インカレロード。他に重要な試合は数あれど、やはり何かが特別なこの試合。 この夏は全くバンクに入ることなく、全ての力をロード対策にあててきた。主要な課題は修善寺の厳しい傾斜と延々と続くインターバル。もともと登坂は得意だから、できればペースアップだけでかたをつけられるぐらいのパワフルさを身に付け、そしてゴールまでに切り離しができなかった場合に備えて福島では登りゴールスプリントを徹底的に対策しておいた。それがまさにあたった試合。 試合前に作戦と方針をチームメイトに伝え、スタートラインに立った。自分は勝つためにここにいるということを実感する。良く集中できている。心静かだ。 序盤逃げが決まってしばらくするまで極めて集団は不安定だった。集団内各所でふらついてはする人や、チェーン落ち、落車寸前などなど・・・が起きて、非常におそろしい状況。もともと地足のない人間が無理やりついていこうとしているので、危険な