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ブックマーク / note.mu (4)

  • いつか怪物になるわたしへ|おかき大明神|note

    女子高生と山月記 「虎になる」というフレーズが流行った。 高校時代の話だ。かつて鬼才と呼ばれた男が、己の心に潜む獣に振り回されて虎になる話を習った。重い題材なのにどうにも心にひっかかる上、人間が虎になるという衝撃的展開に驚いた。加えて「尊大な羞恥心」だとか「臆病な自尊心」とかいう妙に語呂の良いワードが登場することから、わたしたちは授業が終わってもこの話を忘れられず、結果「虎になる」というフレーズを局地的に流行らせた。 わたしたちは虎になった。主に葛藤してどうしようもない時や人間関係が煩わしい時、そして自分が嫌いになった時に。具体的に言うならテスト前や恋愛にまつわる他者とのいざこざ、理想と現実の狭間でもがいた時に、現状の気怠さを「ほんと虎になるわあ」と溜息交じりに吐き出したのだ。 仲のいいグループだけで使う暗号のような、気怠さの共有コードのような使い方をしていたのに、いつしか他のグループにも

    いつか怪物になるわたしへ|おかき大明神|note
  • 岸田日記Ⅱ #101|くるり official|note

    101回目のプロポーズ、てドラマ昔観てたなー。 9月初旬。蝉の声が小さくなってゆく。 結成20周年をダラダラ迎えたくるりが、結成メンバーでテレビ番組に出させていただき、生演奏でデビュー曲をやった。 改めて、プロの現場は凄いなぁと痛感し、ずっと聴きたかったノラ・ジョーンズの生演奏も聴くことができた。その他出演者の皆さんのプロっぷりに感銘を受けました。 俺らはというと、相も変わらず学生バンドから変わらないノリで、こうやって20年もやってこれたことに感謝感謝です。 番緊張しまくって、ちょっと間違えてもうた(すんまへんです)けど、テレ朝のスタッフやタモリさんの優しさを心から受け止めました。 我々は技を磨くことと、バンド名通り、何かをひっくり返す勇気と力を、これからも鍛えていかなあかんなー、と思いました。 次は音博宜しくお願い致します。ファンの方々ほんまにありがとうございます。

    岸田日記Ⅱ #101|くるり official|note
  • 岸田日記Ⅱ #89|くるり official|note

    5月終盤。#88の続き。 アルバム「アンテナ」は、ギター・バンドとしてのアイデアと、大人びた円熟、そして、ロックンロール・バンドとしてのケミストリーへの大きな希望と夢への探求と憧れが渦巻いている作品だ。 中でも、リード・トラックのひとつである「HOW TO GO」は、このバンド20年の歴史の中でも大きな礎になった楽曲である。 「HOW TO GO」が出来る前に、オリジナル・メンバーであった森信行が脱退している。くるりのメンバー・チェンジは今となってはネタ的に語られることが多い(心外だが仕方ない)が、その殆どが音楽的な理由によるものだ。 何よりも「次に作る音楽」への貪欲さへの追求が第一だった我々は、ここより茨の道を辿ることになる。 「次に作る音楽」と、オリジナル・メンバー脱退を引き換えにした代償は途轍もなく大きかった。鳥が思うように飛べない、という状態がずっと続いた。 「HOW TO GO

    岸田日記Ⅱ #89|くるり official|note
    toriaezu
    toriaezu 2016/06/07
    "「HOW TO GO」は、このバンド20年の歴史の中でも大きな礎になった楽曲である。"
  • NOW AND THEN Vol.3 @大阪オリックス劇場|くるり official|note

    toriaezu
    toriaezu 2016/06/07
    行った
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