グーグル、「忘れられる権利」の判断に苦慮 グーグル、「忘れられる権利」の判断に苦慮 【サンフランシスコAFP=時事】インターネットの検索結果から個人情報の削除を求める「忘れられる権利」をめぐり、米検索大手グーグルは7月31日、欧州当局に書簡を送り、削除の是非の判断に苦慮していると説明した。判断材料となる情報が少なすぎる上、プライバシーが公益に優先される場合のガイドラインが曖昧なためだという。(写真は資料写真) グーグルのピーター・フライシャープライバシー担当グローバル法務顧問が欧州連合のデータ保護委員会に宛てた書簡によると、7月18日現在、欧州の「忘れられる権利」に基づいて受けた削除要請は9万1000件で、削除を求められたリンクの数は計32万8000件に上った。 要請が最も多かったのは約1万7500件のフランスで、次いでドイツが約1万6500件、英国から1万2000件、スペインが800
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