カルロス・ゴーン被告の国外逃亡に揺れる年明け、令和2年1月2日の昨日をもって7月5日投開票予定の東京都知事選は早くも終戦したようだ。公明党の山口代表の街頭演説を巡って、報道各社によって切り取り部分が異なり、私が最初に見たのは解散総選挙の見通しを示した他社の記事だったが、時事通信は都知事選の趨勢を決めるものとしてこちらを柱に据えた(太字は筆者)。 山口公明代表、小池氏再選支持を示唆 「都政の継続性」強調(時事通信) 公明党の山口那津男代表は2日、東京都内で街頭演説し、7月の東京都知事選について、「都政がこれからも継続性を持って、都民第一で進んでいくように、これからの東京をつかさどっていかなければならない」と述べ、小池百合子知事の再選が望ましいとの考えを示唆した。 これをどう解釈するか。部外者の私の言葉の前に元都民ファーストの会所属で、衆議院東京9区からの再起を目指して浪人中の高松智之さんのコ