた同人誌をもとにちばてつや賞を受賞、39歳で原稿料を貰っての読み切り漫画の初仕事を行い、40歳で会社員を継続したままでコミックビームで連載デビューしました。 同人活動を始めたときの僕は、「自分にも漫画を描けたらいいな」と思っていたぐらいで、お金を貰って商業誌に漫画を描かせて貰える機会が自分に来るなんて思ってもいなかったことですが、た

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    toraba 2022/05/31
  • 「デスストランディング」と僕のインターネット感の一致関連 - 漫画皇国

    「シェンムー3」の発売までの間にやれるだけやろうかなと思って「デスストランディング」を買いました。事前に、オンライン要素がゲームフィールドに反映されることは知っていたので、人が多いうちにやった方がいいかなと思ったりしたからです。 まだ序盤でいくつかの目的地に到達したぐらいなので、あんまり遊べてないんですが、基的なチュートリアルは終わってサブクエストも出てきたので、そういうのもちょっとずつぼちぼち遊んだりしています。 さて、この先ゲームがどうなるのかも全く分からないんですが、今感じているゲームのコンセプトから、僕自身のインターネット感との一致を感じたので、とりあえずその話を書きます。 「デスストランディング」は物を運ぶゲームです。ある地点から別の地点に物を運ぶことを頼まれ、また、道中で拾った落とし物をまた別の誰かに届けたりもします。途中に厄介な敵も出てきますが、目的はあくまで物を届けること

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    toraba 2019/11/13
  • 「ジョーカー」と分断と排除関連 - 漫画皇国

    映画の「ジョーカー」を観て来ました。何を描くかが明確で、そのために必要なものしかない映画だと思ったので、偉い映画だなあと思いました。それは、「広く世に出すなら、これも描いておいた方がいいんじゃない?」という考えを全てちゃんと排除しないとできないことだと思うからです。 僕がこの映画から排除されていたと感じたことは「悪いことは悪い」という概念です。物語の中で悪を描くためのやりやすい方法は、正義を描くことだと思います。物語の中で正義が悪を懲らしめることによって、映画全体が「悪いことは悪い」という合意をとることができます。この合意は、刑法に代表される社会の合意と同じだと思うので、人に受け入れられやすくなります。 しかし、この映画では違いました。普通の人が悪いことをすることを、苦しみからの解放のように描いているように感じました。悪くならないでいることで、苦しみに苛まれていた人間が、悪くなることでその

    「ジョーカー」と分断と排除関連 - 漫画皇国
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    toraba 2019/10/09
    「自分たちとは違うあいつらが罪を犯すかもしれないぞ!という話です。それは分断だと思い、排除だろうなと思いました」https://youtu.be/RqWpokdk_iA?t=825
  • 男性の生きづらさを描いた漫画関連 - 漫画皇国

    「女性の生きづらさに関する漫画は近年数あれど、男性の生きづらさに関する漫画はあまりないように思う」という話を目にしました。 そもそも「生きづらい」というのはどういうことか?という話があるのですが、僕の認識では「自分が周囲から求められている姿と、自然な姿の自分にギャップがある状態」のことだと思っています。だから、そのギャップを表面上無くすために、日々無理矢理合わせて頑張っていることに息切れをしてしまうのでしょう。だから辛い。 このように考えたとき、「生きづらい」ということには2種類あるのではないかと思います。それは、「求められる姿に合わせることはできるが辛い」のか、「求められる姿に合わせることすらできなくて辛い」のかということです。後者は、場にある価値観において自分が劣っている立場にあることも含まれます。 「金を稼ぐ男は偉いが、自分には金を稼げない」とか、「モテる男は偉いが、自分はモテない」

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    toraba 2019/06/25
  • インターネットでの漫画の広まり方、あるいは「将太の寿司」はなぜネットで流行ったか?関連 - 漫画皇国

    「将太の寿司」がネットで無料読み放題になったことから、今まで読んでなかった人が読んで、話題にされている状況について、僕はとてもにっこりしています。なぜなら僕は「将太の寿司」がすごく好きだからです。ただの一読者でしかありませんが、将太の寿司を読む人たちの感想などをわざわざ検索して読みながら、そうだろうそうだろうと、「うむ」と頷いたりしています(なおスキマでの読み放題は今日で終わります)。 それは良かった話なんですけど、今回は、なんでこんなに流行ったのかな?という疑問はあって、例えば、「喰いタン」や「ミスター味っ子」も同時に無料公開されているのに、いや、そちらもそちらで話題になっているとはいえ、「将太の寿司」ほどではないように見えるからです。その違いは何でしょうか? ここからは僕の考えを書いていきます。 インターネットで話題になりやすいのは、「ツッコミどころ」ではないかということを前々から思っ

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    toraba 2018/12/01
  • テトリス棒的漫画名言について - 漫画皇国

    漫画には沢山の名言があります。スラムダンクワンピースの名言を取り扱ったが色々出ていたり、最近では「寄生獣ミギー 悪魔の言葉 100の名言」なんても出たりしています。その中でも僕がテトリス棒的名言と読んでいる種類の名言があるので、その話をします。 僕は自転車レースの漫画「弱虫ペダル」がとても好きですが、その中に登場する巻島先輩の名言が代表的なテトリス棒的名言です。その名言は以下のようなものです。 "ありがとう" 正確に言えば、これは巻島が主将の金城に託した言葉ですが、 この五文字が大変名言です。この言葉によって、僕の頭の中のなんというかチャクラ的なものが大解放されてしまい、涙がダバダバ溢れてしまったりします。つまり、テトリス棒的名言とは何か?を図解すると以下のようなものになります。 このように、「ありがとう」の一言はテトリス棒として、それまで積み上げてきたテトリミノに空けてある穴に突入

    テトリス棒的漫画名言について - 漫画皇国
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