©写真AC 国土交通省は10月7日、ハイブリッドカーと電気自動車に「車両接近通報音」を発生させる装置(AVAS)の取り付けを義務付けると発表した。新型車は2018年から、継続生産車は2020年からの適用。 なお装置には、オン・オフ機能をつけてはいけないとする。 画像をもっと見る ■静かすぎて危ない? ©写真AC 低公害でNOx排出のほか騒音も抑えることができるハイブリッドカーや電気自動車などの次世代自動車。いずれも電気で走行中の騒音は小さく、タイヤが回転し道路を転がることで発生する「ロードノイズ」や、車体と空気の流れによって発生する「風切り音」がほとんどだ。 これらは速度に比例するため、低速走行時はほとんど走行音がない。住宅街などをゆっくり走るケースでは、歩行者が自動車の接近を認識しづらく問題視されてきた。 関連記事:新車の4台に1台「アイドリングストップ車」に デメリットも ■「静けさ」