タグ

ブックマーク / www.itmedia.co.jp (9)

  • その「¥」表示、本当に日本円? ネット通販で価格が20倍になるトラブル 国民生活センターが注意喚起

    国民生活センターは4月19日、ネット通販サイトにおける「¥」表記について注意喚起する声明を発表した。一部のネット通販サイトの利用者から「『¥』表示を見て申し込んだら、日円(JPY)ではなく、中国人民元(CNY)で決済され、約20倍の価格で購入したことになっていた」という相談が複数寄せられているという。 ¥は日円の通貨記号として使われ「円記号」と呼ばれている一方、中国人民元の通貨記号にも使われている。19日時点でのレートは、1元=19.56円。 国民生活センターが問題を指摘しているのは「Calli-Calli」という通販サイト。同センターがサイト内の表示を確認したところ、申し込みが完了するまでの画面では、¥表示が中国人民元であるとの表記は見られなかったという。サイトは日語で作られているため、日円と誤認する可能性があると指摘している。 国民生活センターには「画像共有SNSで広告を見て通

    その「¥」表示、本当に日本円? ネット通販で価格が20倍になるトラブル 国民生活センターが注意喚起
  • 「不正アクセス」の司法判断とは――ACCS裁判

    コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の個人情報流出事件で、不正アクセス禁止法違反で起訴された元京都大学研究員に3月25日、懲役8カ月、執行猶予3年(求刑・懲役8カ月)の判決が言い渡された(関連記事参照)。 判決などによると、元研究員は、ACCSのWebサイト上にある入力フォームのCGIプログラムに脆弱性を発見。これを利用して個人情報のログファイルを引き出した上、2003年11月に行われたセキュリティイベント「A.D. 2003」のプレゼンテーションでその手法を公開し、個人情報の一部をイベント参加者がダウンロードできる状態に置いた。 事実については弁護側・検察側とも同意しており、公判では、研究員の手法が、同法でいう不正アクセスにあたるかどうかが争点となった(関連記事参照)。 元研究員は、「CGIにはアクセス制御機能がなく、不正アクセスにはあたらない。イベントで脆弱性を公開したのは、

    「不正アクセス」の司法判断とは――ACCS裁判
  • 入力中の個人情報が“送信ボタンを押す前に”収集されている問題 約10万のWebサイトを調査

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 ベルギーのKU Leuven、オランダのRadboud University、スイスのUniversity of Lausanneによる研究チームが発表した「Leaky Forms: A Study of Email and Password Exfiltration Before Form Submission」は、まだ送信していないのにもかかわらず、オンラインフォームで入力した個人情報(今回は電子メールアドレスとパスワード)が打ち込んだだけで収集されている問題を調査した論文だ。 サインインやサービスへの登録、ニュースレターの購読など、さまざまな理由でオンラインフォームに個人情報を入力す

    入力中の個人情報が“送信ボタンを押す前に”収集されている問題 約10万のWebサイトを調査
  • タップやフリックなどのシステム操作音のフリー素材、電通が公開 商用利用も可能

    同社は「近年、スマートスピーカーやワイヤレスイヤフォンの普及により、ユーザーの操作時にシステムがどのように反応するかデザインする『インタラクション・デザイン』 における『音』の重要性が増している」と経緯を説明。UX開発者がより気軽に、UIを設計できるよう、無償公開を決めたという。 同社は今後も継続的に、新しい音源を追加していくとしている。 関連記事 まるでレトロゲーム 粗いドット絵画像の素材サイト、元任天堂のデザイナーが公開 無料で商用利用も可能 デザイン会社のNASUは、粗いドット絵の画像素材をダウンロードできるWebサイト「DOTOWN」(ドッタウン)を公開した。べ物や乗り物、人物、動物、建物、植物、季節イベント系などの約700点の画像を無料でダウンロード可能で、商用利用もできる。 パワポの図形1万3000個でできたアイドルグループ、フリー素材デビュー サントリーが配布 サントリー

    タップやフリックなどのシステム操作音のフリー素材、電通が公開 商用利用も可能
  • セガ、150ページ超の社内向け数学資料を無償公開 「3DCGの技術的基礎に」

    セガは6月15日、社内勉強会で使った線形代数の教材を、公式ブログで無償公開した。ページ数は150以上。ゲーム開発に必要な3DCG技術的基礎となる知識を学び直すために使ったものという。 2020年に行った社内勉強会向け教材の一部をPDF形式で公開。全8部構成で、ベクトルや行列、3次元での回転を計算するときに使う「クォータニオン」について教える。ただし簡潔に分かりやすく学べるよう編集したため、用語の定義が一般的なものと異なる場合があるとしている。 ゲーム制作では、キャラや背景を3次元で回転させたり、ゲームエンジンそのものを作ったりするときに線形代数を使うという。セガは教材について「興味のある方は参考にしてほしい。“大人の学び直し”をしてみたい方はぜひ」としている。 関連記事 任天堂がSwitch向けにプログラミング学習ソフト 作ったゲームの共有機能も 任天堂が、Nintendo Switch

    セガ、150ページ超の社内向け数学資料を無償公開 「3DCGの技術的基礎に」
  • 遠隔合奏のために、音質、低遅延に全振りしたいと思います ヤマハ「SYNCROOM」始動、開発の狙いを聞いた

    数十キロから数百キロ離れた遠隔地のプレイヤー同士で、同じ部屋にいるかのような音楽セッションができる。ヤマハが6月29日に正式スタートした低遅延遠隔合奏サービス「SYNCROOM」はそんな夢のような技術だ。だがこの技術自体は既に10年の稼働実績を持つ。 コロナ禍で身動きが取れない中、ミュージシャンにとっての救世主とも言えるSYNCROOMはどんな意図で生まれたのか、何ができるのか、基になったサービス、NETDUETTOとはどう違うのか。10数年前から開発を進めてきた原貴洋さんをはじめとする、SYNCROOMチームのみなさんに疑問を全てぶつけてみた。 ヤマハの出席者は次の通り(所属名は6月29日現在): 原貴洋さん 電子楽器事業部電子楽器開発部音源プラットフォームグループ 主事 野口真生さん マーケティング統括部UX戦略部CE企画グループ リーダー 北原英里香さん マーケティング統括部UX戦略

    遠隔合奏のために、音質、低遅延に全振りしたいと思います ヤマハ「SYNCROOM」始動、開発の狙いを聞いた
  • 「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」

    「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第21回)(1/2 ページ) これまでは「NOOBS」というツールを使って、ラズパイにさまざまなOSをインストールしてきましたが、2020年3月に「Raspberry Pi Imager」という新しいツールが公開され、今後はこれを使ってOSをインストールすることが推奨されるようになりました。今回はこのRaspberry Pi Imagerについて解説します。 インストール時にOSを指定する これまで使っていたNOOBSでは、ラズパイにmicroSDメモリカードを差して起動した後に、OSを指定してインストールしてきました。新しいRaspberry Pi Imagerでは、microSDメモリカードへの書き込み時にOSを指定してインストールすることに

    「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」
  • ソニー、独自マーカーレスAR技術を一般向けに提供「SmartAR SDK」

    ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは1月28日、独自の「3D空間認識技術」「物体認識技術」を統合したAR(拡張現実)エンジンを利用できるソフトウェア開発キット「SmartAR SDK」を発売した。これまでソニーグループを中心に活用してきたSDKを一般に提供する。 従来のAR技術で必要とされていた特定のパターン画像ではなく、物体そのものを認識し、トリガーとする「マーカーレスAR」や、独自開発の高速画像処理エンジンにより、認識した画像にタイムラグなく追従する「高速追従性」が特徴だ。 カメラが捉えている空間の3次元構造を認識することで、落下したボールが床で跳ねる、手のひらの上でキャラクターが踊る――などの動きもリアルに表現する。 Android、iOS、UnityWindows向けに提供し、スマートフォンだけでなくPC用アプリも開発できる。大型ディスプレイを使ったデジタルサイネージ用

    ソニー、独自マーカーレスAR技術を一般向けに提供「SmartAR SDK」
  • 圧縮アルゴリズム「LZO」に脆弱性、20年前から存在

    高速性を特徴とする圧縮アルゴリズム「LZO」に脆弱性が見つかり、問題を修正した更新版の「LZO 2.07」が6月25日にリリースされた。 LZOはオーストリアのMarkus Oberhumer氏が20年前に開発した圧縮アルゴリズムで、Linuxや一部のAndroid携帯などのほか、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「キュリオシティ」にも採用されている。セキュリティ企業Lab Mouse Securityによると、この脆弱性は、1994年から繰り返し再利用され続けてきたコードに存在していたという。 Oberhumer氏が6月25日にWebサイトに掲載した情報によれば、今回見つかった脆弱性では、細工を施した圧縮データの処理に際してバッファオーバーランを引き起こし、整数オーバーフロー状態に陥る恐れがある。 ただ、影響を受けるのは32ビットのシステムのみで、16メビバイト(MiB)という異常に膨

    圧縮アルゴリズム「LZO」に脆弱性、20年前から存在
  • 1