日本語の読み仮名を取得したいと思ったことはないだろうか? 例えば、ファイル名を五十音順に並べたいような場合だ。デスクトップ用のユニバーサルWindowsプラットフォーム用のアプリ(以降、UWPアプリ)では、それが簡単に実現できるのだ。本稿では、「形態素解析」(後述)のAPIを使って日本語の読み仮名を取得する方法を解説する。なお、本稿のサンプルは「Windows Store app samples:MetroTips #118」からダウンロードできる。 事前準備 Windows 10デスクトップ用のUWPアプリを開発するには、以下の開発環境が必要である。本稿では、無償のVisual Studio Community 2015(およびVisual Studio Tools for Universal Windows Appsバージョン1.1)を使っている。 Windows 10*1 Visua