今回はアナログプレーヤー選びから実際のセッティング、アームなどの調整、そして音出しまでを流れにそって解説しましょう。 まずどのタイプのプレーヤーを買うかです。以前であれば単体のトーンアームが沢山ありましたから、好きなターンテーブルと組みあわせられたのですが、高級モデルを除くと現在はほとんどがトーンアームが最初から付いてくるタイプ。つまり専用アームが大半です。その中にもシェルの付け替えができる「ユニバーサル型」と、トーンアームの先にシェルまでついている「シェル一体型」と呼ばれるふたつのタイプがあることに注意しましょう。これによって、音の入口であるカートリッジが簡単に付け替えられるのか、難しいのかが決まるからです。 ■プレーヤーはしっかりした床に水平に設置する! プレーヤーを購入して、まず最初に行わないといけないのが正しい設置です。土台のしっかりとしたラックなどにきちんと置く、それも完全に水平