今まで自衛隊は正面装備(戦闘機とか戦車とか軍艦)とかを揃えるのに金をかけすぎて補給とか設備とかの後方を疎かにしすぎていると言うのが軍事研究関係の論文で多く見る見解で、 実際地方の駐屯地とか地方隊とかの建物がボロボロだったりするという報道がたまにあり、 そういう流れの中で、設備や「使える」個人装備を揃えるための裏金作りなどといった「小さな不祥事」が頻発していたと言うのが実状のようですが、流石に今回の事件が発覚して防衛庁も財務省も目が覚めたと思いたいですね。 自衛隊の最大の脅威は外国軍ではなく恒常的な後方軽視に有るという皮肉めいた見方がずっとありましたが、それが図らずも間違いではなかったのではないかと。 装備の調達については、確かに国際政治に於ける戦略としての観点から技術維持や生産力の確保と言う必要性はありますが、しかし価格の高さの裏には不明瞭な業者などの決定プロセスとか使途不明金の流れとか政