インターネット上で提供されているUSENの動画配信サービス「GyaO」を、を家庭用テレビで楽しむために発売された端末が「ギャオプラス」だ。約1カ月間に渡って実際に使用した印象をレポートする。 ■ サービス開始から2年を経て登場したSTB 2005年4月に広告モデルを採用した無料の動画配信サービスとして「GyaO」が開始されてから、約2年が経過した。当初は手探りの状態で始めたサービスも、今や登録者数が1,200万を超え(2007年1月時点)、一般にも広く知られる存在にまで成長している。 本コラムでも以前にGyaOのインタビューを行なったが、そのときにもプラットフォームの拡大が話題に上がっていた。GyaOがテレビ放送のようなサービスになるには、当時からPC以外のプラットフォーム、特に家庭用テレビでの視聴がカギと言われていた。 GyaOのサービス自体は、すでにMedia Centerへの提供が開