ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (61)

  • 裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    ちなみに私は色々と30年間経験した後に、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基表現を制限・禁止するべき」と思っています。 自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう。— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) 2022年4月19日 b.hatena.ne.jp 裕木奈江さんのTwitterでの発言が物議を醸しています。というか、炎上しています。 実際は、このツイートは連続したツイートのうちの一つであり、「日ではゾーニングがうまく機能していないこと」「それが『世界の(先進国の)基準』とかけ離れてしまっていて、他国から奇異の目で見られがちなこと」を前提にしたものではあるのです。 ツイートというのは、短くまとめなければいけないので、色々とこぼれ落ちてしまうものがあって、裕木さ

    裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
    toronei
    toronei 2022/04/23
    そもそも「冷たい熱帯魚」が相当ダメ映画じゃん。
  • 『きまぐれオレンジ☆ロード』と「ヒロイン属性」について - いつか電池がきれるまで

    www.yomiuri.co.jp まつもと泉さん、亡くなられたのか……61歳、いまの世の中では、ちょっと早すぎるよなあ。 僕が、まつもとさんの作品で真っ先に思い出すのは、『きまぐれオレンジ☆ロード』なのですが、この作品が『週刊少年ジャンプ』に連載されていたのは、1984年15号から1987年42号までで、全156話だったそうです(Wikipediaで調べました)。 中学〜高校生か……人生でいちばん『ジャンプ』を一生懸命読んでいた時期でもあり、あの頃の『ジャンプ』はやたらと売れていて、面白かった。 正直、僕は物心ついてから40代後半の現在まで、「ラブコメ」とか「恋愛もの」は小説でもドラマでも映画でも苦手で、「自分に関係ない二人がイチャイチャしているところなんて情報量が少なくてコストパフォーマンスが悪いから、歴史ものとかのほうがいいや」とかうそぶいていたのです。 当は「自分は全くモテない、

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    toronei 2020/10/22
  • 平田オリザさんのことは嫌いでも、舞台演劇や役者さんたちのことは、嫌いにならないでほしい。 - いつか電池がきれるまで

    oriza.seinendan.org b.hatena.ne.jp 平田オリザさんへの批判が止まらない。 というか、こうして自ら追加燃料を投下しているのをみると、「雉も鳴かずば撃たれまいに……」と思うのです。 僕は7年くらい前に、平田さんの「コミュニケーション論」を読んで、ものすごく感銘を受けたのです。 fujipon.hatenadiary.com このの第一章で、平田さんは、こう述べています。 現在、表向き、企業が新入社員に要求するコミュニケーション能力は、「グローバル・コミュニケーション・スキル」=「異文化理解能力」である。OECD(経済協力開発機構)もまた、PISA調査などを通じて、この能力を重視している。 (中略) 「異文化理解能力とは、おおよそ以下のようなイメージだろう。 異なる文化、異なる価値観を持った人に対しても、きちんと自分の主張を伝えることができる。文化的な背景の違

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    toronei 2020/05/08
    これに感化されるというのは、正直騙されやすい人としか思えないんだが……。で、やはりこれに対する批判が業界や身内から出ない限り、舞台演劇全部燃やされてもしゃあないと改めて思う。
  • 岡村隆史さんと矢部浩之さん。そして、「ホームでの過信」のこと。 - いつか電池がきれるまで

    www.oricon.co.jp togetter.com 個人的には、岡村さんが自暴自棄になって、ラジオ番組や芸能界を投げ出す、ということにならないでほしいな、と思っていました。 あの発言はひどすぎるけれども、僕は岡村さんのことが、かなりめんどくさい人みたいだというところも含めて、けっこう好きなので。 矢部さんの「公開説教」については、賛否両論(僕の印象としては、7対3くらいで「賛」が多いかな)なのですが、かなり厳しい言葉が並んでいたけれど、僕には歌舞伎の『勧進帳』の一場面のように聞こえていました。 岡村さんにとって最も近い存在で、岡村さんの病気休養のときにはナインティナインの存続のために尽くした矢部さんが、あえて、岡村さんを厳しい言葉で「説教」したのは、「ここで岡村さんを徹底的に責め、反省を促せるのは、その『コンビ愛』で知られている相方しかいない」という使命感があったのだと思います。と

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    toronei 2020/05/03
  • 糸井重里さんは、なぜ、「責めるな。じぶんのことをしろ。」と呟いたのか? - いつか電池がきれるまで

    わかったことがある。 新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。 ずっと、誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 責めるな。じぶんのことをしろ。 https://t.co/uLIz0k9cSd— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 糸井重里さんのこれらのtweetに対して、けっこう痛烈な批判(自分たちはこんなに苦しいのに、唯々諾々と政府の言うことを聞いていろ、というのか!というような)が集まっていたのです。 もちろん、糸井さんを擁護というか、賛同する声も少なからずあったわけですが。 togetter.com 僕は正直、「そんなに炎上するような発言なのだろうか、文脈的にも、『政府に逆らうな』なんて言っているわけでもないのに」と思っていたのです。 で

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    toronei 2020/04/21
    これ結構糸井さんの昨今の活動のポイントよね。>学生時代の「ことばが重くなり、命が軽くなっていく現場」での経験もあって、糸井さんは、これを呟いたのだな、と感慨深いものがありました。
  • 『ど根性ガエルの娘』を読んで、「家族の問題」を作品にすることの難しさを思う。 - いつか電池がきれるまで

    aoshimabooks.com 『ど根性ガエルの娘』、僕も読んでいたのですが、正直なところ、読むのに疲れてきました。 学生時代は、ハリウッドの量産型アクション映画をみて、「なんでこんなどれもこれも一緒にみえるエンターテインメント映画ばっかりつくられ、観られているのだろう? もっと人生の深みや陰を描いた重厚な作品がヒットすべきではないのか?」なんて思っていたんですよね。 しかしながら、僕も40代になってみると、その理由がわかってきたような気がします。 難病で死に向かっていくことや家族の複雑な問題というのは、「そのへんに煩わしいほど転がっているもの」であり、そんなものをわざわざ映画館で観て、暗い気分をフラッシュバックさせたくない、どうせだったら、映画館の、フィクションの中でくらい、日常ではありえない、ハッピーエンドの「冒険」に浸っていたい。 まあ、ハリウッドのエンターテインメント映画にも「家

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    toronei 2017/05/24
  • 「『本屋大賞』を獲れなかった」本当に面白い歴代候補作10冊を選んでみました。 - いつか電池がきれるまで

    先日、2017年の『屋大賞』が発表され、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が、直木賞との史上初の「二冠」に輝きました。 屋大賞も2017年で14回目となり、僕は第4回から、全部の候補作を読んでいるのですが(第3回は町田康さんの『告白』のみ未読)、大賞受賞作は大きな話題になるものの、それ以外の作品は、けっこう忘れられがちなんですよね。 そんな「『屋大賞』を獲れなかった作品たち(って言っても、これだけたくさんが出ているなか、候補になるだけでもすごいことなんですが)」のなかで、好きな作品を10作、ピックアップしてみました。中には、映画やドラマ化されていて、けっこう有名なものもあるのですが、個人的には、大賞受賞作に引けをとらないというか、こっちのほうが面白かった!というものもあります。 基的なルールとして、2017年4月に読んでも楽しめるもの、そして、ひとりの作家につき、ひとつの作品、ということ

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    toronei 2017/04/26
  • 「慰安婦像ツイート炎上事件」について、筒井康隆ファンのひとりとして思うこと - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com news.yahoo.co.jp 僕は高校生のときに『48億の妄想』を偶然手に取って以来、筒井康隆さんの大ファンであり続けています。 そもそも『48億の妄想』は、1965年に書かれたものであり、30年前の時点で、すでに20年くらい前の作品だったんですよね。 にもかかわらず、筒井作品には「いま、ここにある現在」が描かれていました。 差別とかエログロをあえて描く、という筒井作品は「潔癖な男子」だったはずの僕にはすごくインパクトがあったのです。 筒井さんが描く『悪』は「露悪的」であり、そこには「綺麗事で覆い隠されているもの」を面白おかしく引きずり出してやろう、という意思を感じていました。 ……というのは僕の「読者的きれいごと」であり、一種の「こわいものみたさ」とか「見世物小屋的な興味」のほうが大きかったのかもしれませんが。 ただ、筒井さんは、ずっと「露悪的エログロ作家

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    toronei 2017/04/08
  • 「出前の器は洗って返さない」という「非常識」な人たちの言い分 - いつか電池がきれるまで

    netallica.yahoo.co.jp 終わっちゃうんですね、『怒り新党』。 3月8日の放送のなかで、こんな「国民の声」が採りあげられていました。 私はアルバイトで宅配寿司の配達をしているのですが、桶を洗わずに返す人がとても多いのです。信じられません。 独り暮らしの学生とかならまだ理解もできますが、子どものいる家族でも平気でそのまま返してきます。しかもべ残しの材やゴミまでそのままです。 お二人(マツコさんと有吉さん)はちゃんと洗っていますか? 最近は使い捨ての容器の宅配も多いんですよね。 それはそれで、資源的にちょっともったいないかな、とも思うのですが、回収するのもなかなか大変らしいですね。店のほうも二度手間になるし。 これに対して、マツコさんも有吉さんも「もちろんちゃんと洗う」と仰っていました。 マツコさんは「洗わないどころか、汁がまだ残っているような器をそのままマンションの返却

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    toronei 2017/03/11
  • キングコング西野さんと「プログを炎上させるための3つの要件」 - いつか電池がきれるまで

    lineblog.me これを読みながら考えていたんですけど、結局のところ、 …ていうか、最初からビジネスの話だけをしていたら、もう少しご理解いただけのかもしれませんね。ごめんなさい。 ということなのかな、って。 いや、「だけ」じゃなくても「お金がない子どもでもネットで内容は読めるし、ネットでみて気に入った人は買ってくれればいいし」と書かれていれば、みんなそれなりに納得したんじゃないかなあ。 fujipon.hatenablog.com これまで、僕自身もいろんな人と揉めたり批判したりされたりもして、プチ炎上くらいはしてきましたし、炎上している人もたくさん見てきました。 ネットで炎上している人に多くみられるのが、 (1)自分の問題点を謝罪し、訂正することができない (2)後付けで「真意」を説明しようとする (3)誰かひとり(あるいは、特定の集団)を見せしめにして批判する ということなのです

    キングコング西野さんと「プログを炎上させるための3つの要件」 - いつか電池がきれるまで
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    toronei 2017/01/24
    この件は、この三つを最初から(誤用の意味での)確信犯でやったところがすごい(悪どい)という視点が抜けてる。
  • 僕は「新しいゲームが生まれない時代」を生きているのかもしれない - いつか電池がきれるまで

    いま、PS4で『ニューダンガンロンパV3』を熱心にやっているのですが、まあなんというか、素晴らしく面白いけれど、とても殺伐としたシーンが多いゲームでもあるんですよね。 PSVITAでやった『カオスチャイルド』というゲームも、すごくよくできた物語でのめり込んでしまったのですが、けっこうキツい残酷描写が目立っていました。 「面白い」のは確かなのだけれど、こんなに殺伐としたゲームがものすごく売れてしまうのって、なんだか不思議な気がします。 『シュタインズ・ゲート』をはじめてプレイしたとき「僕は楽しいけど、『2ちゃんねる』用語が平然と並んでいるようなテキストが延々と続くゲームが、こんなに売れているのか」と驚いたのを記憶しているのです。 僕は「テレビゲーム」をかれこれ35年くらいやっているのですけど、最近よく思うのが、「新しいジャンルのゲームって、しばらく見ていないなあ」ってことなんですよ。 その代

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    toronei 2017/01/15
    コメント、ブコメ、Twitterが新しいゲームの一覧になってるw
  • 「人生経験マウンティング」したがる人たちについての一考察 - いつか電池がきれるまで

    www.news-postseven.com news.biglobe.ne.jp この石田衣良さんの言葉を読んで、僕もなんだかすごく嫌な気分になったんですよね。 『君の名は。』が気に入らないのなら、作品を批判すればいいのに、なんで監督の人生経験を(勝手に想像して)揶揄するのだろう? でも、こういう手合いに、わざわざ新海誠監督が反応してしまっているのをみると、こういう「人生経験マウンティング」みたいなのは、やられたほうには、けっこう「効く」のも事実なんですよね。 少なくとも、僕はイヤだな、それが事実であろうがなかろうが。 記憶のなかに手を突っ込まれて、かき回されるだけで不快です。 そもそも、世の中の大部分の人は、一般的に「青春時代」と言われているような年代における自分の経験に、満足しているわけではないと思うし。 まあ、こういう「人生経験マウンティング」って、石田さんの「芸風」ではあるんです

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    toronei 2017/01/07
  • 「蘇る『無断リンク禁止!』の世界」の片隅で - いつか電池がきれるまで

    なぜか、ここに来て突然、「無断リンク禁止!」という懐かしい言葉をけっこう目にしています。 「無断リンク」についての議論なんて、もう10年前くらいに通り過ぎてきたつもりの僕としては、もうただひたすら「懐かしい」という感慨しか浮かんできません。 参考までに、10年以上前に書いた「無断リンク」についての記事を上げておきます。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 若いですね(とはいっても、10年前でもかなりのオッサンだったわけですが)。 この「無断リンク論争」の話になると、ekkenさんのことを思い出さずにはいられません。 風の噂で、亡くなられたと聞いておりますが、僕が「嫌だと表明している人にあえてリンクして叩くような行為は自粛するべきではないか」と言うと、「それはマナーの問題であり、マナーとルールを混同すべきではない」と諭される、という

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    toronei 2016/12/26
  • 『真田丸』最終回感想〜勝てなかった人たちの「守り神」としての真田信繁 - いつか電池がきれるまで

    www.nhk.or.jp ああ、ついに終わってしまった『真田丸』。 楽しみにしていたのと同時に、これでもう終わってしまうんだな、何かの間違いでドラマの中だけでも幸村(信繁)が勝つ、なんてことがあっても良いのではないか、と思いながら、オープニングテーマ無しのスタート。 観終えて、うーむ。素晴らしいドラマだったと思う。思うんだけど、この終わりに関しては、やや消化不良な感じではありました。 いちばん印象に残ったのは、家康を助けにきたときの星野源さん(徳川秀忠)のドヤ顔でしたよ、みくりさん。 僕はけっこう歴史好きで、このドラマがはじまって以来、真田家の歴史や大坂冬の陣、夏の陣などについてもけっこうを読んだり、検索したりしたのですが、この『真田丸』の最終回に関しては、三谷幸喜さんの「省略の美学」みたいなものが、うまく機能していなかったのではないかという気がするのです。 そういえば、最後の大泉洋さ

    『真田丸』最終回感想〜勝てなかった人たちの「守り神」としての真田信繁 - いつか電池がきれるまで
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    toronei 2016/12/19
  • 「某国営放送で、めちゃめちゃ怒られていた人」は、なぜ『はてな匿名ダイアリー』を選んだのか? - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp この匿名ダイアリー、誰が書いたんだろう? ……って、状況証拠(人か人に近い人しか知らないような情報が書かれている(当かどうかはわからないけど)と、これについている「はてなブックマーク」からすると、川上さん御人の可能性が高そうです。 僕もあの番組は観たのですけど、率直に言うと、「なんかめんどくさい人の『逆鱗』みたいなものに触れちゃって、川上さんも気の毒だな」って感じました。 宮崎駿という人は、「アニメーションをつくる天才」であって、別に人格者である必要はないわけで、そもそも「天才」ってそういうものなのだろうな、という気はします。 川上さんもまた「天才」であり、身も蓋もないことを言ったりやったりする人ですし。 このエントリを以前書きました。 fujipon.hatenablog.com ルソーさんって、当にひどい人ですよね。 ただ、ネットとかをやっ

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    toronei 2016/11/18
  • 「人間のゲーム」としての将棋の終焉 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com zuisho.hatenadiary.jp sirduke.hatenablog.com openblog.seesaa.net 下手の横好きではありますが、将棋ファンとしては、なんだかとても気になる話ではあります。 ただ、僕自身は関係者でもなければ、提示されている材料に決定的なものがあるわけでもないので、三浦さんが当にそんなことをしていたのかは「わからない」としか言いようがない。 そして、こういう件に関しては、「わからない」というのは「推定無罪」だと考えています。 そもそも、こういう疑惑が成立するというのは、プロ棋士にも「コンピュータのほうが人間よりも強い」という認識があればこそ、だということなんですよね。 ファミコンの『内藤九段将棋秘伝』(セタ)の時代であれば、コンピュータを参考にするなんて、時間のムダ、だったわけで。 『鍵のかかった部屋』(2012年)と

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    toronei 2016/10/17
  • 「マッチョ職業」と「自殺や過労死するくらいなら仕事辞めろ」 - いつか電池がきれるまで

    www.sankei.com togetter.com jnakagawa.blog.jp ああ、これはひどい、当にひどい話だ……と思いながら読みました。 それと同時に、僕も自分が新人時代のことを、思い出さずにはいられなかったのです。 以前、こんなエントリを書きました。 fujipon.hatenadiary.com 賛否両論、というか、どちらかというと否定的な反応が多くて、僕自身もオリンピック選手と比べるのはさすがに極端すぎたかな、と今では考えています。 ただ、今回過労死認定された方の勤務先が「電通」だったというのを知って、またいろんなことを考えてしまうのです。 「ワタミだろうが、電通だろうが、病院だろうが、ブラック企業ブラック企業だろ!」 それはそうなのかもしれないけれど、僕がこの女性に相談されたら……と想像すると、果たして彼女に「辞めたほうがいいよ」と言えただろうか。 学生のブラ

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    toronei 2016/10/12
  • 「何か反論ある?」と長谷川豊さんが仰っていたので、人工透析や医療保険について、お返事してみます。 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com この2016年9月21日のエントリに対して、長谷川豊さんから、こんなふうに言及していただきました。 blog.livedoor.jp 何か反論ある?fujiponさん。 fujiponさん、あなた…現役の医師なんでしょ?ネットをカタカタ叩いてあんな古いデータ持ち出してないで、ちゃんと最新のデータで論じましょう。それくらい出来るでしょうが。 私のコラムを読んで胸糞悪くなってる暇があったらもうちょっと現場で人に話を聞きな。絶対に私と同じこと言うから。汗をかけ、汗を。 なんだかご指名いただいたみたいなので、これを書いているのですが、率直なところ、「反論」っていうけど、長谷川さんがこのエントリで仰っていることへの僕なりの「答え」は、ほとんど冒頭の9月21日のエントリに書いてあると思うのだけど……読んでくれていないのだろうか?と困惑してしまいました。 と

    「何か反論ある?」と長谷川豊さんが仰っていたので、人工透析や医療保険について、お返事してみます。 - いつか電池がきれるまで
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    toronei 2016/09/23
  • 長谷川豊さんの「自業自得の人工透析患者」論と「自分はつねにアリの側である」と信じられる人 - いつか電池がきれるまで

    blogos.com ああ、また長谷川豊さんか……それにしても、BLOGOSはまた、扇情的なタイトルをつけるものだな……と思いながら読んだのですが…… blog.livedoor.jp 「公式ブログ」もこのタイトルなのかよ……ごめんBLOGOSさん、濡れ衣でした。 暴言とか露悪的な言葉=音、だと勘違いしてしまいがちなのですが、それにしても、この「ある医者」の個人的な見解を「多くの医者の意見」として拡散してしまう長谷川さんの思い込みの強さには驚かされます。 どこの世界にも、極論、暴論を吐きたがる人というのは存在していて、「みんなも当はそう思っているんだ」って言いたがる。 「ある報道人」が、「人がたくさん死ぬような大事件が起きてくれないと、視聴率が取れなくて商売上がったりなんですよね」って飲み会でクダをまいているのを「多くのメディア関係者は、こう考えている!」って伝えられたら、悲しくありま

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    toronei 2016/09/22
  • ブックオフを利用してるんだが、もうブックオフは限界かもしれない - いつか電池がきれるまで

    toyokeizai.net この記事が最近、けっこう話題になっていました。 こちらはこの記事へのブックマークコメント。 b.hatena.ne.jp ああ、嫌われてるなブックオフ、という感じです。 「ブックオフの現状」について考察した、こんなエントリもありました。 naruoe.hatenablog.com naruoe.hatenablog.com この「ブックオフに欲しいがない理由」も「ブックオフの買い取り価格について」も納得できる話なんですよね。 僕はそんなに熱心なブックオフの顧客じゃなくて、気が向いたら入ってみるくらいの付き合いです。 ブックオフのシステムに嫌悪感を示している作家や好きが多いというのも知っています。 僕が住んでいるような人口10万〜20万人くらいの地方都市には、そもそも「古屋」という選択肢がありませんし、実際に「を安く買える数少ない手段のひとつ」であった時

    ブックオフを利用してるんだが、もうブックオフは限界かもしれない - いつか電池がきれるまで
    toronei
    toronei 2016/09/05
    大手新古書チェーンって、ゲームやCDしか買わなくなってるなあ。そのゲームももう何年も買ってないし。