糸井重里さんは、なぜ、「責めるな。じぶんのことをしろ。」と呟いたのか？ - いつか電池がきれるまで

わかったことがある。 新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。 ずっと、誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 責めるな。じぶんのことをしろ。 https://t.co/uLIz0k9cSd— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 糸井重里さんのこれらのtweetに対して、けっこう痛烈な批判（自分たちはこんなに苦しいのに、唯々諾々と政府の言うことを聞いていろ、というのか！というような）が集まっていたのです。 もちろん、糸井さんを擁護というか、賛同する声も少なからずあったわけですが。 togetter.com 僕は正直、「そんなに炎上するような発言なのだろうか、文脈的にも、『政府に逆らうな』なんて言っているわけでもないのに」と思っていたのです。 で

[ericca_u]

学生運動のときの経験があることを差っ引いても批判するに値すると言っていた人も私の見ていた範囲では結構いたから、「なんでみんな背景を考えないんだろう～」というのは他者の考える力を低く見ているなと思う。

[maninthemiddle]

糸井重里ともあろう人が、その言葉が今の時流の中でどういう意味で受け取られるか分かって無いなんてことがあるかな

[hedgehogx]

だから他者を責めたくなるほどの境遇に追い込まれた自分自身の言葉を紡ぎだす必要があるんだよ。責めるなではなく、じぶんのことをしろでもなく、自分から見える景色を語れ。思想信条でも理想でもなく自分の現実を。

[toronei]

これ結構糸井さんの昨今の活動のポイントよね。＞学生時代の「ことばが重くなり、命が軽くなっていく現場」での経験もあって、糸井さんは、これを呟いたのだな、と感慨深いものがありました。

[x4090x]

最近やたら「文脈！文脈！」と喧しいわりには、あえて明言しない含意や社会的、文化的文脈などレトリックを読み込まないケースもしばしば。ヒトがドロドロとした本音をつねに公言するわけでもない。

[yaneshin]

“「追いつめられているときだからこそ、強い言葉を疑い、自分をしっかり保っておかないと危ない」と言っているのです。”

[maicou]

かつて梅田望夫が同じことを言って炎上したとき、私は「本当なら"〜しろ"じゃなくて"〜する"と自分自身に言いたいのだろう」と分析した。これも似たような感情なのだろう。

[quick_past]

なんでそんな忖度しまくった、良いこと探しを強いるんだ？こちらからしたら、言葉で仕事してきた側がそんな言葉を不用意に扱う事自体が、受け入れがたいんですよ。この人が活躍した80年代の悪夢が蘇ったようでさ。

[ken530000]

普段安倍政権の忖度政治を批判している人たちが、一個人のつぶやきを勝手にあれこれ忖度して政治的メッセージとして受け取って騒いでた、って印象。

[splaut]

単体だけならエピソードを基にした重要な観点(物事の俯瞰だけでなく情報の更新、追加という意味でも他界隈の観測も行った方がいいと思う)で有っても根拠で紐づけるとなると"その可能性もある"としか言いようが無い。

[xufeiknm]

思い当たる人たちが一斉に反発して、ヘルメットタオル角材装備して糸井くんに襲いかかったのは本当に失笑ものでした。とあるブログなど金融研究会サークルだと思ったらセクトだったでござるみたいな

[norinorisan42]

みんなイライラしてるよね、とだけ/客観性がないので、今の怒りが正しい怒りか、そうでないかもわからなくなってる人はいると思うよ

[frothmouth]

🤔　なるほど、そういう意味だったのか／「便所の落書きをしている暇があったら、自分の命を守れ」って意味だと思ってた

[grdgs]

なるほど糸井にとっては「苦しい。不安だ。助けて」ってのが強い言葉ということか。まさに批判なき政治。

[fnoithunder]

今の世の中、すっかり「言葉」が軽くなってしまったのは、実態以上に「命」が重く扱われるようになったからなのかな、などと逆のことを考えました。糸井さんの言葉にも重みがないし